ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

酒米の王様ー山田錦と藤川禎次

兵庫県教育委員会が作成し、県下の小中学校の全児童生徒に配布している兵庫版道徳副読本の小学校3・4年用「心きらめく」に「ここは山田錦のふるさと-藤川禎次-」という題材があります。 山田錦はいうまでもなく酒米の王様とよばれる酒米ですが、なかでも…

社上組屋台の水引幕-迫力の龍

この写真は加東市社の上組太鼓屋台の水引幕に描かれた龍です。今月13日の本宮で下向して倉に収める前に広げられたものを間近で撮影しました。 青年時代に太鼓にかかわるようになって以来、40年近く毎年見ている龍ですが、こうして近くで見ると迫力があり…

佐保神社門前から見える関電タワー

朝のウォーキングで佐保神社に参拝しますが、参道を歩いて門前に近づいたところで視界に中に社のランドマークの関電タワーの先端が視界に入っていることに気づきました。 瑞神門の高い屋根のそり、大石灯籠の屋根(笠)の上の剣先、社務所や倉の屋根がつくる…

沢部のコスモスまつり

27日(日)、加東市沢部ではコスモスまつりが行われました。国道175号からもピンクや白に彩られたコスモス畑が一面に広がっている光景が見えます。 心配された台風や雨の影響も受けず、まぶしい秋の日差しに光るコスモスの花を楽しむことができました。…

朝の善龍院

写真は加東市社の市街地にある善龍院の庚申堂と本堂です。善龍院の由来は、10世紀中ごろ、藤原敏行が霊夢によって彫った青面金剛を弁恵僧都が背負ってこの地に持ち来たって寺院を建立したと伝えられています。 庚申堂にはこの青面金剛大明王、すなわち庚申…

雨上がりの朝、学校道を渡るカタツムリ

雨上がりの朝、学校道を歩いていると、濡れたアスファルトの道を横断している小さな生き物に遭遇しました。もう一時間もすれば社小学校へ登校する子供達の元気な声が聞こえるこの道、学校道です。だれも通らない早朝、急いで?横断する小さなカタツムリ。思…

雨の朝の若宮神社

加東市社の佐保神社から持寶院へ通じる道に若宮神社があります。 若宮神社は佐保神社の末社で、佐保神社の祭神の天児屋根命(あめのこやねのみこと)の子、天押雲命(あめのおしくものみこと)、孫の天種子命(あめのたねこのみこと)が祀られています。 ほ…

佐保神社-早暁の大ケヤキと月

朝歩いていると、秋の深まりを感じますが、季節の変化に敏感に反応するのは木々の葉です。桜の葉が黄色やだいだい色に色づいて落ち始め、ケヤキの葉が茶色に変わり、風に舞って枝が裸になっていきます。 佐保神社(加東市社)には樹齢数百年といわれる大ケヤ…

コスモス畑と上組屋台

佐保神社秋祭りの屋台シリーズをもう一つ紹介します。この写真は12日(土)宵宮の屋台巡行のときのものです。日が傾く頃、社小学校から学校道を南に向かって巡行する上組屋台をコスモス畑から撮りました。上組屋台の倉の近くの畑で、地元の元小学校長の先…

宮入りし拝殿正面に据えられた上組屋台

今年の佐保神社秋祭りシリーズでもう一枚。上組屋台が勇壮な宮入りを披露し、「さっしのせえ」で屋台を差し上げ、拝殿正面に屋台を据えます。担ぎ手は一斉に拝殿を駆け上がり、神主さんのお払いを受けます。この瞬間が宮入をやり終えた、という達成感に満た…

社のランドマーク関電タワー

秋の早朝、ウォーキングで社の市街地をぐるりと回るコースを歩きます。佐保神社から持寶院へ抜ける道で若宮神社を過ぎると新池の堰堤にでます。 視界が開け、東の空に社のランドマークである関西電力社営業所の鉄塔が見えます。無風の朝、鏡のような池面にタ…

宮入りを待つ屋台-佐保神社秋祭り

13日(日)の佐保神社秋祭り本宮の太鼓屋台を紹介してきていますが、宮入の順番を待つ時の興奮も独特のものです。2台の神輿、新町、上中、上組、下組の順番に宮入りを行いますが、瑞神門前の参道で順番を待つ間に緊張感と興奮が高まってきます。 宮入りの…

佐保神社秋祭り-上組屋台の宮入り

13日(日)の佐保神社秋祭り本宮から早や1週間が経とうとしています。今日紹介する写真は上組屋台の宮入り場面です。新町、上中の屋台に続いて社の上組屋台が伊勢音頭を唄いながら勇壮な宮入を披露します。境内に入り、拝殿正面につけるまでの数分間、上…

みなと銀行前で練る上組屋台

昨日に続いて、13日(日)の佐保神社秋祭り本宮の一こまを紹介します。朝から社の市街地を巡行する上組屋台は、昼前に銀座街に入り、みなと銀行社支店前で伊勢音頭で試し練りを行いました。みなと銀行社支店は元社警察署跡にあたります。毎年、ここまでは…

大師殿前を巡行する上組屋台

13日(日)の佐保神社秋祭り本宮では、午前中、社の市街を屋台が巡行します。上組の屋台は9時に蔵から出て、市街地の北部をドン、デン、ドンと太鼓を響かせ、ゆっくりと巡行していきます。線上げ用の竹の棒を持った若い衆が先回りをしながら障害となる電…

佐保神社秋祭りで大門獅子舞奉納

13日(日)は佐保神社(加東市社)の秋祭り本宮。境内では勇壮な太鼓屋台の宮入や剣道大会とともに氏子2地区(上田、大門)の獅子舞が奉納されました。 12日の宵宮の夜、大門地区では宵宮芸能大会が地区のグラウンドで開催されました。その様子はこのブ…

季節を間違えた?!桜開花

祭り明けの14日(月)朝、疲労感が残るなか、いつものウォーキングに出かけました。一気に冷え込んだ朝の空気の中を歩いていると、いつもの畑でご夫婦が作業をしておられました。また、池では水面から湯気がたっています。冷えている証拠です。 少しコース…

佐保神社秋祭り-勇壮な太鼓屋台勢揃い

13日(日)、佐保神社(加東市社)では秋祭りの本宮を迎え、境内は多くの参拝、見物者で賑わいました。空は青く高く、秋の光に包まれて、4台の屋台の飾りが一層まぶしく輝いていました。佐保神社の秋祭りには氏子村のうち、新町、上中、社の上組、下組の…

大門地区獅子舞-谷渡りの舞

12日(土)夜、加東市大門地区では地区グラウンドの特設会場で芸能大会が開催されました。31回目を迎える地域の祭りで、獅子舞が披露されました。今年は途絶えていた獅子舞を復活させて30周年を迎えるということで盛大に開催されました。 夜空に高く組…

佐保神社秋祭り上組太鼓前夜祭

12,13日は佐保神社(加東市社)の秋祭りの宵宮、本宮です。これに先だって、11日の夜、恒例の上組の太鼓屋台保存会の前夜祭が行われました。上組(かみぐみ)とは、社地区には上、下の二つの太鼓屋台があり、その上組の太鼓の倉で、飾り付けが完了し…

貝原から見た日の出

10月6日(日)、早起会に出席したあと、雄大な日の出を拝することができました。 加東市野村から貝原へと車を走らせ、国道372号に出ると、東南の空に輝く朝日が昇っていました。刈り取りが終わった田圃が広々と続くその向こうに遠く三草山をはじめ中国…

山田錦の里を屋台巡行-牧野

6日(日)、加東市牧野では住吉神社の秋祭りが行われ、朝から太鼓屋台が地区内を巡行しました。牧野地区は酒米の王様、山田錦の種子栽培指定地で、黄金色に輝く山田錦の田圃が一面に広がっています。 数十軒の地区ですが、太鼓屋台を維持して伝統の祭りを継…

上鴨川住吉神社で中世さながらに神事舞

5日夜、加東市上鴨川の住吉神社では秋祭の宵宮の行事が行われました。毎年10月4、5日にわたり祭礼が行われてきましたが、今は10月の第一土日に行われています。 5日は宵宮。境内では、長床での儀式、神巡り、拝殿での神主、祢宜の舞などの神事が次々…

大芋神社の獅子舞の奉納 ②

昨日紹介した、加東市上田の大芋神社秋祭の獅子舞奉納の写真です。上は最後の演目の国姓爺。中段は小学1年生の段ボール獅子。下は拝殿前の舞台。手前の注連縄は相撲場の結界です。

上田の大芋神社の獅子舞奉納

6日(日)、午前7時30分から加東市上田の大芋神社では伝統の獅子舞の奉納が行われました。 大芋神社の祭では、断絶していた獅子舞の奉納を青年(消防団)有志によって復活させ、さらに次世代に継承させるべく子どもにも広げて練習を重ね、演目も増やして…

今日も夕日が美しい

4日(金)の夕方、事務所から外へ出てみると、西の空が真っ赤に燃えていました。ここしばらくの間、本当に雨が降らず爽やかな秋の好天が続いていましたが、明日は雨の予報が出ています。多くの地区で秋祭りの宵宮行事や幼稚園、保育園の運動会が計画されて…

建設中の加東市新庁舎

加東市社の嬉野台地の西端に近い現市役所社庁舎の北側で新庁舎の建設が進んでいます。オリンピア道路をはさんで6階建のJAみのりの本部ビルがあり、これまで遠くからも嬉野のランドマークとして望むことができましたが、その隣にもう一つ新らたなマークが…

やしろ商店街に加東伝の助の旗が か・か・か・か・・・

秋らしく成ってきましたが、加東市社のやしろ商店街の街灯に濃いオレンジ色の小旗が着けられています。描かれているのは加東市のマスコット、加東伝の助くんでした。市のイベントなどでに出演したり、さまざまなグッズや商品にあしらわれています。 先日開催…

嬉野台地から三草山がくっきりと

10月1日(火)、夕日が西の台地に傾きかけた頃、ちょうど通りかかった嬉野台地から三草山がくっきりと見えました。台地の田圃も刈り取りが始まっています。車を止めて三草山を撮りました。一日中屋内に居るので雄大な自然の景色を眺めていると、心が広が…

荘厳な夜明け-やしろ中央公園から

9月30日(月)、日の出前に朝のウォーキングで、やしろ中央公園の中にある金屋谷池の堤から荘厳な夜明け、日の出を拝むことができました。 東の空の遠く低く地平線の近くにかかる雲がオレンジ色に輝き、その上には明るい青の空が、そしてその上にかかる雲…