2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧
昭和16年(1941)12月、社町役場から「入営応召(帰還)者ノ歓送(迎)等ニ関スル要領」が出されています。この文書は「自昭和十七年一月至昭和十九年拾月 常会協議事項綴 社部落常会長」に閉じられています。出征兵士の歓送、帰還兵の歓迎について…
加東市社と山国を結ぶ旧道は圃場整備等でずいぶん変わってしまったそうですが、市街地から下川を渡って、山国の熊野神社に至る坂道は源ヶ坂と呼ばれています。字名も源ヶ坂だそうです。 源ヶ坂の由来は、源平合戦で有名な一の谷の合戦の前哨戦であった三草山…
加東市藤田の県道西脇三田線沿を東に向かって走っていると、木梨神社の鳥居を過ぎ、しばらくして左手に小高い丘がせり出しているところがあります。春には桜がまぶしく、夏にはグランドでゲートボールや盆踊りが開かれます。この辺り一帯に岩が露出している…
1月9日、加東市東実から東古瀬へと車を走らせていると、知人が田に出て作業をしていました。立ち話をしているうち、すぐそばのグラウンド(社第一グラウンド)の北東の隅に聳えている石造物に気がひかれました。 どこかで見たこの石造物。上部に鏡のような…
加東四国霊場のうち、加東市福田地区の古瀬(東、中、西)の霊場を紹介してきましたが、もう一つ西古瀬の大日堂を紹介しましょう。 西古瀬の集落の西端辺りに大日堂があります。加東四国第四十六番霊場で、同じ西古瀬の毘沙門堂(第四十五番)から、この大日…
加東市東古瀬の集落の東端に近いところに八坂神社と地蔵堂があります。 1月3日、その地蔵堂の隣の公民館では東古瀬の新年初総会が開かれていました。一方、地蔵堂では当番の引き継ぎが行われているところで、堂内に安置されている地蔵菩薩像を拝することが…
加東四国八十八ヶ所霊場の四十七番は中古瀬(加東市中古瀬)の薬師堂です。国道175号のすぐ西側、旧道沿いに堂があります。説明板が立てられていたので読んでみると、加東市指定文化財(昭和56年5月22日指定)、木造増長天立像と仏像群と記してあり…
加東市西古瀬の大歳神社の北に毘沙門堂があります。その入口左手に4本の石柱が立てられており、そこに彫られた文字を読んでみると、加東四国霊場の道標であることが分かりました。 1本には「右 第四拾五番 左 第四拾六番 霊場貳丁」「大正拾参年三月建立 …
加東市西古瀬のほぼ中心に大歳神社があります。石の鳥居には文化14年(1817)の年号が彫られていました。今から190年余り前に建てられた古いものです。境内には愛宕宮や川下宮、地主宮、秋葉宮などの小宮さんが祀られています。その中に、伊勢神宮…
1月2日、氏神様である佐保神社(加東市社)に家族揃って初詣に行きました。元旦の賑わいとはちがい、境内は数組の家族連れがお参りをしているだけで、穏やかな雰囲気に包まれていました。 まず本殿に、そして境内にある小宮の御大神宮さんに参拝しました。…
平成20年の大晦日、そして新年21年への年越しは社(加東市社)の持寶院から佐保神社へという順路でお参りをしました。 持寶院の山門で除夜の鐘を撞き、本堂でぜんざいの御接待を受けます。そして大師堂にまわり、日本一の木造大師様に一年間のお礼をして…
旧国道175号の加東市松尾の信号から西へ、田中地区へ向かう道を走っていると集落に入るすこし前に分かれ道があります。そこには電柱が立っているのですが水路との間に、電柱にもたれ掛かるように一本の道標がありました(写真)。 車をおりて表面を見てみ…
新年明けましておめでとうございます。 天気予報では雪が降るかもしれないということでしたが、初日もまぶしい、輝かしい平成21年の幕開けとなりました。今年が元旦の今朝の天気のように明るく見通しのよい年であってほしいと願いながら、朝から車を走らせ…