ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

昭和50年代末、昭和池の水を追って

この2枚の写真は、昭和50年代末の頃、兵庫教育大学附属中学校の生徒と昭和池の水の路を追って水路の見学に行った時の一コマです。 昭和池が三草山の谷を堰いて築かれたのが昭和初期、水路は南へ延び、やがて千鳥川の流れる大きな谷をサイフォンで渡り、標…

東条川疎水フォトコンテストで写真を募集中

第1回東条川疎水フォトコンテストという新しい企画で、写真の募集中というチラシ、新聞記事を目にしました。聞いてみると、大阪大学の大学院生らが調査で東条川疎水を訪れ、その素晴らしさに感銘を受けたことが発端で、疎水をより多くの人に知ってもらおう…

三草山に昇る白い月ー28日の夕景

28日(木)の夕方、午後5時過ぎ、加東市木梨の市道を走っていると、源平の古戦場三草山の上にまだ白く、薄い光の月が昇っているのに気がつきました。 満月は明日の未明、今日の月はほぼ満月です。夜空に光る満月もいいですが、日が沈んだあと、まだ明るさ…

ぐっと接近ヒヨドリ-すぐそばに

27日(水)、昼過ぎに庭に面したガラス窓のすぐそばに一羽のヒヨドリが飛んできて止まりました。窓がなければまさに手の届く至近距離でした。ベランダの横のさびた鉄板の上に止まってじっとしています。息を殺してガラス越しにカメラを向けて撮りました。…

ヒヨドリの表情

この時期、庭にヒヨドリが毎日のようにやってきます。このブログでもさまざまな表情を紹介していますが、庭にやってくると、ピーと甲高い声で鳴くので分かります。しばらくしてもう一羽がくると、示し合わせたように飛び去っていきます。 そんなヒヨドリの姿…

25日の月と光の輪-月暈

25日(月)、午後6時30分頃、神戸から加東に戻り、事務所の駐車場に車を止めて事務所に向かおうとしたとき、空に月が出ていました。ふと見ると、その月の周りというか、空に大きな、しかし、薄い光の輪が出ているのに気づきました。途中、途切れている…

ヒヨドリがロウバイの花を食べる

24日(日)も雨でした。今日も時折りヒヨドリが柿の木に飛んできていましたが、ふと見ると、口に何やらくわえているようなので、カメラをズームしてみると、黄色い花、つぼみのようで、ロウバイに見えました。枝に止まって、大きな口を開けてそのつぼみを…

雨の庭にヒヨドリ-柿の実の残りに命をつなぐ

23日(土)は一日中雨でした。緊急事態宣言下のステイホームで自宅と近くにある事務所を往復しながら過ごしました。 庭の柿の木にヒヨドリがやってきました。雨の日もエサを求めてやってきたんだな、と思いながら見ていると、枝のところどころに残った柿の…

メダカの鉢の水を飲むヒヨドリ

庭のベランダにメダカの鉢を置いています。天気の良い日、ふと見ると、ヒヨドリが鉢の縁に止まって水を飲んでいました。周囲を見回しながら、数回くちばしを入れたあと、飛び去って行きました。メダカが食べられたのではと心配しましたが、やっぱり水を飲み…

善龍院でコロナ退散初庚申祭-300年で初公開の仏像も

21日(木)、加東市社にある善龍院で360年の伝統を持つ初庚申祭りが行われました。朝から日も差して穏やかな天気の下、9時過ぎにお寺に歩いて行きました。寺からは太鼓と読経の声が聞こえてきました。 善龍院は、涌羅野山慈眼寺善龍院の寺号をもつ真言…

冬の日に輝くロウバイ

いつも朝の登校見守りで立っている学校道の交差点に面した家の庭にはロウバイの木があります。このブログでも開花や満開を紹介していますが、朝の光がまだ届かない時間帯の写真でした。天気の良い昼間のロウバイは逆光ですが黄色に輝いていました。思わず、…

緊急事態宣言下の登校風景ーロウバイも満開

緊急事態宣言下、昨年は休校措置がとられ、子供の登校風景は見られませんでしたが、2度目の今回は学校は休校にならず、子供達は毎日元気に登校しています。 一年で一番寒い頃ですが、朝の濃い光を浴びながら、学校道を通学班毎に歩いて行きます。見守りに立…

夕方のヒヨドリ

毎日のようにヒヨドリが庭にやってきます。朝日を浴びて、昼間も、そして日が西に落ちようとする頃にも柿の木の枝に、しかも指定席のようにほぼ同じところにやってきます。 まず一羽がやってきて、ピーと甲高い声で鳴き、しばらくするとパートナーがやってき…

梅一輪に春の兆し

ここのところの暖かさのせいか、庭の梅の木に花が咲きました。梅一輪一輪ずつの暖かさといいますが、スイセン、ロウバイが咲き、そして、梅の花が咲き、つぼみが膨らんでいました。 この梅は母が生前鉢に寄せ植えしたものですが、庭に植えて、30年近くが経…

千鳥川のマガモ

14日(木)の夕方、千鳥川の桜堤の対岸を車で走っていると、川に波紋が立っているのに気がつきました。止まってよくみると、カモらしき水鳥が数羽泳いでいました。くちばしの先が黄色く、首から頭は白、体は茶色という姿でした。 小学生の頃、この辺りは水…

14日の夕日ととんどの火ー松尾の八幡さん

14日(木)の夕方、車で市内を走っていると、夕日がきれいだったので、国道372号沿いの加東市山国の熊野神社へとハンドルを切りました。 加古川の河岸段丘の高位段丘面の西端にあたり、標高は約70メートル。眼下には西の方角に低位面の平地が広がり、…

凍てつく朝のロウバイの花

13日(水)の朝、登校見守りのために近所の学校道の交差点に向かいました。まだ、子供の姿は見えません。角の家のロウバイの木に花がたくさん咲いていました。近づいて見てみると、なんと花びらの縁に氷がついていました。 今年の冬は本格的な寒さが続いて…

加東の雪景色-関電タワー、登校、林

12日(火)の朝、加東市にも南岸低気圧の影響で雪が降りました。午前7時30分頃、登校見守りのために自宅近くの学校道の交差点に立つと、関電辺りの道は真っ白でした。学校道は積雪はなく、傘を差しているものの運動靴で登校している子もいる程度でした…

ゆら野から三草山と六甲連山を望む

冬の播磨平野は寒風に吹きさらされます。中国山地を越える時に雪を降らし、乾いた冷たい風が一気に吹き抜けていくからです。そのため、天気はよく、空気も透明で見通しが広がります。 寒波が襲来した9日(土)の午後、国道372号から農道に入り、見通しの…

三草川と三草山ー冬の日に映えて

10日(日)、午前10時30分過ぎ。新成人の集いが行われた加東市やしろ国際学習塾の建物の前を流れる三草川を渡ったところで車を止めて三草山を望む風景を眺めました。 冬の日に映えて、川も山も、そして田も光っていました。国際学習塾とは変わった名称…

ロウバイとスイセンー黄色と白、そして緑の虫が

9日(土)の朝は本当によく冷えていました。庭に朝日がさして明るい光に包まれてから出てみました。頬を刺すような冷たい空気でしたが、スイセンの花やロウバイの黄色い花が朝の光に輝いていました。 ロウバイの花の花びらの中によく見ると、緑色の小さな虫…

冬の夕空-社中央公園からの眺め

冬の夕景は、澄み切った冷たい空気に包まれて、遙か遠くまで見通せます。大陸からの寒気団は日本海側で雪を降らし、中国山地を越えて瀬戸内側の播磨には乾いた冷たい空気が流れ込んできます。 1月2日の夕方もそうでした。加東市社の中央公園の金屋谷池の堤…

令和3年の明けの明星-金屋谷池の堤で

1月2日の早朝、日が昇る前の午前6時20分過ぎ、加東市社の中央公園の金屋谷池の堤から明けてくる東の空を眺めていました。家々やステラパークのポールなどが黒い影となって池面に映っていました。東南の空低く、明るい星が輝いています。明け始めた空に…

下川のカモとヒヨドリのカップル

加東市社のショッピングパークBioに買物に出かけた時のことです。南側の駐車場から下川(しもかわ)に架かる橋を渡って建物に入るのですが、川の中にカモのような鳥が数羽泳いでいるのに気づきました。川幅は10メートルぐらいでしょうか。人通りも多い…

木梨から望む五峰山全景

昨日は、加東市木梨から望む三草山の姿を紹介しましたが、今日は同じ木梨の千鳥川左岸の田圃から見える五峰山の姿を紹介します。 五峰山は播磨高野とも呼ばれ、山頂の光明寺、塔頭寺院が高野山のような雰囲気を漂わせています。また、太平記の里として、光明…

源平の古戦場-三草山遠望

4日(月)の午後3時過ぎ、加東市木梨から見た三草山です。この位置から見ると、扇を広げたような姿に見えます。手前の景色は酒米が栽培される田圃と中国自動車道です。三草山との間の丘陵には縄文時代からの遺跡もあります。 今から837年前に源平合戦の一ノ…

冬の朝-三草山を遠望

2日(土)の早朝、まさに寒暁という言葉がぴったりの冷たい空気に包まれた中を歩きました。加東市役所から北へと下る道を行くと、東の方角に明け始めた空を背景に三草山の山塊がくっきりと見えました。 この辺りは木梨。その昔、源平合戦の一ノ谷の合戦の前…

真弓の木にメジロが-正月2日の朝日に映えて

2日(土)の朝、庭の真弓の木にメジロがやってきました。2羽です。真弓の赤い実を食べにきたのです。年末になってから姿を現しはじめ、とうとう窓に近い真弓の木までやってきしました。2日もよい天気で、庭にはまぶしいほどの光が降り注いでいました。 2…

令和3年の初日の出ー加東市山国の王子ヶ池の堤で

令和3年の元旦、初日の出を加東市山国の王子ヶ池の堤で拝みました。今年も数組の人が訪れていました。 午前7時20分頃でしょうか、池の東の林が少し切れたところにまばゆいばかりの光を放ちながら初日が昇り始めました。今年の初日は例年になく強烈な光を…

大晦日の番い-ハクセキレイとヒヨドリ

令和2年の大晦日。朝、昨夜のうちに降った雪でうっすらと白くなった社中央公園の芝生に2羽のハクセキレイレイがつかず離れずちょこちょこと歩いていました。よく見ると少し黒い色ともうい一羽は灰色の2羽。きっと番いなのでしょう。 日が差してきた庭の柿…