ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

社小学校創立120周年記念の空中写真ー平成4年(1992)

今から30年前の平成4年(1992)の社町立社小学校の空中写真です。創立120周年にあたり、その記念に校庭に人文字で校章を描き祝っています。 写真を見ると、運動場の右手(東)に社保育園が見えます。また、上(北側)には社幼稚園も。写真の上(北…

31年前の風景-嬉野から三草山を望む

この写真は、今から31年前の平成3年(1991)の3月18日の日付が入っています。春のやわらかい日差しに映えて白く光っている建物は、兵庫教育大学の附属小学校の校舎です。右には大学の官舎が写っています。この写真は、位置関係から、隣接する兵庫…

義経は社に来たのか-平成12年の兵教大附属中社会科授業

NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を毎週楽しみに視ています。三谷流の演出に戸惑いながらも当時の関東武士団の姿が身近に感じられて、こんなだったかもしれないなと想像してしまいます。 源平合戦という古代と中世を分かつ大きな戦いは、義経や弁慶、平家…

佐保神社の大けやきの樹上に今年もアオサギが営巣

27日(日)の朝、ウォーキングで忠魂碑から佐保神社、そして大師殿のいつものコースを歩きました。 佐保神社の瑞神門への参道には数本の大けやきがあり、その樹上に今年もアオサギが営巣していました。目に入る限りのアオサギを数えてみると、30羽を超え…

雨の中、隣の駐車場の桜が開花 庭のアンズの花を吸うヒヨドリ

26日(土)、9時頃から雨が降り出しました。雨の中、隣の連合区の駐車場の桜の木に花が咲いているのが目に入りました。 2階の窓から見ると、まだほんの少しですが、枝の先に花が咲いているのが見えました。私はこの桜を自分の標準木に定めて、毎年開花を…

平成7年(1995)の佐保神社秋祭-雨合羽を着た上組太鼓屋台

今から27年前の平成7年(1995)、佐保神社の秋祭りの写真がありました。私も40過ぎで元気に上組太鼓屋台を担いでいました。 写真を見ると、宮入りか、下向か覚えていませんが、透明合羽を着けた状態で境内を練っています。大した雨ではないようです…

30年前の加東市社の市街地空中写真

この写真は、今から30年ほど前の平成4年(1992)頃のわがふるさと加東市社の市街地の空中写真の一部です。おそらく社小学校の120周年の際に撮影されたものだと思います。 社町時代ですから、現在の加東市庁舎はありません。社町庁舎や体育館が見え…

昭和7年第18回衆議院議員選挙兵庫県第三区の結果

これまで昭和7年(1932)2月20日に実施された第18回衆議院議員選挙の兵庫県第三区の候補者について、旧家に保存されていた挨拶状や推薦状などを紹介してきました。(写真:小林絹治、多木久米次郎、青木雷三郎、高橋守雄、横田孝史の順) 選挙の結…

アンズの花が咲きました

先日の雨と風で庭の梅の花が散ったかと思っていると、今度はアンズの蕾が膨らみ、薄い桃色の花が咲き始めました。 先日も紹介したラッパスイセンも次々と黄色い花を開いています。木々の枝の先に小さな緑の葉がつき始め、いよいよ春の到来を感じる頃となりま…

昭和7年第18回衆議院議員選挙兵庫県第三区ー多木久米次郎の推薦状(選挙区各市郡有志)

昭和7年(1932)2月に実施された第18回衆議院議員選挙の兵庫県第三区の立候補者のうち、昨日紹介した多木久米次郎の推薦状を掲載します。選挙区内の1市7郡の有志の連名で出されています。拝啓陳者国家財政の逼迫といひ対支問題の進展といひ時局益…

昭和7年第18回衆議院議員選挙兵庫第三区-多木久米次郎の立候補挨拶状

昭和7年(1932)2月に行われた第18回衆議院議員選挙の兵庫県第三区に立候補した多木久米次郎を紹介します。多木久米次郎は加古郡別府村(現加古川市)の出身で、わが国初の人造肥料を生産し、多木製肥所、後の多木化学を設立した創業者、実業家です…

昭和7年第18回衆議院議員選挙兵庫第三区-青木雷三郎の立候補挨拶ビラ

昨日の犬養毅の推薦状に続いて、今日は青木雷三郎本人の立候補挨拶状を紹介します。これまで紹介してきた候補の文章と比べて読み易いように思います。また、投票用紙の具体的な書き方まで示しているのも他にはなたっかものです。謹んで立候補の御挨拶を申上…

昭和7年第18回衆議院議員選挙兵庫県第三区ー青木雷三郎への犬養毅の推薦状

これまで連続して紹介してきた昭和7年第18回衆議院議員選挙兵庫県第三区の立候補者について、小林絹治、横田孝史、高橋守雄の3人に続いて、青木雷三郎を紹介します。青木は立憲政友会の候補であり、第16回選挙で当選しています。後に明石市長を務めて…

春の朝の光に輝く黄色-スイセンとレンギョウ

17日(木)の朝、庭のラッパスイセンが一輪黄色い花を開いていました。朝のまぶしい光を受けて春を告げているようでした。 登校見守りに立っている近所の通学路の角の家のレンギョウも黄色い花をつけ、これも朝の光に輝いていました。この家の庭には、まだ…

昭和7年第18回衆議院議員選挙兵庫県第三区ー民政党 高橋守雄の立候補宣言③

昭和7年(1932)2月実施の第18回衆議院議員選挙、兵庫県第三区において民政党の公認候補として立候補した高橋守雄の立候補宣言を紹介していますが、今日はその3回目です。階級相互の利害を融和して社会の円満なる発達を図り人をして各其處を得せし…

昭和7年第18回衆議院議員選挙兵庫県第三区ー民政党 高橋守雄の立候補宣言②

昭和7年(1932)2月実施の第18回衆議院議員選挙、兵庫県第三区における民政党から公認候補として立候補した高橋守雄の立候補宣言のつづきを紹介します。何せ長い宣言文ですので、2回のつもりでしたが3回に分けての紹介にして、その2回目です。然…

昭和7年第18回衆議院議員選挙兵庫県第三区ー民政党 高橋守雄の立候補宣言①

昭和7年(1932)2月に行われた第18回衆議院議員選挙兵庫県第三区に立候補した民政党公認の高橋守雄の立候補宣言を紹介します。長いので2回に分けて紹介します。立 候 補 宣 言憲政布かれてより四十有余年、今や内外の時局は日に重大を加へ国歩益々…

昭和7年第18回衆議院議員選挙兵庫県第三区ー民政党 高橋守雄の立候補挨拶

昭和7年(1932)2月に実施された第18回衆議院議員選挙兵庫県第三区の立候補者について紹介を続けていますが、今日は民政党候補、高橋守雄の立候補挨拶を紹介します。立候補挨拶謹啓時下ますます御清適に被為渉誠に恭悦の儀に奉存候陳者今回第六十議…

昭和7年第18回衆議院議員選挙兵庫県第三区-加東郡民政倶楽部による高橋守雄の推薦状

昭和7年(1932)2月に行われた第18回衆議院議員選挙について、兵庫県第三区の候補者の政見や応援者の推薦状などを紹介していますが、今日は加東郡民政倶楽部が有権者へ送った高橋守雄の推薦状を紹介します。 立憲民政党の本部は高橋守雄を公認候補と…

昭和7年第18回衆議院議員選挙兵庫県第三区ー民政党各支部の高橋守雄推薦状

昭和7年(1932)2月実施の第18回衆議院議員選挙の兵庫県第三区で立候補した民政党公認の高橋守雄の推薦状を紹介します。 これまで、民政党本部、若月禮次郎の推薦状を紹介しましたが、今日の推薦状は選挙区である兵庫県第三区の1市7郡の民政党支…

昭和7年第18回衆議院議員選挙兵庫県第三区ー民政党若槻禮次郎の高橋守雄推薦状

昭和7年(1932)2月に行われた第18回衆議院議員選挙の兵庫県第三区の選挙について連続して紹介しています。 今日は立憲民政党の若槻禮次郎の推薦状を紹介します。昭和6年12月に第二次若槻内閣で安達内務大臣の造反で閣内不一致により総辞職してい…

昭和7年第18回衆議院議員選挙兵庫県第三区-高橋守雄に立憲民政党本部の推薦

この歴史ブログで、昭和7年(1932)2月に実施された第18回衆議院議員選挙の兵庫県第三区における選挙について、候補者や政党、支援団体などの主張を紹介しています。 この選挙区は、今の東播磨・北播磨地域を範囲として中選挙区制の下に行われまし…

今日はジョウビタキが庭にやってきました

昨日はメジロが庭の満開の梅にやってきましたが、今日はジョウビタキがやってきました。マユミの木の枝、地面、ニシキギの枝、ウメの木、隣のブロック塀など次々に飛び移りながら、すぐ近くでその姿を見せてくれました。 先日、電線に止まっていたのはジョ…

満開の梅にメジロがやってきました

7日(月)の朝、庭の梅の枝が小刻みに揺れているのが目に止まりました。きた、と思って部屋の中から静かにカメラを構えました。満開の梅の花にくちばしを入れては次々と枝を移るメジロでした。つがいでやってきています。 メジロは社町の町鳥でした。商店街…

朝日を浴びて泳ぐ新池のハシビロガモ

6日(日)の朝、佐保神社から大師殿へのコースを歩いて、いつもの堤の道からではなく、東側の池面に突き出した駐車場から池を見てみました・ 私の足音に驚いたのか、数羽のハシビロガモが羽ばたきながら池の反対側へ泳いでいきました。西側の堤からは2羽の…

昇る朝日と鳥たち-シジュウカラ、ハクセキレイ、ツグミ

5日の朝、日が昇る頃に社中央公園から市役所へのコースを歩きました。 社市街地の田町通りの電線に止まってさかんに鳴いていたのがシジュウカラでした。そして、社中央公園の金屋谷池の堤で日の出を拝みました。 ステラパークの円形の芝生広場にちょこちょ…

昭和7年第18回衆議院議員選挙兵庫第三区-民政党横田孝史を押す前代議士の檄ビラ

昭和7年第18回衆議院議員選挙兵庫第三区において、民政党の候補者横田孝史を応援する前議員の水野正巳が出した檄文を紹介します。水野正巳は、第10回総選挙から3回連続当選し、その後、第17回選挙では第三区から民政党候補として出馬し当選していま…

昭和7年第18回衆議院議員選挙兵庫第三区の横田孝史の立候補理由③

昨日に続いて、昭和7年第18回衆議院議員選挙兵庫第三区における民政党の横田孝史の「立候補挨拶」のつづきを紹介します。※昨日の文につづいて・・・ 改進党創立以来血脈相承の民政党は私の政治思想の生みの親であります私共の考を以てするに政党の其の結…

昭和7年第18回衆議院議員選挙兵庫第三区の横田孝史の立候補理由②

昨日に引き続き、昭和7年第18回衆議院議員選挙兵庫第三区の横田孝史の立候補理由について、その挨拶ビラから続きを紹介します。 横田は、理由について、同区における民政党の候補として水野正巳(※17回選挙で民政で当選)が出ていたにも拘わらず、高橋…

昭和7年第18回衆議院議員選挙兵庫県第三区-横田孝史の立候補理由

昭和7年(1932)2月実施の第18回衆議院議員選挙の兵庫県第三区の選挙に関する資料を紹介していますが、今日は、取り上げ中の横田孝史(加西郡出身)の立候補理由について、自身の立候補挨拶ビラより紹介します。長文なので3回に分けて紹介します。…