ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

2019-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ふるさと満載の『ふるさととうじょう(東条)』-東条地域まちづくり協議会

令和元年も大晦日を迎えます。先日、東条地域まちづくり協議会から東条地域の歴史や伝統行事などをまとめた『ふるさととうじょう』をいただきました。 A4判187頁の冊子で、平成26年から11人の編纂委員さんが、東条地域にある31の各地区から提出さ…

庭のスイセン-冬の日に輝いて

令和元年もあと僅かになりました。29日の日曜日の午下がり、明るい冬の日が庭に降り注いで、スイセンの白い花があざやかに浮かびあがっていました。 去年はなぜか、余り花をつけなかったのでさびしい思いをしましたが、今年はちらほらと花が咲き始めました…

2020「ふるさと 野のこよみ」(三木自然愛好研究会)

今年もあと僅か。来年のカレンダーの準備をしていますと、その中に「2020ふるさと 野のこよみ」がありました。加東市吉井在住の画家、岸本尚美さんの植物画が描かれています。副題は「心を和ませるたおやかな植物画」とあります。1月ゴボウヤナギ、2月…

ヒヨドリのイナバウアー

毎朝、庭の柿の木の枝にヒヨドリがやってきます。まず一羽がやってきてピーピーと鳴き、その声が届いたのかもう一羽が飛んできて枝に止まります。しばらくの間、枝をつついたり身繕いをしてピーと鳴いて飛び去っていきます。本当に毎朝そうしてやってくるの…

昭和池から嬉野台地へのサイフォンの呑口から吐口を望む

昭和56年か、7年頃の写真だと思いますが、手前の木々の向こうに嬉野台地と段々になった田圃、白い道が見えています。 この写真は、三草山山麓の昭和池からの幹線水路が、千鳥川の谷を(逆)サイフォンで渡り、嬉野台地に駆け上がるルートを、呑口から吐口…

兵庫教育大学から望む-三草山と御嶽山清水寺

25日(火)、10時20分頃、加東市下久米の国立兵庫教育大学に行きました。入口のゲートを過ぎたところに構内道路の交差点があります。この位置に立つと、正面(北東)に三草山が迫ってきます。そして、その右側(東)の奥にお椀を伏せたような御嶽山が…

懐かしい半鐘台-社分団のホース干し風景

加東市社の旧社町役場があった場所に、現在は消防会館が建っており、1階は社分団の詰所になっています。その一角にホースを干す塔があり、サイレンも設置されています。火事や訓練で使ったホースを干すための施設です。 今日、紹介する写真は、昭和50年代…

令和元年の12月23日の朝

23日(月)は、去年までは天皇誕生日でした。平成の時代では、2学期の終業式は、23日の祝日の関係で、その前に行われたりして、冬休みが少し長かったように思うのですが。 上皇陛下は86歳の誕生日を迎えられました。特別なお祝いの儀式はなされないと…

冬の播中公園で加東市ロードレース大会

22日(日)、加東市下滝野の兵庫県立播磨中央公園で加東市ロードレース大会が行われました。天気は曇り。開会式が終わり、小学生の部から順次スタートしていきましたが、空は曇り、気温は下がっていったように感じられました。 今回は123名が出場し、公…

加東ゆかりの義士-吉田忠左衛門

赤穂義士の長老、吉田忠左衛門は加東に縁の深い人です。加東郡代として駐在し、領内の池の普請などを指揮しました。多井田の聖神池や市役所東の状ヶ池は吉田忠左衛門が関わったことからその名もついています。 討ち入りでは大石良雄の子、主税を助けて指揮を…

刃傷松の廊下ー赤穂義士物語の巻頭絵

昨日に続いて、少年少女物語文庫の赤穂義士物語の巻頭絵を紹介します。江戸城松の廊下の刃傷事件の場面です。昨日は本文中の挿絵で白黒でしたが、今日は巻頭のカラー絵です。「いま一太刀打たせて下され梶川殿!」の叫びが聞こえてきそうです。

おはなし下され梶川どの、武士の情け、打たせて下され・・・

昨日のブログで紹介した赤穂義士物語の中の、江戸城松の廊下の刃傷の場面を紹介します。「おのれ、上野、まて!」と浅野内匠頭が逃げる吉良上野介をおいかけるも、梶川与三兵衛ががっしりと組みついて身動きがとれません。「おはなし下され梶川どの、武士の…

赤穂義士物語-子供達にも知って欲しい話

本棚の奥に古い本がありました。集英社の少年少女物語文庫『赤穂義士物語』です。昭和32年(1957)刊、定価100円です。よく憶えていませんが、小学生の頃、年上の従兄弟から貰ったものではないかと思います。 なんといってもこの挿絵がいいですね。…

社高校生活科学科3年生が地方創生大臣優秀賞に輝く

17日(火)5時前に加田裕之参議院議員から朗報が届きました。内閣府の「地方創生政策アイデアコンテスト2019」で、県立社高校生活科学科3年が地方創生大臣優秀賞を受賞したとの報せでした。併せて、富士通総研賞も受賞とのことでした。 テーマは、「…

義士の忠義を讃える民衆の思いを承け継いで-家原観音寺で義士祭

14日(土)、加東市家原の観音寺では、加東市赤穂義士祭が行われました。10時30分から本堂で追善法要が行われるのですが、今年は関西広域連合議会のために出席できず、朝のうちにお参りをしました。 境内ではすでに義士の討ち入り装束の法被をまとった…

加東市赤穂義士祭ー義士の忠義を顕彰し

14日は、赤穂義士討ち入りの日。「時は元禄15年12月14日・・・」西暦1702年の事ですから、今から317年前、赤穂四十七義士が主君浅野内匠頭長矩の仇をうつべく江戸の本所松坂町の吉良上野介義央の屋敷へ討ち入ったのでした。師走のこの頃にな…

令和元年最後の満月

12日(木)の午後7時頃、外から帰ってきた妻が「きれいな満月が出てる」と。ちょうどテレビの天気予報でも満月が映し出されていました。 カメラを持って東の路地へ出てみると、隣家の屋根の上がうっすら明るくなっていました。ブロック塀の上にカメラを固…

県道神戸加東線の景色-衝原湖(呑吐ダム)

加東市から神戸市まで県道神戸加東線を利用して県庁(議会)に通っています。今年は紅葉が長く続いているように思いますが、三木市から神戸市にかかる呑吐ダムの衝原湖(つくはらこ)沿いを走っていると、明るい朝の光に映えて、対岸の広葉樹の紅葉が本当に…

社の夕景-空と池と

7日(土)の夕方、ふと窓から見えた南の空に浮かんだ雲が茜色に染まっているのに気づきました。二階のベランダに上がると、もう太陽は沈んでいましたが、西空は夕焼け雲が広がっていました。 即行動開始。カメラを持って社中央公園のステラパークへと車を走…

空一面のうろこ雲

5日(木)の朝、登校見守りに立ったあと、空を見上げると、一面うろこ雲が広がっていました。地上から空を見上げているのですが、じっと見上げていると、逆に宇宙空間から地球を眺めているような錯覚に陥っていまします。 この日のもっと早朝には空に雲はな…

雲海に浮かぶ五峰山光明寺

5日(木)の早朝、冷えた朝でした。日の出前に社の市街地の東の高台にある百旗墓地から市役所、社中央公園へのコースを歩きました。 この高台からは、南から西、北の方角180度の展望が大きく広がっています。これは社の市街地、嬉野台地が加古川の河岸段…

窓一面に五峰山-滝野公民館から

4日(水)の昼頃、加東市下滝野の滝野公民館に用事があり訪れました。天気がよく、一階フロアの北に面した大きな窓いっぱいに五峰山が迫ってきました。今年の紅葉は長く、五峰山も茶色や黄色の衣装をまとっています。 このエリアには、滝野公民館、民俗資料…

師走の朝の風景ー義士祭の幟も

3日(火)の夜明け前、東の空が明るくなる頃、加東市社の市街地の環状線を歩き始めました。社中央公園の金屋谷池の堤に上がると、東の嬉野の空は明るみ、西の市街地を見下ろすと、銀座商店街の街灯の灯りが二筋に光っていました。 さらに環状線を歩き、山国…

東条川風景ー松沢の新橋下流で

2日(日)、加東市松沢の東福寺からの帰り、大深谷の紅葉に見とれ、曽根サイフォンをくぐって県へと走る車の右手に、東条川ののどかな景色が見えました。 川の中州のススキの穂が秋の日に白く輝き、その水辺に数羽のシラサギが餌の魚でもさがしているのでし…

お深山東福寺で弁財天祭りー大深谷の紅葉も盛り

12月1日(日)、加東市松沢の大深山東福寺で弁財天祭りが行われました。県道から松沢地区の東条川沿いの道へと車を走らせると、巨大な曽根サイフォンをくぐります。東条川疏水の幹線水路が東条川をこのサイフォンの水管を通って、小野市の台地へと駆け上…

加東の紅葉 三草山遠望と播磨中央公園の落羽松紅葉見納め

野山の紅葉も今が盛りとなりました。30日(土)、調査のために県立播磨中央公園を訪れました。五峰山の山麓に広がる播中公園は、四季を通じて県民に親しまれていますが、秋には山の紅葉と公園内の木々の紅葉が一層美しく、今日のような晴れ渡った青空が広…