ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

百度石に曼珠沙華ー佐保神社

29日(日)の朝、佐保神社に参拝しました。瑞神門を入ると正面に舞殿、拝殿、本殿が一直線に並んでいます。その舞殿の前に大きな百度石が立っています。ふと見ると、百度石の上に赤いものが。彼岸花でした。誰が置いたのか、百度参りの石の代わりだろうか…

昔歩いた法連寺横の路地に咲く曼珠沙華

ようやく彼岸花曼珠沙華が満開のようです。27日の朝、加東市社の市街を歩いていると田町筋から法連寺の脇の路地に真っ赤な彼岸花が咲いていました。この路地は、中学生の頃、嬉野にある社中学校への私の「通学路」でありました。法連寺から、道池、中三昧…

届いた秋の実り-馬瀬の栗

事務所に秋の実りが届きました。加東市馬瀬の金川さんが毎年庭になったいが栗を持ってきて下さいます。副議長をしていた3年前には、副議長室の入口に置いて、秋の雰囲気で来訪者を迎えました。 割れたいがの中につやのある茶色の栗の実が詰まっているのを眺…

庭で見つけたアゲハ蝶

先日はこのブログで蛾の幼虫を紹介しました、今日は我が家と知人の庭で見つけたアゲハ蝶を紹介します。 まず、家の東の路地を歩いていると、ヒイラギナンテンの先にアゲハ蝶が止まって羽を広げているのを見つけました。持っていたカメラでパチリ。調べてみる…

畦にも路地にも彼岸花

彼岸の頃に間違わずに咲くのが彼岸花。今年は少し遅れて咲いているような気もしますが、田圃の畦や路地にその真っ赤な花が目を引きます。 すくっと伸びた緑の茎の林の上に真っ赤な派手なドレスといった感じです。黄色に色づき始めた稲穂をバックに、或いは色…

佐保神社秋祭りに向けて-社上組太鼓屋台倉で飾り付けや太鼓練習

24日(火)夜、加東市社の上組太鼓倉では、佐保神社の秋祭りに向けた太鼓練習や飾り付けが行われていました。 今年は10月13日が本宮、12日が宵宮となっています。若鯱会のメンバーが倉の中で屋台の飾り付けを行い、倉の前では、子どもが一人ずつ練習…

23日秋分の日の朝雲ー台風17号一過

23日(月)は彼岸の中日。秋分の日。夜が明ける頃には強風も治まり、空が明るくなりました。外に出てみると、東の空に日の出前で、朝日に照らされて茜色に光る雲が現れました。手前には飛ぶようにながれる雲、そして南西にが青空も見えました。 しばらく時…

播州音頭踊保存会の研究発表大会-伝統文化の保存継承

22日(日)午後、滝野文化会館(加東市下滝野)で、播州音頭踊保存連合会の第26回研究発表会が行われました。加東市、三木市、加西市から5団体が参加し、それぞれ音頭、踊りを披露しました。 演目は、「天野屋利兵衛」(社播州音頭踊保存会)、「佐渡情…

18日の夕景-たなびく茜雲

加東市のほぼ中央に広がる嬉野台地の西端、社中央公園の金屋谷池の堤から見る夕日は、雄大です。西方には、眼下に社市街、その向こうには、加古川の河岸段丘の低位の平地が広がり、さらに向こうには青野原台地の地平線が続いています。 夕日が沈んだあと、そ…

空一面にうろこ雲

20日(金)の朝、午前7時少し前、空一面にうろこ雲が広がっていました。少し前に外に出た時にはなかったので、その雄大さにしばらく見とれてしまいました。 まさに空級の巨大な魚が東から西へと空を覆っているようでした。うろこ雲とはまさにこのような雲…

地上の秋ー胡桃と銀杏

秋を実感する頃となりました。前にも紹介しましたが、庭の胡桃の木の枝から落ちた実が隣の駐車場のアスファルトに落ちていました。次はあれが落ちるな、などと思いながら楽しみにしています。 朝、佐保神社の境内を歩いていると、まだ色づいていないイチョウ…

アスファルトの道を横切る黒い虫-セスジスズメ(蛾)の幼虫

18日(火)の昼頃、自宅前の道路の上に何やら黒い虫のようなものが這っているのを見つけました。車の中からカメラを取り出して、近寄ってみると、体長、5、6センチほどの幼虫のようでした。全身黒色で、蛍光色のような黄色い横線が節のように数本あり、…

嬉野台地今昔-公民研修所の松林、五峰山が見えた

今日も嬉野台地の懐かしい写真を紹介します。現在、加東市立加東みらいこども園、県立教育研修所がある辺りは、公民研修所、野球場などがありました。昭和30年代後半のこの辺りは、松林があり、保育園の遠足、ボーイスカウトの野外活動などで来ていました…

嬉野台地今昔-昔嬉野公民研修所,今加東市みらいこども園

昨日に続いて、もう一枚、嬉野台地の昔の写真を紹介します。この写真も県立嬉野台生涯教育センターで見つけたものです。 昨日の写真の風景をもう少し左に振った景色で、社高校のテニスコート(現在)の辺りが写っています。 手前は当時の嬉野公民研修所のバ…

嬉野の風景今昔-公民研修所から社高校の校舎が

この写真は、県立嬉野台生涯教育センターの玄関を入ったところに展示してあるセンターの歴史を紹介するアルバムの中の一枚です。 写っているのは、県立社高校の校舎です。社高校は、昭和35年に社市街地から、東に広がる嬉野台地に新築移転されました。その…

胡桃が次々と採れ始めました

庭の胡桃の実が割れて、地面に落ち始めました。隣の駐車場のアスファルトの上に伸びた枝から落ちているのを拾います。 今年はざっと数えただけでも50個以上はついているようで、これまでにない多さです。木の上の方から順に割れていきます。これまでに9個…

篠山城大書院を訪れました

13日(金)、県議会の産業労働常任委員会の管内調査で、篠山城(丹波篠山市)を訪れました。11日から3日間にわたる但馬・丹波地域の管内調査の最後の調査地で、目的は所管する観光振興で、特にインバウンド向けの取り組みを調査しました。 丹波篠山市は…

続・東条ダムからの景色-東条川流域の田圃、丘陵、六甲連山

昨日に続いて、鴨川ダム(東条ダム)堰堤からの景色を紹介します。 加東市黒谷の鴨川ダム堰堤から南東の方向を望むと、両側の切り立ったV字谷の向こうに遙か遠くまで視界が広がっています。 手前から東条川沿いの低地に色づき始めた黄緑色の田圃が広がり、…

9月9日の東条湖-鴨川ダムから六甲連山を望む

9日(月)も猛暑が続き、外に出て直射日光を浴びていると皮膚が痛くなるほどでした。午後4時30分過ぎに加東市黒谷の東条湖畔に用事があって訪れました。 時間があったので、ダムまで歩いてみました。堰堤の上に立つと、南東側には遙か遠く地平線上に六甲…

加東歴史の会例会-加古川と由良川の通船計画

8日(日)の午後、加東市滝野公民館の一室で、加東歴史の会の例会が行われ、久しぶりに出席することができた。今日のレポートは、会員レポートで、「近世中期の由良川・加古川通船計画」と題して、学術論文の紹介でした。 日本列島のほぼ中央部、兵庫県を流…

夏の終わりに-杏の葉にセミの抜け殻

9月になっても日中の日射しの強さは変わりません。しかし、空の青さ、高さはもう秋を感じさせてくれます。 庭で鳴くセミの声はホイツク(ツクツクボーシ)だけになりました。そろそろその声も聞こえなくなるでしょう。替わって、虫の音が聞こえてきます。 …

半月と木星が光った6日の夜空

6日(木)の夜、テレビの天気予報で「今日は上弦の月と木星が輝きます」という解説者の言葉が耳に入りました。 外に出てみると、空にくっきりと半月が光っていました。そして、その右下近くに明るく光る星が。木星か。カメラをズームにして見ると、月面のク…

東条川疏水をボートで探検-11月3日に開催

全国疏水百選に選ばれている東条川疏水。地域の貴重な宝物である疏水を次世代につないでいこうと取り組みを進めている東条川疏水ネットワーク博物館では、今年も11月3日(日)に、水路をボートで下る体験を開催する予定です。 主催する兵庫県東播土地改良…

夕暮れの西空に巨人雲

4日(水)の夕方、田圃を見に行った帰り、日が沈んだあとの西の空に、二本足で歩く巨大な怪物のような黒い雲が出ていました。 その姿は、背中に袋を背負い、頭には何か飾りのようなものを立て、手を振りながら夕日を追いかけるかのように南西に向かって大き…

9月3日の入道雲-秋の空に立ちのぼる

3日(火)、午後4時過ぎに神戸から加東への帰り道、緑の山と秋の青い高い空にまるで生き物のように入道雲が立ちのぼっていました。北摂の方角に、そして北播磨の奥の方にも湧き立っています。車を止めてしばらく眺めていると、雲の中にぽっかり大きな穴が…

佐保神社秋祭り-上組太鼓屋台の勇姿

もうすぐ、といってもあと一月あまりで、佐保神社の秋祭りがやってきます。写真を整理していると、もう十数年前のものでしょうか、秋祭りの上組太鼓屋台の写真が出てきました。 当時、私は棒端役を務めていました。屋台には若鯱会の若者が乗り込み、伊勢音頭…

佳地のお堂で供養の踊りー加東の夏をしめくくる天神八朔まつり

9月1日(日)、日が沈み、街に灯りが灯る頃、加東市天神の「佳地のお堂」では、供養の踊りが始まりました。地蔵堂には、お地蔵様と阿弥陀様が祀られ、この日、僧侶によるお経、隣保の皆さんによる数珠くりなどの供養が行われ、夕暮れから地区の踊り手の女…

ステラパークで夏の終わりの踊りと花火、ビンゴやダンスも

31日(土)の夕方、加東市社の中央公園ステラパークで「夏のフェスティバルinやしろ」(社地域づくり協議会主催)、「加東市夏のおどり」(実行委員会主催)が続いて開催され、今年の夏の終わりを踊りや花火、ビンゴゲームなどで楽しみました。 心配され…