ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

昭和30年頃-風呂屋の煙突が見える風景

この写真は、昭和30年頃の写真です。撮影場所は、現在の加東市社の田町通りから社小学校に通じる学校道に少し入った所だと思われます。4人の子どもが写っていますが、刀のおもちゃを持ってチャンバラ遊びでもしていたところでしょうか。大きな子も小さな…

昭和30年頃-八志路幼稚園が風景にあった頃

この写真にある風景は、今ではまったく見ることができません。正面奥に写っている建物は八志路幼稚園の園舎です。その手前には田圃があります。そして、道路、その手前に二人の幼児が遊んでいます。 この一枚の写真は、昭和30年頃に撮影されたものです。今…

昭和32年-鴨川小学校の二宮尊徳像建立記念

この写真には、昭和32年10月15日の書き込みがあります。半世紀余り前の写真です。木造校舎の前の二宮尊徳像の前で記念写真ですが、神主さんの姿があるので、竣工式か何かの記念でしょうか。 二宮尊徳像が光っています。ひょっとしてと思い、以前この歴…

昭和50年頃の社銀座通り

現在、加東市社の銀座通りはアスファルトの張り替え工事が行われていますが、この写真は、昭和50年頃の銀座通りの写真です。 右手前には、懐かしい社警察署の庁舎が写っています。昭和のはじめに建てられたもので、威風堂々とした雰囲気がありました。現在…

昭和40年代前半-佐保神社でピラミッド

昨日に続いて、ボーイスカウトの写真をもう一枚紹介します。 この写真は佐保神社の境内で写したものです。当時、ボーイスカウトの集会は佐保神社の境内で行うことが多かったと記憶しています。写真は、昭和40年代前半の頃のものだと思うのですが、今から約…

昭和40年頃-社でボーイスカウトの行進

この写真は昭和40年(1965)頃のものだと思いますが、ボーイスカウトの行進のようすを写したものです。 場所は、元の社町役場前(現在の加東市社、消防会館)の辺り、関西電力社営業所の東に当たるところで、後ろに神田学園の建物、そして、行進を見守…

もう一枚-秋の光満ちる播磨中央公園

県立播磨中央公園のこどもの川に秋の光が満ちていました。昨日に続いて、秋の播磨中央公園の写真をもう一枚紹介します。

錦秋-播磨中央公園

21日(日)、北はりま絆プロジェクトのイベントで県立播磨中央公園を訪れました。五峰山麓に広がる公園一帯は今まさに紅葉が鮮やかに光っていました。 子どもの水辺の水面に光る秋の透明な空と紅葉。開園記念にうれしの大学の皆さんによって刻まれた巨大な…

錦秋の佐保神社門前

加東市社の佐保神社の門前を車で通ることが多いのですが、秋になると、まずケヤキの葉が真っ先に色づきはじめます。国道372号のケヤキ並木も今年は色合いが美しく感じます。そして、銀杏が色づくとまさに錦秋の言葉通り、秋の透明な空気の中で、紅や黄色…

消防署の大ムク

先日、加東市上中の加東消防署で市内の事業所や防火クラブの皆さんが参加して自衛消防大会が開かれました。天気はよかったのですが、少し風が冷たく感じる日で、秋の透明な日に周囲の木々の紅葉が一層鮮やかさを増していました。 消防署の訓練場には訓練棟や…

社町時代の絵葉書-高室池

社町時代の絵葉書をもう一枚紹介します。天と地に広がる美しい青。その間には緑の山が広がる広々とした風景。写っているのは加東市上三草、三草山の山麓の南にある高室池です。その池畔に、昭和45年に設立された社モーターボート会館の施設があります。5…

社町の絵葉書-ぶどうと栗

社町時代の絵葉書をもう一枚紹介します。 観光果樹園のぶどうと栗。解説には次の通り書かれています。 〈兵庫県・社町〉YASHIRO-HYOGO 四季の味覚、くり・ぶどうの観光農園もさかんである。 小林果樹園・下三草ぶどう園・西山くり園・牧野ぶど…

佐保神社境内の小宮

この写真は、加東市社の佐保神社の境内で撮影したものです。昭和50年前後の頃のものだと思います。 境内の西側には、一列に小宮が並んでいます。この歴史ブログでも何度も紹介してきた御大神宮さんは、左から3番目にありますが、榊の木で祠がよく見えませ…

社町の絵葉書-清水寺

社町時代の絵葉書を2枚紹介してきましたが、3枚目は清水寺の絵葉書です。山中の数ある建物のうち、根本中堂が絵葉書に選ばれています。 根本中堂は、推古天皇勅願所として推古35年(627)創建と伝えられていますが、現在ある建物は、大正2年の全山大…

社町の絵葉書-赤穂義士の墓碑

昨日は社町の絵葉書-佐保神社の秋祭りを紹介しましたが、今日は絵葉書のうち、「赤穂義士の墓碑」を紹介します。絵葉書には下記の紹介が印刷されてます。 (兵庫県・社町)YASHIRO-HYOGO 家原浅野藩の祈願所であった観音寺境内にある赤穂義士…

佐保神社秋祭りの絵葉書

写真は、社町を紹介する絵葉書の1枚、佐保神社秋祭りの勇壮な屋台練りのようすです。写っているのは左が上中、右が上組の屋台です。拝殿前で練り合う2台の屋台、境内はそれを見る人でいっぱいです。 屋台の飾り付けや担ぎ手の法被、服装などは今とずいぶん…

昭和30年-合併祝賀で義士扮装

昭和30年(1955)4月1日、昭和の大合併で社町が誕生しました。もう半世紀以上前のことになってしまいましたが、私が生まれて1年半の頃でした。 祝賀式やパレードなど盛大に新町発足を祝う行事が行われたということは当時の新聞記事などで知ったこと…

大正5年-社町大恐慌

神戸又新日報(こうべゆうしんにっぽう)大正5年3月22日付に社町にあった米穀取引所の解散を伝える記事が掲載されており、見出しには「社町大恐慌」とその影響の大きさが伝えられています。 米穀取引所は今の加東市社の田町(たまち)にあったもので、多…

大正2年-播鐵開通を祝う広告に懐かしい店の名が

大正2年(1913)、播州鐵道(現在のJR加古川線)の国包西脇間が開通しました。これに関する当時の新聞記事はこれまでにも紹介してきましたが、今日は大阪朝日新聞神戸附録に掲載されている開通記念広告を紹介します。 大正2年8月10日付に、「播州…

明治45年-社で東播電気開業

神戸新聞の明治45年(1912)4月6日付の経済欄に加東に関係する記事が掲載されていました。見出しは「東播電気開業式」とあり、明治の末になって、ようやく当地にも電気事業が普及することになったことがわかります。記事は次の通りです。 ●東播電気…

続-大正2年播鉄(播州鉄道開通)記事より

昨日のブログで、神戸又新日報(こうべゆうしんにっぽう)大正2年8月10日付(1913)の「●播鐵線開通」記事に掲載された新線沿道の名所旧蹟の紹介記事のうち、滝野町(現加東市の旧滝野長域)に関する部分を紹介します。 瀧野駅 瀧野村の内上瀧野村に…

大正2年-播鉄(播州鉄道開通)記事より

神戸又新日報(こうべゆうしんにっぽう)大正2年8月10日付(1913)に、「●播鐵線開通▽本日より國包以北の運転開始」と題した記事が掲載されています。 高瀬舟による加古川舟運にかわって播磨内陸部と瀬戸内を結ぶ大動脈が動き始めたのです。今から約…

大正12年-又新に報じられた加東郡

神戸又新日報(こうべゆうしんにっぽう)の大正12年9月4日付(1923)に加東郡(今の加東市と小野市域)に関する記事がいくつか掲載されています。今から約90年前のことですが、当時、ふるさとに生起していたことが分かります。●が見出し、※はその…