ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

梅雨明け前の虹-山田錦の里で

30日(木)の午後6時30分頃、県道神戸河東線を走っての帰路、三木市と加東市の市境、桃坂に近い辺りで虹を見ました。車を止めてしばらく眺めました。緑一色の田圃が広がり、農道を中学生が自転車に乗って帰っていきます。もう一カ所では、杉の古木と山…

長梅雨の庭ー雨をしのぐアブラゼミと竿先で休むトンボ

長梅雨で、庭はまさに湿気100%の密林状態になっています。今日も昼すぎに雨が降りました。朝、耳が痛くなるほど鳴いていたセミは、どこに避難したのだろうと思って見てみると、ナンキンハゼの幹に茶色のアブラゼミ、通称ガラが止まっていました。雨が止…

門柱から生け垣から-セミは抜け出る

梅雨が一向に明けません。いつもなら夏休みで朝からラジオ体操なのに子供達はマスクや日傘をさして学校に行っています。そんな今年もセミは地中から這い出し、木や壁をよじ登り、羽化していきます。毎年門柱で羽化するセミがいるのですが、今年も見つけまし…

庭に来て休むトンボ

梅雨が明けません。毎日雨が降ったり、曇ってばかりの日が続いています。そんな日の午後、ふと庭に目をやると、トンボが茎に止まっていました。黒地に黄色の模様が入ったオニヤンマの小型のようなトンボでしたが、しばらく眺めていました。雨の日はどこでど…

新滝見橋が開通-未来への架け橋

19日(日)、加東市新町と上滝野に架かる滝見橋の新旧交代が行われました。加古川中流域の緊急治水対策として、橋脚が5本もあり加古川の増水時には流れを妨げることになる老朽化した滝見橋を撤去し、新しい滝見橋をつくる事業がついに完成し、竣工式、渡…

戦地から愛娘に送られた絵はがき-「一日歴史博物館」(兵教大附属中昭和62年)

昨日に続いて、兵庫教育大学附属中学校の第5回友嬉祭(文化祭・1987年)で2年1組の学級展示「一日歴史博物館」の展示品を紹介します。 「戦争コーナー」には、出征兵士の幟や水筒、弾丸、階級章、軍服や外套、軍隊手帳、帽子、軍隊鞄、避難袋、勲章な…

『一日歴史博物館』出展目録から①趣味・娯楽コーナー

昨日紹介した兵庫教育大学附属中学校第5回友嬉祭の2年1組学級展示(昭和62年11月)の約100点の出展物の目録のうち、【娯楽・趣味コーナー】展示品を紹介します。 【娯楽・趣味コーナー】 1.蓄音機・電気蓄音機 2.レコード(猛犬聯隊のらくろ軍…

一日歴史博物館-昭和62年の兵庫教育大学附属中文化祭で

昭和62年(1987)の秋、兵庫教育大学附属中学校の文化祭-第5回友嬉祭(ゆうきさいー嬉野台地に学ぶ友と創りあげるという意味で生徒会が命名)で、2年1組は「一日歴史博物館」を開き、身近な歴史物を展示する企画を実行しました。あれから33年。…

明治時代の社市街の地図に尋常小学校の名が-今は明治館と広場

資料の整理をしていると、ファイルに明治時代前半の社村(現加東市社)の町の地図のコピーがありました。これは、十数年前に町の先輩から貰ったものでした。 地図には、中央少し右のところに、「尋常小学校」と書き込まれています。現在は、明治館となってい…

農道から畦へ、ハクセキレイが動き回る

14日(火)の夕方、帰りに田圃を見に行きました。車を降りて、田圃を眺めていると、視界に動くものが飛び込んできました。ハクセキレイです。農道のアスファルトに降り立つと、すぐに畦の方に動き、一時としてじっとしていません。カメラを向けても焦点を…

泥をつけたまま出てきました-今年もセミの声が

梅雨の晴れ間となった12日の日曜日、妻がセミの抜け殻を見つけたというので見てみると、去年の抜け殻だと思いました。いくつもの抜け殻が家の壁や木の枝にしがみついたままになっいるので、これもその一つと思ったのです。しかし、よくよく見てみると、水…

あじさいの葉にハグロトンボ-梅雨の晴れ間に

長く続く今年の梅雨の雨ですが、12日(日)は晴れました。太陽の日射しと風は久しぶりでした。緑が濃くなった庭を見ていると、ハグロトンボが飛んでいるのが目に止まりました。さっそくカメラを取ってきて、戻ってみると、ちょうど紫陽花の葉に止まってい…

地区子供会の樽神輿-昔は子供も多かった

加東市社の3区。昔は加東郡社町社3区。佐保神社秋祭りの宵宮の午後、子供会が神輿を担いで町内を回っていました。3時過ぎからは上組の太鼓屋台が倉を出て町内を巡行します。 わが家の子供達、今はみんな大人になって子供もいる世代ですが、小学生だった頃…

雨の田圃のカラス3羽

10日(金)の夕方、激しい雨の降る中、帰りに田圃のようすを見に行きました。水はもちろんたっぷりと入っていますし、今日は強い風も吹いて、緑が激しく揺れて波のようでした。 周囲の田圃は大豆が植えられ、緑の芽が濡れた土に点々と並んでいます。そんな…

梅雨の朝の登校ー学校道に傘の列

各地で豪雨が発生し、毎日雨の日が続いています。今朝も雨が降り、子供達は傘を差して一列に並んで登校していきました。ちょうど午前7時40分頃には、社小学校に向かってまっすぐに延びる通称学校道の交差点で見守りに立っています。子供達はコロナウイル…

平成9年の佐保神社秋祭ー上組太鼓屋台

捜しものをしていて、偶然、子供達が小さい頃の写真が出てきました。平成9年(1997)10月5日の佐保神社秋祭の写真でした。上組(かみぐみ)の太鼓屋台の宮入の写真には、当時棒端(ぼうばな)役をしていた40代前半の私が写っています。また、もう…

37年前の最初で最後のとんど-開校したばかりの兵教大附属中グラウンドで

兵庫教育大学附属中学校が開校し、第1期生が入学したのは昭和57年の4月でした。年が明けて、「とんど焼き」が行われました。嬉野の広い運動場に竹でとんどを組み、附属中の生徒と附属幼稚園の園児で火をうけ、書き初めを竹の先にかざして空高く舞い上が…

東福寺弁財天祭りの護摩焚き火渡り-平成25年12月1日

7年前の平成25年12月1日、加東市松沢の大深山東福寺では弁財天祭りが行われました。この日、本堂前で護摩焚きが行われ、あとの火渡りに参加させていただきました。後日、その時の写真を市内の写真愛好家の方からいただきました。大事にとっておいたも…

耐震改修で新しくなった兵庫県立教育研修所

加東市社の市街から東に延びる学園道路を東に向かってしく走ると、県立社高校、兵庫教育大学附属校園、加東市立みらいこども園、加東市立社中学校などの教育施設が集中している教育ゾーンがあります。その一角に県立教育研修所があり、この度、耐震改修工事…

今年は少ないクルミの実ーだいぶ大きくなりました

今年は、庭のクルミの木になっている実をさがすのが大変なほど少ないのです。去年は100個以上なったのですが、数個がいいところではないでしょうか。原因はわかりませんが、せっかくなっていた実も小さい時に落ちたものもあります。 希少な実が大きくなっ…

梅雨の晴れ間のアオサギ-佐保神社の大ケヤキ

2日(木)の午後、加東市社の佐保神社前の交差点のガソリンスタンドで給油中、神社参道の大ケヤキを眺めていると、樹上の巣に白く細長いアオサギの姿が見えました。 親ではなく、子供のようですが、体は大きくなっています。時折り、親が大きく旋回しながら…

梅雨の晴れ間に平池公園の大賀ハス

2日(木)の午後遅く、加東市東古瀬地区にある平池に行ってみました。平池には公園、市立こどもの館があり、池の周囲の遊歩道や芝生広場とともに、大賀ハスが植えられている一角があります。毎年6月の末頃にはこの大賀ハスが開花し、多くの人が訪れて美し…

緑の田圃に映えるシラサギ一羽

梅雨の田圃は日に日に苗が育ち、緑が広がっていきます。その緑の中に目立つのは白のシラサギ。遠くからでもシラサギがいるのがわかります。 先日、田圃を見に行った帰り、車を回転させようとした時、田圃の中を歩く一羽のシラサギを見つけ、しばらくそのよう…

ふるさと加東の歴史再発見シリーズⅦ集発刊-加東の伝説・伝承

「ふるさと加東の歴史再発見」ブログを抜粋しまとめたシリーズ第Ⅶ集ができあがりました。今回の特集は「加東の伝説・伝承」です。義経伝説、光明寺合戦、清水坂合戦、多田池の大蛇など市内に伝わる伝説や伝承を取り上げました。歴史の古い加東市市内にはもっ…