ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ふるさと意識の醸成-淡路学読本

30日(水)、県議会産業労働常任委員会の管内調査で淡路県民局を訪れました。県民局での事務調査の中で、若者へのふるさと意識の醸成のための取り組みの説明があり、島内の高校を卒業して島を離れる3年生に「淡路学読本」のダイジェスト版を配布し、学習…

社高校2学期開始に自転車安全教室

29日(火)、早朝から北朝鮮のミサイル発射、Jアラート警報、政府の対処やミサイル情報がテレビなどで刻々流されました。緊張の一日でしたが、そんな中、県立社高校では一足早く2学期がスタートしました。 学校では、全校生徒を対象にした自転車交通安全…

穂が出ました

28日(月)、夕方、帰宅前に田圃に行ってみました。26日の朝、田圃に水を入れて出張に出ましたが、その時はまだ出穂は見られませんでした。今日は一斉に穂がすくっと立って出ていました。風もなく、静かにまっすぐに出た穂。いつもの年より田植えが予定…

夏の空-雲と光がつくる夏色

25日(金)、姫路からの帰り道、中国自動車道加西SAに降り立ったとき、西の空高く、不思議な色が雨雲の中にぽっかりと出ていた。空にあいた大きな穴の中に青空と明るく光る丸い雲。多くの人が空を見上げてカメラを向けていました。 その夕方、西の空には…

姫路城と書写山円教寺

25日(金)、外国からのお客さんを世界遺産の姫路城、西国三十三ヶ所霊場の二十七番書写山円教寺に案内しました。イギリスで心理学や哲学を研究している若い大学院生で、出身はイタリア。24日から我が家に泊まっています。 姫路城には多くの外国人観光客…

佐賀平野のクリークとドローン

23日(水)と24日(木)の両日、自民党県議団の調査で佐賀県と長崎県を訪れました。佐賀県の農業試験研究センターでは、ドローンを使った圃場の見回りなどのデモ飛行を見学しました。広い圃場を指示された通りに飛行しながら、鮮明な映像を送り続けるド…

朝の街のとんがり屋根

朝、まだ動き出す前の街を歩いていると、普段何気なく見ている景色の中に、ふと心がとまることがあります。それは、公園の中の小径であったり、商店街のゲートであったり、何でもないカーブというか道路の曲がり具合であったりします。 今日は街の中の屋根の…

秋を感じる

残暑がきびしいなかにも秋の気配を感じる頃になりました。神戸への往復では早や稲の穂が出ている田圃を見ます。 わが家の庭では虫の音も聞こえるようになりましたが、ぶどうが色づき始めました。このぶどうは植えたものではなく、野生のぶどうですが毎年実を…

夏の空

夏も終わりの気配が感じられます。夜、虫の音が聞こえてくるようになりました。18日の午後、雨雲接近の知らせで外に出てみると、北側から大きな雲が空を覆い始めまていました。そのあと、一時でしたが激しい雨が降りました。嬉野台地にある兵庫教育大学の…

墓地の枯草に身を隠すこの鳥は

墓地の草むら、枯れて茶色になった草の中に動くものが。立ち止まってよく見てみると、ハトより少し小さい体の鳥がいました。 ちょこちょこと歩きながら、地面をつついていました。近寄ってカメラを向けても動じない様子でした。枯れ草と羽の色、模様が似てい…

山国観音堂の広場で新盆供養の盆踊りと花火

18日(金)、早朝の大雨、夕方の雨。加東市山国地区の盆踊りの開催を案じていましたが、夜には雨も上がって予定通り行われました。 山国地区は加東市の中央部の標高約100メートルの台地上にあり、観音堂は整備された道路に面したグラウンドの中央にあり…

夏の終わりの気配-ホイツクと秋の虫

庭で鳴くセミの声は相変わらず賑やかですが、今年はアブラゼミが多かったように思います。クマゼミが木の幹に群がって鳴いているというのが通例でしたが、今年は茶色のアブラゼミがとってかわっています。その中に、時折りホイツク(ツクツクボウシ)を見る…

黒谷で伝統の柱祭り-ヤマが燃えあがる

16日(水)、加東市内では各地区で盆踊りが行われました。東条ダムの麓、黒谷地区では若宮八幡神社の境内で盆踊りが行われ、地区の老若男女、他地域からの参加者などで踊りの輪ができました。 夜10時、。伝統の神事、柱祭りが始まりました。「柱祭り」と…

終戦の日-慰霊と供養

15日(火)、今日は72回目の終戦の日。朝、加東市社の明治館(元加東郡公会堂)前広場にある忠魂碑に参拝しました。この忠魂碑は旧社町(現在の社小学校校区域)は大正15年(1926)に建てられ、明治以降の郷土から出征し戦士した兵士の尊名が刻ま…

市内各地区で盆踊りの輪-先祖供養と住民交流

14日(月)、昨日に続いて市内各地区で夏まつりが開かれ、お盆の供養と住民の親睦交流が行われました。 6時30分過ぎ、多井田地区のグラウンドにはすでに多くの人が集まり、消防団や女性部、中学生の皆さんが開く夜店に列をつくっていました。やきそばは…

ふるさとの夏まつりー薮地区・貞守地区で

13日(日)の夜、加東市東条地域の2地区で夏まつりが行われました。薮地区では、涼しい風がグラウンドに組まれたやぐらの竹を揺らし、うちわも忘れるほどでした。17回目を数える盆踊りは中止になったのは1回だけと、地区役員さん。東条地域はじめ、交…

昭和7年のお盆-佐保神社で馬鹿音頭

昭和7年(1932)の父の日記の8月15日の頁を読んでみました。当時、父は23歳。社市場に住み込みで働いていました。また、青年団として活躍していたようです。 お盆の8月15日はどう過ごしていたのだろうと、頁を開いて読んでみると、佐保神社での…

昭和7年の上組太鼓-父の日記より

昭和7年(1932)、父は23歳。10月16日の日記には、佐保神社の秋祭りに繰り出した上組の太鼓屋台のことが書かれていました。 会社は休み。朝五時過ぎ迠雨が降つてゐたが止んで好天気になつた。午前七時起床。そのまま太鼓の倉庫に行つた儘午后四時…

せみの楽園-早やほいつくが・・・

10日(木)の朝、庭の木の幹や枝にせみがとまって早くも鳴いていました。今年は例年になくあぶらぜみが多いように思います。8時頃が最盛期。庭全体が波打つようにワシャワシャと振動するように鳴き盛り、飛び回ります。せみの抜け殻や這い出た穴がそこら…

「殉国英霊芳名録」

先日の神戸新聞北播版に加東市立社中央図書館(加東市社)で戦争を知るための図書展が開かれているという記事が出ていました。 8月15日の「終戦の日」や広島、長崎への原爆投下の日に合わせて、こうした取り組みが行われているものですが、図書の中に、藤…

ハスの花が終わりました

台風5号の接近を前にして、わが家のハスの花も終わりました。 大きな葉が風に揺れる中、花びらを散らしたあとには、ハスの実だけが残っています。一輪だけ咲いた白い八重の花。今は鉢の水に浮いています。

郷土産業を隆盛に導いた人々②-地域毎の先覚者・功労者

兵庫県が昭和27年に顕彰した「郷土産業の先覚者・功労者」を前回に引き続き紹介します。 12人の先覚者・功労者とともに地域毎の先覚者・功労者19名が挙げられています。先日紹介した、「播州針」の元祖・職祖と呼ばれる小寺彦兵衛翁も功労者の一人とし…

郷土産業を隆盛に導いた人々-兵庫県の先覚者、功労者

先日、「播州針」の元祖、小寺彦兵衛翁について、昭和27年に兵庫県(総務部地方課)が作成した冊子の関係部分のコピーをもとに紹介しました。 その冊子を議会図書室で調べてもらったところ、所蔵されていることがわかり、手にすることができました。 表紙…

わが家のハスが咲きました-白の八重

3日(木)、出張先にわが家のハスが咲いたという知らせと写真が送られてきました。2日の朝はつぼみが開きかけたところで家を出たので、その続きを見ることができませんでした。 白の八重、大輪です。去年は咲かなかったのですが、今年は見事な花を咲かせて…

郷土産業振興の先覚者を顕彰-昭和27年兵庫県

今年の5月29日、兵庫県釣針協同組合の総会で、土肥芳郎相談役が出席者に配布された資料が手元にあります。 表紙には、「郷土産業を隆盛に導いた人々」、「兵庫縣」とあります。序文には、「国力発展の基盤となり、民族興亡の基礎となる郷土産業振興の先覚…

加東四国八十八ヶ所霊場祈りの里-県政資料Ⅳ集に

この歴史ブログに投稿してきた記事の中から、加東四国八十八ヶ所霊場に関するものを抜粋し、「加東四国霊場祈りの里」としてまとめ、県政資料「ふるさと加東の歴史再発見シリーズⅣ」集に掲載しました。 八十八ヶ所霊場のうち、加東市域の霊場を紹介していま…