2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧
加東四国八十八ヶ所霊場の第八十二番は東古瀬の神咒寺(じんしゅうじ)です。寺号は東實山神咒寺。福田小学校の東、加東警察署の福田駐在所の交差点に位置しています。高台にあり、南側には平池はじめ、福田地区の豊かな田園が開けています。 加東郡誌、新修…
加東四国八十八ヶ所霊場の第三十八番は上田の教王院です。上田地区の公民館からにしへ少し行ったところにあります。 法道仙人の開基と伝えられ、大日如来を御本尊として、大いに栄えたようですが、天正年間(安土・桃山時代)に兵火にあい、堂宇、古文書はこ…
加東四国八十八ヶ所霊場の第八十一番は屋度の薬師堂です。以前にこの歴史ブログで紹介したことがありますが、堂の前には屋度地区の戦没兵士の名を刻んだ英霊碑があり、また、入口には「加東四国第八十一番霊場 右八十番 左八十二番」と刻まれた道標型の石柱…
加東四国八十八ヶ所霊場の七十三番は栄枝の神谷山禅瀧寺(こうだにざんぜんりゅうじ)です。同じ栄枝にある七十二番薬師堂からこの禅瀧寺への巡拝路となります。 禅瀧寺は法道仙人の開基と伝えられる古刹で、本尊の薬師如来は行基の作と伝えられています。か…
加東四国八十八ヶ所霊場の第八十四番は山国の妙仙寺です。県道神戸加東線が山国の集落を抜けて大きくカーブしながら坂を下る途中に寺への階段があります。 写真の石柱はその階段のところに建てられており、「本尊 聖観世音 加東郡第八十四番霊場 □□□ 妙仙禅…
加東市廻渕の朝光寺へ向かう道と東条湖おもちゃ王国へ向かう道と分かれ道の北側の山の中腹にお堂があります。以前にこのお堂の前の道標を紹介したことがありますが、このお堂は地元の人が「お大師さん」と呼んでいる阿弥陀堂です。平成23年の秋に今の場所…
加東四国八十八ヶ所霊場の第二十七番は、加東市木梨の地蔵庵です。木梨の集落の北西、山側にあり、すぐ北側を中国自動車道が通っています。南側はと田圃が広がり、集落を見通すことができます。 以前に三草ふれあい広場のワクワク探検で訪れたことがありまし…
加東四国八十八ヶ所霊場の第十番は、加東市馬瀬にある安養寺庵です。下三草の薬師堂から下鴨川の中之坊への巡拝路にあたります。 国道372号を鴨川方面に向けて走ると、ゆるやかな坂を上がったところに馬瀬地区の公民館がありますが、その手前の坂の右手の…
加東四国八十八ヶ所霊場の第72番霊場は栄枝の薬師堂です。小沢の大日堂から県道を渡り、栄枝地区の小高い所にある広杉神社の境内に本殿と並んで薬師堂があります。県道脇には道標(へんろみち)も立っています。 堂の正面には板の額が掲げられていますが、…
加東市下久米の県道、下久米交差点の近くに浄泉寺の看板があります。細い道を入ると、正面に石垣、白壁、石段が見える駐車場。ここが白國山浄泉寺です。 階段の脇に道標が立っていました。上部に仏像が刻まれ、その下に「加東四国 第廿四番札所」と刻まれて…
加東市下久米の県道、下久米交差点の近くに浄泉寺の看板があります。細い道を入ると、正面に石垣、白壁、石段が見える駐車場。ここが白國山浄泉寺です。 階段の脇に道標が立っていました。上部に仏像が刻まれ、その下に「加東四国 第廿四番札所」と刻まれて…
20日(土)、加東市立三草小学校で恒例の茶摘みが行われました。校舎の南側斜面に茶畑があり、児童、保護者、地域の皆さんが茶摘みを行う行事です。毎年この行事に参加していますが、やわらかいお茶の葉の先(一しん三葉)を摘む作業は結構楽しいものです。…
加東市上中にある加東消防署の東に隣接してお堂が建っています。このお堂は阿弥陀堂。加東四国八十八ヶ所霊場の第二十九番霊場です。第二十八番、喜田の阿弥陀堂からこの上中の阿弥陀堂、そして、三十番の穂積の阿弥陀堂へと巡拝します。 目印は加東消防署、…
加東市森の中国自動車道を南北に抜けるボックスの南、ゆるやかなカーブの東側にお堂があります。公民館の向かいで消防団の詰所の隣です。 このお堂が加東四国八十八ヶ所霊場の第二十番、森の観音堂です。お堂の横には水路があり水が流れていました。お堂の前…
加東市少分谷の集落に入った辺り、東条花園の向かいにお堂があります。ここが加東四国八十八ヶ所霊場の第十五番、少分谷の延寿庵です。 入口には立派な石柱が建てられ、「加東四国八十八所第十五番 大日如来 平松山 延寿庵」と刻まれています。石碑には御詠…
加東四国八十八ヶ所霊場の第十一番は下鴨川の薬師堂です。県道から加東市下鴨川の集落を通る旧道へ入り、しばらく行くと、川がゆるやかに曲がる辺りに薬師堂があります。道から少し細い道を歩いていくと、薬師堂と墓地の一角がありました。 正面の柱に「中之…
加東四国八十八ヶ所霊場の第十六番は、加東市貞守の薬師堂です。地区を抜ける道路沿いにあり、大きなえんじ色の屋根が目立ちます。 正面に掲げられている板の字が薄くなってよく読めませんが、「加東郡霊場第十六番 本尊 薬師如来 薬師堂」と書かれています…
加東四国八十八ヶ所霊場の第十三番は古家(加東市秋津)の阿弥陀堂です。田圃の中の一段高くなっている所にお堂が見えます。爽やかな風と緑、古い石段を登ると、お堂が建っていました。 堂正面の柱に掲げられた板には、「加東四国第十三番霊場 阿弥陀堂 加東…
加東四国八十八ヶ所霊場の第六十八番は、加東市東垂水の薬師堂です。東垂水の集落の中、公民館の近くに道路に面してお堂が建っており、霊場を示す石柱と古そうな石碑が並んで立っています。 石柱には、「加東四国 第六十八番霊場」と刻まれています。隣の石…
加東市吉井の集落の中、見晴らしのよい所にお堂が建っています。新緑のまぶしい光にお堂の白い壁が目立ちます。 このお堂は吉井の薬師堂で、堂の前の石碑に刻まれた再建記によれば、平成6年に再建されたとありました。ご本尊は薬師如来。新定の安国寺から小…
加東市天神の薬師堂は、天神の市街にある日新信用金庫天神支店の向かいの家と家の間の細い道を少し歩いて、ゆるい坂をのぼって視界が広がるその中にぽつんと建っていました。 周辺は高台になっており田圃が広がっています。近くの田圃の畦では草刈り作業が行…
加東市と加西市の市境に近い高岡地区の旧道、西端に庚申堂が建っています。以前、この歴史ブログで、この庚申堂の前に立つ道標を紹介したことがあります(平成20年・2008年8月16日投稿参照)。立派な道標で、西国霊場巡礼道を往来する人々の目印に…
加東市新町の旧道沿いには古い街並みが続いています。そのほぼ中心に旧加茂村の役場の建物があります。その横の道を入っていくと、遍照院があり、阿弥陀堂、地蔵堂が建っています。 阿弥陀堂には「遍照寺」の額と「加東郡霊場第五番 御本尊 阿弥陀如来」と書…
5月5日(金)、「こどもの日」の恒例の伝統行事、国宝朝光寺(加東市畑)の鬼踊り法会が行われました。 朝光寺には国宝の本堂、国の重要文化財の鐘楼、そして加東市の指定文化財の多宝塔が境内に建っており、まるで歴史の宝物館のような寺です。 今朝方は…
5月4日(木)は「みどりの日」。空は晴れ渡り、青空と新緑が朝の光にまぶしい朝でした。 加東市社の市街地、銀座通りには日の丸の小旗が飾られていました。日の丸の通りです。そして、忠魂碑も青空を背景に「忠魂碑」の文字(川村景明元帥揮毫)が浮かび上…
3日(水)、8時、新緑のまぶしい五峰山中腹の駐車場に車を止めました。今日は山頂の光明寺で花まつり法会が行われます。この一年間に亡くなられた方の親族や縁者がお参りするためにこの駐車場から急な坂道を歩いて登ります。 山頂までに4ヶ寺の塔頭寺院が…
加東市上滝野の旧道、姫滝公園の向かい側にお堂の屋根が見えます。ここが加東四国八十八ヶ所霊場の第二番、上滝野の薬師庵だと聞いてきました。塀の外からでしたが、お堂を見ることができました。 旧道から庵への曲がり角に道標が立っていました。この歴史ブ…
5月1日(月)、今日は加古川中流の闘龍灘(加東市上滝野)で鮎漁が解禁されました。朝、9時30分頃、闘龍灘を訪れると、滝の下の岩場には、この日を待ちわびた釣り人が滝の下の岩場に陣取って、竿を投げ入れて鮎を釣り上げていました。 鮎は、加古川漁協…
30日(日)の午後、加東市上三草にある「やしろ国際学習塾」で催されたイベントに出かけました。空の青と木々の新緑がまぶしい絶好の天気で、車を走らせていると、新緑の中に紫色の藤の花も見えました。 会館の西の駐車場に車を止め、玄関を入ろうとしたと…