ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

昭和56年の鴨川ダムと水路橋

今日紹介する写真は、36年前の昭和56年(1981)に撮影した鴨川ダムの堰堤と谷を水路橋で渡る幹線水路です。今、東条川疏水ネットワーク博物館としてこれらの疏水施設が地域の貴重な宝として注目されています。 当時、開校して間もない兵庫教育大学附…

今朝も電柱の上で朝日を浴びるスズメ

毎朝の登校見守りに立っている場所は、自宅のすぐ近く、関西電力の社営業所の東、通称「学校道」の交差点ですが、高い電柱がたっています。その電柱の上は鳥たちの絶好の日光浴場所になっています。今朝(27日)はスズメがチュンチュンと鳴き声を発しなが…

東条川疏水-36年ぶりの景色

2枚の写真は同じ場所です。東条川疏水の幹線水路で、嬉野台地の東南端の安政池から小野市へと向かう水路(イ)と、嬉野台地から山国へと向かう水路(ロ)の分かれる地点です。ともに谷を渡るためにこの先はサイフォンへになっています。小野市域へ向かうサ…

早朝の下川(しもかわ)でハクセキレイ

25日(土)、日が昇った頃、加東市社の市街地の南を流れる下川(しもかわ)辺りを歩いていると、ハクセキレイが川の中を歩いているのを見つけました。浚渫されて、水の流れがよく見えます。ちょこちょこと歩いては止まり、またすぐに歩き回っていました。 …

東条川疏水の秋景色

昨日に続いて、東条川疏水の秋景色を紹介します。昨日行われた東条川疏水ボート探検では、子供達が東条川疏水をゴムボートに乗って約800メートルではありますが、流れに乗って下るという初めての体験が行われました。鴨川ダムから延びる嬉野の幹線水路を…

東条川疏水ボート探検-安政池の湖畔で

23日(木)、東条川疏水をゴムボートに乗って探検するという初めての企画が行われました。東条川疏水は、鴨川ダム(東条ダム)や昭和池を水源にして、加東、小野、三木のため池や水田に水を送っている用水路網をさしますが、鴨川ダムから幹線水路が水路橋…

五峰山から湧いてくる朝の雲遠望

22日(火)の早朝、加東市社の中央公園、金屋谷池の堤に立って、南東の空に今まさに日の出を迎えようとしていました。翻って北の方角には播磨高野の五峰山、光明寺から東に向かって雲が流れ出している光景が望めました。 日の出と朝雲。自然の営みの雄大さ…

播州清水寺-秘仏と大刀、紅葉、明石海峡大橋

21日(火)、加東ライオンズクラブの例会が播州清水寺(加東市平木)で行われました。例会に先だって、根本中堂で公開中の秘仏十一面観世音菩薩を拝観しました。今月はじめの法要で一度拝観しましたが、今日はクラブメンバーの清水谷住職直々の解説もあり…

半跏像の河高地蔵さん

先日の河高の歴史を巡るウォークで、地域の人から地蔵さんと呼ばれている地蔵堂を見学しました。3体の地蔵像が祀られているのですが、その真ん中の地蔵さんは、半跏のポーズで、右手を右の頬にあてて、立てた右足の膝に肘をおいておられます。左手は台座か…

加古川を跨ぐ水管橋の景色

加東市河高、加古川右岸の高台にある滝野総合運動公園からの眺めは、眼下に加古川の流れ、その向こうには播磨平野が広がり、六甲の山並みまで遠望できます。 公園を訪れる度にその広々とした景色を眺めます。眼下の加古川を跨ぐように銀色に輝く橋が見えます…

地区の歴史を巡るウォーク-加東市河高地区で

18日(土)、加東市河高地区で、第1回歴史巡りウォークが行われました。生憎の小雨の中でしたが、地区の人を中心に30人ほどの人が参加して、神社やお堂、遺跡などを巡り、専門家の解説を聞きながら地区の歴史を学びました。 私も途中参加させてもらい、…

夜明けの門-山氏神社

朝、静かな加東市社の市街を歩いていると、ちょうど朝日が昇る頃に山氏神社(やまうじ)への参道にさしかかりました。足を止めて拝礼をし、頭を上げると、参道の奧の神社入り口の大木の幹が大きく曲がって、門というかアーチのようになって見えました。 山氏…

朝の光の中の五峰山とスズメ

16日(木)、朝日が昇るなか、社の市街地を歩いていると、社小学校への学校道から北の方向に五峰山光明寺の山塊が大きく望めました。近くの善龍院辺りからも坂道の向こうに五峰山が望めます。 登校見守りに立つ頃には朝日が市街地の建物を照らします。鳥た…

秋深まる社高校-メタセコイヤと懸垂幕

15日(水)の午後4時頃、県立社高校に寄りました。創立100周年記念で建てられた県立高女時代を髣髴とさせるクラシックな門を入ると、部活動中の生徒が次々と挨拶をしてくれました。「何部?」とたずねると「ソフト部です」と元気な声で答えが返ってき…

日本六古窯-立杭の丹波登窯を訪れて

14日(火)、加東市の隣の篠山市今田町立杭にある兵庫陶芸美術館を訪れました。これは県議会の文化振興議員連盟の現地調査の一環として訪れたものですが、ちょうど特別企画展の「今右衛門の色鍋島」展が開かれており、その見事な色合いの作品を鑑賞するこ…

雲上の播磨高野-五峰山光明寺

13日(月)の早朝、ウォーキングで加東市社の中央公園金屋谷池の堤に上ると、北西の方角、五峰山光明寺の山頂と連なる峰々がたなびく雲の上に出ていました。それはまるで雲海に浮かぶ島々のように見え、幻想的な風景でした。 12日の朝は加古川の流れにそ…

朝の静寂-金屋谷池、佐保の大欅

12日(日)の早朝、日の出前に家を出て社中央公園へと歩き始めました。金屋谷池の堤まで来ると、池面はまるで鏡のようにまだ明けぬ空と堤の木々を映していました。まさに朝の静寂そのものでした。 振り返って西の方を見ると、遠く加古川の流れの上に一本の…

病院の窓の灯り

10日(金)の日没後、午後5時30分頃。加東市上中から社に向かって、千鳥川の堤を歩いていると、対岸の加東市民病院の建物と各部屋に灯った明るい灯りが見えました。 千鳥川は加古川に流れ込む支流で加東市を東から西に向かって流れています。小学生の頃…

蔵の町-川越の町並

8日(水)、県議会の産業労働常任委員会の調査で埼玉県川越市を訪れました。平日でしたが、多くの観光客が訪れていました。 重要伝統的建造物群保存地区を中心に独特の重厚な蔵造りの建物が並び、歴史的景観を楽しむことができます。蔵といっても、倉庫では…

東条の朝、谷間に霧も出て

6日(月)、朝7時前に加東市大畑の東条CCの東条コースに行きました。第8回ふじもと百男ゴルフコンペが開催され、その受付準備のためでした。県道神戸加東線の山国から小野市小田へと向かう道中、真っ赤な朝日が昇る光景を見て、さらに高台にあるクラブ…

夜の満月と早朝の月

4日(土)の夜、ベランダに出てみると、東隣の倉庫の屋根に明るい満月が出ていました。白く光って、まばゆいくらいです。カメラを固定して撮りましたが、明るすぎて白くなってしまいます(20:20)。 5日(日)の早朝、さあ歩くぞ、と玄関に出ると、西…

この鳥は?

わが家の庭には野鳥がやってきます。柿やぶどうを食べにくるのですが、先日来、写真の鳥がやってきては、枝から枝を飛び回り、独特の短い鳴き声で鳴いています。 スズメよりほんの少し大きく、細長の体型で尾が長いのです。これがモズかなとも思ったりしたの…

播州清水寺で御本尊御開帳法要

3日(金)、穏やかな秋晴れの下、加東市平木の播州清水寺では、根本中堂御本尊十一面観世音菩薩の御開帳法要が営まれました。 この菩薩像は開基の法道仙人が一刻三礼で彫ったと伝えられるもので、秘仏として30年に一度開帳されてきました。 根本中堂に入…

秋の深まり感じる朝の社中央公園

2日(木)の早朝、まだ霧がかかっている社中央公園を歩きました。色づいた桜の葉は芝生に落ち始め、秋の深まりを感じました。 社中央公園は社の中心街の東に位置し、金屋谷池を取り囲むように、ステラパーク、中央図書館があり周回できるようになっています…

県立社高校の夕景

31日(水)の夕方、兵庫県立社高等学校にふらっと寄ってみました。広い校内のあちらこちらから部活動の声、音が聞こえてきます。 グラウンドが見渡せる場所で、西の地平線に沈もうとする夕日を見ていました。青野原台地のその向こうにふたこぶらくだの背中…

秋の光充満ーナンキンハゼとサフラン

31日(火)、秋晴れとなり、日中は明るい光が充満していました。庭を眺めていると、地面に近いところに薄紫色がちらっと目に入りました。思わず「クロッカスや」とつぶやきながら出て近寄ってみると、一つ、二つと花が咲いていました。あとで、妻に教える…