ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

夕暮れの庭にトンボが

30日(火)の夕暮れ、夕食前に庭の水やりをしていると、小さなトンボが鉢植の植物の葉に止まっているのを見つけました。 3,4センチぐらいで、翅の先が黒くなっていました。名前は分かりませんが、近づいても飛ぶようすもなく、カメラを持ってきて、あら…

明治時代発行の帝国尚武会の教授書

地元の旧家にあった明治時代の印刷物の中に、帝国尚武会発行の「乙種科教授書」「丙種科教授書」の2冊を綴じたものがありました。明治42年発行です。 表紙に「禁他言他見」(非売品)と印刷してあり、秘法めいたものを感じ、開いてみました。 「乙種」に…

昭和6年『少女倶楽部』4月号附録ー皇后宮殿田植御覧の図

今日紹介する絵は、昭和6年(1931)の少女雑誌4月号の附録、「明治神宮聖徳記念絵画館壁画」の一枚、「皇后宮殿田植御覧の図」を紹介します。 この絵は、明治8年(1875)6月18日に、赤坂御苑にあった水田の田植えのようすをご覧になる皇后(昭…

上田天神祭り盛大に-老若男女が集い夏の夜を楽しむ

27日(土)、今日もかんかん照りの猛暑の一日でした。ようやく西の地平に日が沈んだ午後6時30分頃、加東市上田地区のグラウンドに着きました。 今年も上田天神祭り・夏まつりが盛大に行われました。グラウンドには、ステージ、観覧席、夜店のテント、そ…

昭和6年『少女倶楽部』4月号附録ー明治天皇の践祚の図

地元の旧家にあった、昭和6年(1931)の少女雑誌4月号の附録、「明治神宮聖徳記念絵画館壁画」の一枚を紹介します。 この絵は、慶応3年(1867)1月9日に明治天皇が践祚された儀式のようすを描いた図です。践祚とは、天皇の位に就くことを意味し…

昭和6年『少女倶楽部』4月号附録ー明治天皇靖国神社行幸の図

この絵は、明治28年12月17日の靖国神社臨時大祭に行幸された時のようすを描いたものです。この大祭は、日清戦争で戦死した多くの英霊を合祀するもので、明治天皇がご親拝されました。お召馬車が本殿前に着き、明治天皇が階段を上られるお姿が描かれて…

梅雨明け宣言の翌朝の生垣-クマゼミ羽化いっせいに

22日(月)の朝、日が昇る前は空気も涼しく、窓を開けるといい風が抜けていきました。 昨日の午後、クマゼミの鳴き声が聞こえたので、表の庭の生垣に抜け殻を見つけに出てみました。いました、いました。昨日まで姿がなかったところに十匹ぐらいは抜け殻が…

梅雨明け宣言の日の満月丸く-光る君へ

21日(日)、気象庁は中国、近畿地方の梅雨が明けたものと発表したとテレビニュースが伝えていました。ようやくの梅雨明け宣言です。 青空が広がり、まぶしい太陽の光が降り注いでいます。窓を開け放して、空気の入れ換えをしようとしましたが、クーラーの…

昭和6年『少女倶楽部』4月号附録ー明治天皇の広島大本営軍務御親裁の図

事務所で片付けをしていると、地元の旧家にあっった少女雑誌の附録が何枚か出てきました。紹介するのはそのうちの1枚で、明治天皇が日清戦争の時に広島に置かれた大本営で戦況報告をお受けになっているようすを描いた絵画で、明治神宮聖徳記念絵画館に展示…

もうすぐパリ五輪 夏の夕べの社のエッフェル塔

19日(金)の夜、日が沈み、まだ明るさが残っている午後7時20分過ぎ、表に出てみると、幾分涼しさを感じるものの、まだ蒸し暑さが残っていました。 西の空低く、茜色に染まった雲もしだいに色を失いかけていました。その夕空を背景に、関西電力送配電の…

数羽のシジュウカラが飛来 剪定した庭木に

18日(木)の午前中、庭木の剪定をしました。午後、その庭をぼーっと見ていると、突然素早く飛び回る数羽のシジュウカラがやってきました。少なくとも4,5羽はいたと思います。枝を剪定した木やベランダの椅子などそこらじゅうを飛び回り、しばらくの間…

梅雨明け? 兵庫教育大学のある嬉野台地の広く高い空

17日(水)の午後、神戸市からの帰途、加東市下久米にある兵庫教育大学に行きました。構内にある丸善書店で注文していた書籍を受け取るためです。 広いキャンパスでは、係員の方が植木の剪定や芝生の刈り込みをしておられました。見上げると、嬉野台地の上…

栄光を伝える4つのプレート 社高校野球部甲子園

16日(火)、評議員会出席のために県立社高校を訪れました。校門を入った右手の植え込みの中に4つのプレートの記念碑が立っています。 昨年は創立110周年の記念行事が行われました。その事業の一環として、社高校硬式野球部が甲子園に出場した栄光を記…

ツバメが巣立ちました

14日(日)の朝、隣の加東市消防団社分団の詰所の赤色外灯のツバメの巣を見に行くと、子ツバメの姿がありませんでした。 巣立ったのか、と思ってしばらくようすを見ていると、2羽の親ツバメが飛び回り、その近くを少し小さなツバメが鳴きながら飛ぶ姿を見…

やしろ歴史民俗研究会 紫式部をテーマに歌集や家系図から時代を探る

13日(土)、加東市社公民館で、やしろ歴史民俗研究会の学習会が開かれました。今年度は、紫式部にテーマを絞って、専門家の林茂代先生(加東市在住)に連続講話をしていただいています。 今回はその第2回目で、紫式部の歌集である『紫式部集』から8首の…

ニコニコ 子ツバメとクルミ

12日(金)の朝、登校見守りに立った時、消防団詰所の赤色外灯のツバメの巣から元気な鳴き声が聞こえてきました。はじめの頃に比べると、鳴き声もしっかりしてきました。雨の降る中、親ツバメが交互にエサを子ツバメの口に運んでいます。一度に1羽に与え…

もうすぐ御大神宮さんのお祭りー町内会の懐かしい顔

先日、御大神宮さんの祭りの案内が回ってきていました。加東市社の田町筋の中田町町内会がお祀りしている御大神宮さんの祭りは毎年7月25日の夕方に行われます。町内会の会員が集まる大切なお祭りです。祠は、佐保神社境内の西に小宮さんが並んでいますが…

落ちるなよー赤色外灯の巣の子ツバメちゃん

隣の消防団社分団詰所の赤色外灯の付根につくられたツバメの巣で2羽の子ツバメが育っています。 10日(水)の朝には、巣から体を乗り出すような姿勢を取り、思わず、「落ちるなよ」と声を出してしまいました。巣が小さく見えるようになりました。 詰所前…

社の八坂神社の祇園祭り 昭和初期の写真も

まだ梅雨が明けない7月8日(月)、加東市社の商店街を車で走っていると、社一区の通り沿いにある八坂神社に祭りの幟が揚げられ、拝殿に祭りの飾りがしてありました。 私たちは祇園さんと親しんできた神社で、以前は本殿前の境内で子供相撲が行われていまし…

ツバメの子育て真っ最中 赤色外灯の巣には2羽の赤ちゃんが

8日(月)の朝、登校見守りに立つと、消防団詰所の赤色外灯のツバメの巣には、ひっきりなしに入れ替わりで親ツバメがエサを運んで飛び回っていました。 巣の中には、黄色いくちばしの口をいっぱいに広げてエサを受け取ろうとする2羽の赤ちゃんツバメを確認…

猛暑の中の白 ハクセキレイとオオカナダモの花

連日の猛暑で日中は冷房の屋内で過ごそうとの呼びかけを守りたくなります。6日の昼に駐車場に車を止めると、頭上から鳴き声がしました。見上げると、まぶしい空に引かれた線、電線に止まっているハクセキレイが目に止まりました。この暑さはハクセキレイに…

消防団詰所赤色外灯のツバメの巣に赤ちゃんの姿!

5日間、所用で不在にしている間に、登校見守りに立っている加東市消防団社分団の詰所の赤色外灯のツバメの巣に可愛い赤ちゃんが産まれていました。 6日(土)の朝8時頃に、詰所を見に行くと、2羽のツバメがさかんに飛び回っていました。巣を見ると、黒い…