ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

伝統を守る-秋津百石踊り西戸保存会

4月29日(水)、加東市秋津の住吉神社で伝統の秋津百石踊りが奉納されました。 百石踊りの奉納に先だって、午前10時から大喜多宮司さん、氏子村代表、西戸踊り保存会の皆さんが神事に臨みました。本殿の東の一角、本殿内、そして境内の伊勢神宮遙拝所を…

大型連休の見所-5月1日、加古川川開きと鮎解禁

大型連休の間、加東市はさまざまな催しが予定されています。第一弾は昨日のブログで紹介した秋津住吉神社で奉納される百石踊り。400年の伝統をもつ雨乞い踊りです。 そして、5月1日は加古川の川開き。全国で一番早く鮎漁が解禁されることで有名です。加…

29日は伝統の雨乞い-秋津百石踊りを見に来て

明日4月29日(水)は「昭和の日」です。この日、加東市秋津の住吉神社境内で、この地に古くから伝わる雨乞い踊りの百石踊が奉納されます。 秋津百石踊は、「旱魃の時には住吉神社の神前で踊って雨乞いをせよ」という神功皇后の言葉があったと伝えられてい…

早朝の忠魂碑-明治館前広場

短かった桜が散ると、あっという間に新緑がまぶしい季節に衣替え。自然の生命力の勢いを実感する季節です。 静寂に包まれた早朝の社の市街を南端にある明治館(旧加東郡公会堂)前広場の忠魂碑まで歩きます。ちょうど昇る朝日に忠魂碑と両側の英霊の尊名を刻…

新緑に映える白亜の加東市新庁舎

新緑がまぶしい土曜日の午後、やしろ公民館に用事で行くことがあり、加東市の旧庁舎跡に整備された新しい駐車場に車を止めました。 広々とした駐車場で、正面にはメモリアル公園と白亜の新庁舎がまぶしく光っていました。沈降式の庭園の中央には噴水がありま…

早朝の田町通り-三草山に朝日が昇る

早朝、5時30分過ぎ、朝日が昇る頃に田町通り(加東市社)を歩いていると、東西に延びる通りの東の方に三草山の山並み、山頂がまぶしい光の中に望めました。 写真ではよく見えませんが、通りの向こうの屋根の間に三草山の山頂が顔をのぞかせています。東京…

新緑の大けやきとアオサギ-佐保神社

佐保神社(加東市社)の大けやきは新緑に包まれつつあります。23日、朝日に照らされて空高く張った枝の先まで新緑がまぶしく光っていました。 その大けやきに営巣するアオサギがギャオギャオを鳴きながら旋回してとまりました。まだ芽吹き前の巣とアオサギ…

三草山登山案内板

やっと青空が広がり、新緑がまぶしく光っています。加東市の野山はいま生命の息吹が充満しています。おいしい空気と目にしみいる新緑。これを無料で楽しめるのはまさに贅沢そのものです。 新緑がまぶしいのはすぐ近くの野山です。なかでも三草山は登山道や麓…

兵庫教育大学と八重桜

21日(火)、昼前に兵庫教育大学(加東市下久米)に立ち寄りました。昨日のラジオ放送(NHK)で、同大学附属図書館内の教育文化資料コーナーで音読教育の展示が行われていることを取り上げていたので見学しました。 今、大学の図書館がよく話題になりま…

大けやきの新緑とアオサギの巣-佐保神社

雨の日が続いてうっとおしい気分になりそうです。そこで、16日(木)の佐保神社の大けやきの写真を見て気分を広げていただければと思います。 16日には、佐保神社境内で湯祭が行われ湯立神事を初めて見ることができました。青空が広がり気分も爽快な一日…

社分団詰所、器具庫の面影伝える

朝のウォーキングでまだ人通りのない加東市社の商店街を歩いていると、銀座街にシャッターが下りた大きな車庫があります。 元の社区公民館(現在は作業所として使用されている)の一角にあるのですが、この建物は社町消防団社分団の詰所、器具庫だった建物で…

路地に春の光-今は人通りもなく

今年の春は雨が多く、晴れて日差しがあると嬉しくなります。桜があっと言う間に散ると、新緑が広がりました。水をたっぷり吸って草も勢いよく伸びてきました。 家の東の路地の草を惹きました。朝の30分ほどの時間の作業です。これを3日ほど続けてきれいに…

昭和池の水がサイフォンで三草川の谷を渡る

11日(土)に行われた県民交流広場事業、三草ふれあい広場の第6回ワクワク探検で昭和池を見学しました。やしろ国際学習塾から旧道(京街道)を歩いて行く途中、磨崖仏などを見学しましたが、その磨崖仏のそばを昭和池から西の三草川の流れる谷を渡って、…

佐保神社湯祭で湯立神事

4月16日(木)、雨が続いた4月前半でしたが、久しぶりに空は晴れ、明るい春の日が差しました。佐保神社(加東市社)の境内には八重桜も満開に近く、空の青と濃い桃色が日に映えていました。 今日は、佐保神社の湯祭の日。冬が終わり、春を迎えて農作業も…

昭和池築造工事犠牲者を慰霊-堰堤下の慰霊塔

11日(土)に行われた県民交流広場、三草ふれあい広場主催の第6回ワクワク探検で訪れた昭和池の紹介をもう一つ。堰堤下の駐車場脇に工事で亡くなった人の慰霊碑が建てられています(写真上)。 台座の上の自然石の石碑の正面には「慰霊塔」の文字が刻まれ…

やしろ鴨川の郷の桜

12日(日)、加東市上鴨川のやしろ鴨川の郷で花まつりが行われました。 今年の春は雨が多く、桜を楽しむ日も少なかったように思います。鴨川の郷の桜は背後の山の緑に映えてその美しさは群を抜いています。毎年楽しみにしているのですが、今年は一週間ほど…

昭和池-県下最大級の土堰堤をもつため池の景観

昨日に続いて、11日(土)に訪れた昭和池について紹介します。 加東市のシンボルであり、源平合戦の古戦場の山として親しまれている三草山(標高429m)の山麓に築かれた昭和池。大正13年(1924)の大干ばつをきっかけにして、三草山の山麓、カラ…

慰霊塔そばのベンチマーク-昭和池

11日(土)に県民交流広場、三草ふれあい広場主催のワクワク探検で昭和池の堰堤を見学に行きました。堰堤下の新しく整備された駐車場で説明会が行われましたが、駐車場のそばには、築堤工事で亡くなった人の慰霊塔があります。その台石のそばに低い石柱が…

西国巡礼の旧道に肥後国天草の行き倒れ者の墓

11日(土)、県民交流広場の三草ふれあい広場が主催するワクワク探検に参加しました。今回は昭和池の見学が主でしたが、出発点のやしろ国際学習塾から池まで旧道を歩きました。この道は都と播磨を結ぶ京街道で西国三十三番霊場の巡礼の道でもありました。…

27年春入学式の日の丸

今年の入学式は、桜がピークを過ぎて記念撮影には残念な春でした。今年も小、中、高の入学式に出席しましたが、どの学校も厳粛な中にも新入生を迎える温かい雰囲気に包まれた式でした。私は元教員だったので、毎年入学式を経験してきました。議員となってか…

桜堤と新宮神社

加東市の市木は桜。今年の桜は満開を充分楽しむ間もなく散ってしまいましたが、千鳥川の桜堤の枝垂れ桜は今が盛りとピンク色の小さな花をつけています。 この桜堤のたもとに梶原の新宮神社があります。久しぶりに神社にお参りしました。 平成22年の1月3…

東条川桜堤の案内板を見にいきました

8日付の神戸新聞、北播版に東条川桜堤の案内板が設置されたという記事が掲載されました。東条を車で走っている時、ふと記事を思い出し、東条公民館に寄ってみました。 駐車場の入口近くにありました。想像していたより小さめでしたが、全長6キロに及び西日…

春の雪かと-社の若宮神社の花道

朝のウォーキングは、社のパワースポットコースを巡ります。市街地南端の明治館の広場の忠魂碑、そして佐保神社、北へ向かって、新池から持寶院大師堂へ。その新池の堤の手前に若宮神社があります。 若宮神社は佐保神社の末社とされ、佐保神社の祭神の天児屋…

釣り針の町東条-橋と桜

4日(土)、神戸からの帰り道で県道神戸加東線の大畑から薮に抜け、吉井に出る道路を走りました。生憎の曇り空でしたが、東条川の堤に咲き誇る満開の桜を楽しむ家族連れやカメラを下げた人がグリーンロードを散策している姿が見られました。東条川の桜は西…

天神三叉路に立つ堂々たる道標

加東市天神は京街道と大坂街道の分岐点として、古くから多くの人々が往来し宿場町として栄えました。市街を車で走っていると、木造の旧上東条村役場の建物がある天神の信号の三叉路の東に立派な道標が立っています(写真)。高さ(約170センチメートル)…

加東の桜-生憎の曇り空

4日(土)は生憎の曇り空。昨日3日は雨、明日からも雨が続くという天気予報で、今日を盛りに咲き誇る市内各所の桜を楽しむ人の姿が見られました。 朝のウォーキングで佐保神社、大師殿の桜を、神戸からの帰りに東条川の桜堤の桜を楽しむことができました。…

ひっそりと春爛漫-お堂の桜、庭のチューリップ

2日(木)、1日の雨とはうってかわって晴れ上がりました。青空を背景に満開に近い桜がまぶしく光っています。 庭の柿の木の根元には枯れ葉や草、生ゴミなどを積み上げていますが、その中にチューリップが一輪咲きました。球根が草や土に混じっていたもので…

昭和池サイフォンの歴史を伝える貴重な水管と吐口構造物

1日(水)、市内の県道西脇三田線を車で走っているとき、ふと、昭和池から嬉野台地に水を送っていた昭和池サイフォンの吐口が霧雨に煙るなか、遠くに見えました。いつもならそのまま通り過ぎるのですが、ふと、ハンドルを切って田圃の中の道路へ入り、吐口…

千鳥川桜堤公園の枝垂れ桜と日の出

31日(火)の早朝、加東市の桜の名所の一つ、千鳥川の桜堤公園を歩きました。ちょうど日の出に遭遇し、咲き始めた枝垂れ桜を朝日が照らしました。 堤は草が刈られ、これから本番の枝垂れ桜を楽しみに訪れる人々を迎える準備ができていました。