ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

嬉野「ひがし街角公園」の「野風童」像ー子らが夢育み成長する台地の一角に

加東市のほぼ中央に広がる嬉野台地。社の市街地と東条の厚利を結ぶ県道は「学園道路」と名づけられ、今やこども園・幼稚園から、小学校、中学校、高校、大学、教育総合センターまである教育ゾーン、住宅街になっています。その県道の兵教大附属小東交差点の…

登校見守りの朝の空ー飛行機、スズメ、電線

28日(木)の朝7時30分頃、家の近くの交差点で登校見守りに立ちました。空は晴れ渡り、まぶしい朝日が降り注ぐ、気持ちのよい朝でした。 見上げると、青い空にぽつんと光る白いもの、飛行機が飛んでいるのが目に止まりました。航跡も引かず、ジェット音…

明治27年発行の高等小學國民習字帖ー魚や鳥の名

以前にこのブログで、明治27年(1894)発行の『高等小學 國民習字帖 第三』を紹介しましたが、その後も時々開いては、楷書、行書の日用文字を見ては、明治の時代の子供達が読んで書いた文字が130年後の自分が読めないことにため息をついてしまうこ…

朝の鉄塔

26日(火)の朝、6時50分頃、東の空が明るくなり、ふと西を見ると、関西電力送配電社営業所の建物の屋上に立つ鉄塔がその光を受けて少し赤みを帯びていました。手前の消防会館のホース干しと天辺にあるサイレンも光を受けていました。 毎朝見馴れている…

朝の飛行機雲

25日(月)の朝、いつものように登校見守りのために自宅近くの交差点に立ちました。今朝もよく冷えていました。 ふと空を見上げると、東の空に大きくカーブした飛行機雲が出ていました。えっ、曲がってる、と思い、もう一度よく見ました。飛行機雲はまっす…

赤、白、黄色ー庭の秋色

朝が冷え込み、庭の秋も一気に進み始めたようです。緑一色から、葉や実が色づくことで秋を感じるようになりますが、秋の色は、今のところ、赤、白、黄色です。 なんてんの赤い実、やつでの白い花、つわぶきの黄色い花。赤、白、黄色の歌はチューリップでした…

夜明けの空と街

23日(土)勤労感謝の日の早朝6時30分過ぎ、中学校のリサイクル活動で、家や事務所のリサイクル品を車に積み込むために外に出ると、東の空にもうすぐ昇ってくる朝日に照らされ、下の方が朱色に光る朝雲がたなびいていました。 社の市街地から東を望むと…

庭のナンキンハゼの紅葉鮮やかに

庭のナンキンハゼの紅葉が進んでいます。今年は、いつまでも青々とした葉が茂り、紅葉は来ないのか、などと心配していたのですが、ようやく色づき始めました。もう1本はまだ青々しています。 わが家には3本のナンキンハゼがあります。街路樹などにも植えら…

夜明けの空に白く光る月

20日(水)の朝、午前6時50分頃、庭に出てみると、明るくなり始めた空に少し欠けてきた月が白く光っていました。 17日が満月だったので、右下がだいぶ欠けてきました。12月1日頃には新月になります。陰になる辺りの月面には、海やクレーターがくっ…

朝日を浴びるスズメたちー絶滅危惧種レベルで減少!

20日(水)の朝、冬の朝のように冷えました。午前7時30分過ぎに登校見守りのために、家の近くの通学路の交差点に行くと、スズメの鳴き声が近くで聞こえてきました。 「スズメや」と思いつつ、周囲を見回すと、関西電力送配電社営業所の高圧電気車の車庫…

つわぶきの黄色い花鮮やかに

玄関脇の庭のマキの木の根元のつわぶきが黄色い花を咲かせていました。裏の庭から植え替えたものですが、去年、今年と元気に成長し、きれいな花をいっぱいつけました。 夏の高温、少雨にも負けず、その名の通り、緑の艶のある葉をつけていました。繁殖力が…

見返り美鳥-柿の木の枝のヒヨドリ

庭の木々がようやく色づき始めました。アンズの木の葉が黄色に、ニシキギの葉も赤くなり始めました。いつまでも青々としていたナンキンハゼの葉もようやく赤や黄色に色づきはじめ、ナンテンは赤い実をつけています。 今年、柿の木はある時、一斉に実を落とし…

県立やしろの森公園収穫祭

17日(日)、曇り空でしたが、加東市上久米の県立やしろの森公園では、恒例の収穫祭が開かれました。10時オープンでしたが、その前から多くの家族連れが訪れ、人気のブースには行列ができていました。 母屋の中では、昔ながらのかまど、囲炉裏端での団子…

加東市立社小学校152年の歴史を物語る遺物と最後の「ごりょうが丘フェスティバル」

15日(土)、加東市立社小学校で「ごりょうが丘フェスティバル」が開催されました。児童の学習、活動発表会のようなもので、いわゆる文化祭といってもいいでしょう。「ごりょうが丘」とは、学校のある地が「御霊山」とよばれるところから、校歌にも歌われ…

夜の社高校 月明かりに浮かぶ校舎と庭

14日(木)の夜、県立社高等学校で行われた野球部甲子園出場特別後援会の役員会に出席しました。 校門を入り、駐車場に車を止めると、東の空には月に照らされてた雲が夜空に白く光っていました。本館には、職員室や3階の教室に灯りがついていました。本館…

朝日を浴びるムクドリ 夕空に屹立するタワー

14日(木)、朝は少し冷えました。登校見守りに立つ午前7時30分頃には、雲一つない青空が広がっていました。 ふと見上げると、電線に数羽のムクドリが止まっているのが目に入りました。朝日を浴びて体を温めているようでした。鳴き声や糞害、柿の実を食…

13日の景色 富士山・靖国神社の銀杏・もうすぐ満月

13日(水)、県議会の土地改良議員連盟で国への要望のために上京しました。新幹線での日帰りです。上京する時は、新幹線の車窓から富士山の姿を見、東京では時間の許す限り靖国神社への参拝をします。宿泊した時には、早朝の開門時間に合わせて参拝するの…

早朝の新池ーマガモの朝食風景

12日(火)の朝、6時45分頃、加東市社の新池の堤を歩いていると、静かな池面に波紋が立っているのに気がつきました。足を止めてそっと眺めていると、池の真ん中あたりをカモが数羽泳いでいるのが見えました。 ふと堤の近くに気配を感じ、よく見ると、岸…

11日の朝、南の空に横並びの雲

11日(月)午前7時30分頃、朝の登校見守りに立つべく、家の近くの交差点に向かう途中、南の空に、横並びの雲の筋が出ているのに気づき、カメラのシャッターを押しました。 雲はいろんな姿を見せてくれます。一つとして同じ形や大きさの雲はなく、また、…

持寶院土砂加持法会 弘法大師像造営百周年 稚児行列

10日(日)、加東市社の涌羅野山慈眼寺持寶院で、20年ぶりの「土砂加持法会」が行われました。今年は大師殿に安置されている弘法大師像の造営百周年に当たり、お稚児さんも行われました。 当初、天気予報では雨でしたが、やがて曇りに変わり、とうとう当…

空に光る月

7日(木)の午後6時40分頃、駐車場で、ふと南西の空に光る三日月が目に入りました。寒い風が吹いた一日だったので、空気は澄んでいたと思います。 カメラを取りだしてシャッターを押しました。陰の部分に近いところのクレーターが写っていて、月面のよう…

何に見えますか?

ようやく木枯らしが吹き、寒さを感じるようになりました。ふと庭をみると、地面に写真のものが落ちていました。なんだか、ハロウィーンのカボチャのような、ハートマークのような、それとも髑髏(どくろ)のようにも見えます。何だと思いますか? これは、胡…

火を噴いて飛んでいる!? 4日の夕空に

11月4日(月)の夕方、午後5時10分過ぎ、事務所から自宅に帰る時に、曇り空の間から、火炎を噴いて飛ぶ飛行機が目に飛び込んできました。 直ぐに沈んだ夕日を受けて火炎のような色に染まった飛行機雲だとわかりましたが、しばらく見とれていました。そ…

ハクセキレイの散歩

ハクセキレイは私たちの生活の近くでごく普通に見かける野鳥です。電線に止まって鳴いていたり、公園の芝生の上を歩き回っていたり、田圃の用水路のコンクリートの上を歩いていたりと、近づいても余り人を怖れているようすもありません。 そんなハクセキレイ…

日本一のお大師さん100周年、20年ぶりの土砂加持法会近づく持寶院

この月10日(日)、加東市社の涌羅野山(ゆらの)慈眼寺持寶院では、20年ぶりとなる土砂加持法会の法要が行われます。また、今年は持寶院にある大師殿の弘法大師木像奉安100周年に当たり、盛大な稚児行列が行われます。 この歴史ブログでは、度々大師…

「忠臣蔵サミットin加東」2日目 田辺眞人さんが講演

4日(日)、昨日から加東市で開催されている「忠臣蔵サミットin加東」の2日目の取り組みで、田辺眞人氏(県立兵庫津ミュージアム名誉館長・園田学園女子大学名誉教授)による「忠臣蔵・赤穂義士と加東市」と題した講演が行われました。 田辺氏は、赤穂事…

文化の日 庭のヒヨドリ 日没後の空

3日(日)は「文化の日」でした。明治天皇の誕生日です。今年は、明治157年にあたります。 昨日とはうって変わって素晴らしい秋晴れとなりました。加東市では、地区敬老会やスポーツ大会が開催されました。また、「忠臣蔵サミットin加東」が行われ、忠…

馬瀬の古民家で「夢を育むコンサート」 手作りおはぎでティータイム

2日(土)、午後1時30分から、加東市馬瀬の大前家宅で「夢を育むコンサートin馬瀬」が開かれ、参加しました。 社小学校6年生の時に隣の組の担任だった故大前信義先生のお宅で、ご長男の大前哲彦氏が中心になり開かれたとのこと。古い家の襖はすべて外…

画集・播磨の飛行場ー服部武司さんが描いた5つの飛行場

31日(木)、3日間の常任委員会調査を終えて帰宅すると、服部武司さん(加東市在住)から一冊の画集が送られてきていました。 『画集・播磨の飛行場』と題された画集でした。服部さんがこれまで長年にわたって描かれてきた、大東亜戦争末期に播磨地方にあ…

地域の歴史を地域活性化へつなげる-「炭鉄港」の取り組みに感銘

10月29日から31日の3日間にわたり、県議会産業労働常任委員会の管外調査で、北海道の道央地方を訪れました。その最終日に、岩見沢市の空知総合振興局(旧空知支庁)、炭鉱の記憶マネジメントセンター石蔵(NPO法人の拠点)を訪れ、日本遺産「炭鉄…