ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

新旧景色-中町道路元標と多可町新庁舎


 23日(水)、多可町のベルディホールで行われた行事に出席したあと、すぐ近くの多可町新庁舎を見ながら帰ろうと思い、立派な庁舎の前を通り、道を曲がろうとしたとき、角に石碑があるのが目に入りました。駐車場に車を止めてよく見てみると、やはり道路元標でした。
 黒ずんでいますが正面に「中町道路元標」と刻まれていました。道路元標は、大正8年(1919)の「道路法施行令」で、国道や府県道、各市町村の道路の基点となる目印(石碑)として設置されたものです。多可郡中町の道路起点の標識と新しい多可町庁舎、町の新旧の景色が一つになっていました。