2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧
昭和19年(1944)、家庭用食料油の配給に関する通知が社町役場から社区長に出されています。人口を基礎に一合から三合の購入券が割当られています。ちなみにこの通知は裏紙が使われており、以前このブログでも紹介しましたが、「越中褌購入券」が印刷…
戦時中、金属の回収が行われ、寺の鐘や銅像なども「出征」したことはよく知られています。一方、生活必需品である鍋や釜などの金属製品も配給になっていました。この歴史ブログでも紹介してきましたが、今日は昭和18年(1943)、社町役場から区長に出…
今日は昭和19年(1944)の毛糸の配給に関する通知を紹介します。数え歳4才の子供を対照に配給されること、昨年4才で、配給し残っている子供の優先など適正な配給を求めています。また、配給の基礎となる人口や戸数を毎月報告するよう付け加えていま…
昭和18年度(1943-44)の社町社区(現加東市社)の「購入券配給書類」第貳號には、実にさまざまな物資の配給に関する通知と報告文書が綴じられています。それらを連続して紹介していますが、戦時中の地方の国民生活のようすを知る上で大いに参考に…
昭和18年(1943)、社町役場から区長と寄宿舎舎監宛てにタオルと手拭いの購入数の割当に関する通知が出されています。 タオルや手拭は生活必需品ですが、戦時中のこの時期には配給になっています。購入数や店名など細かく指定されています。また、購入…
6月14日付のブログで、昭和18年(1943)の社町社区(現加東市社)の「購入券配給書類」に綴じられている十月七日付の社町役場から社区長に宛てられた通知を紹介しましたが、海苔、食酢、綿縫糸、足袋、手編糸(毛糸)、丸紡二合紺染、家庭用塩、削…
今日は家庭用のローソクの配給に関する通知を紹介します。昭和19年(1944)1月31日付の社町役場から社区長宛の通知で、家庭用ローソク、砂糖の配給に関する通知です。この通知とともに、社区(現加東市社)内の21の組へのローソク配給結果の報告…
戦時中の配給関係資料の紹介を続けていますが、今日は、昭和18年(1943)の年末、コンニャクの配給に関する通知を紹介します。 「購入券配給資料綴」第貳号(社町社区)の中に、社町役場から社区長に宛てた次の通知が綴じられています。正月を目前にし…
昭和18年(1943)の年末、正月を迎えるにあたっての諸物資の配当に関する通知が出されています。鱒や数の子、スルメなどの正月用品、そして晒やネルの配給にあたっては大人の女性、高齢者が対象とされていたことなどがわかります。 昭和十八年十二月二…
戦時中の配給に関する資料を続けて紹介してきていますが、今日は菓子の配給についての通知を紹介します。 昭和18年(1943)の秋、五穀豊穣に感謝する新穀祭にちなんで菓子(キャラメル)の配給が行われています。配給基礎は、13才以下の子どもになっ…
昭和18年4月から19年4月までの配給に関する書類が綴じてある社町社区(現加東市社区)の「購入券配給書類 第貳号」の中に、軍手の配給に関する書類があります。 今、軍手はいつでも簡単に手に入れることができますが、当時の物資不足の中、軍手一つも…
昨日は昭和18年(1943)の社町社区(現加東市社)の「購入券配給書類 第貳号」に綴じられていた農村用褌の配給に関する資料を紹介しましたが、同じ書類綴の中に農林用地下足袋の配給に関する通知も綴じられていました。 5足の地下足袋の配給について…
昭和18年度(1943)の社町社区(現加東市社)「購入券配給書類綴」第貳号の中に、「農村用褌配給」の通知が綴じられていました。 以前、この歴史ブログで裏紙に使われていた褌購入券を紹介したことがありますが、今日はまさに「褌」の配給に関する通知…
昭和18年(1943)の社町社区(現加東市社)の「購入券配給書類」には実にいろいろな物資の配給に関する通知、報告が綴じられています。そのうち、十月七日付の社町役場から社区長に宛てられた通知には、10品目の購入券配当について書いてあるのです…
今日も昭和18年度(1943)の社町社区(現加東市社)の購入券配給書類に綴じられている配給に関する資料を紹介します。 食用油と出昆布の購入券の配当に関する通知ですが、世帯人数によって割当量が細かく決められ、かつ配給券には署名捺印が必要であり…
昨日に続いて昭和18年(1943)の社町社区(現加東市社)の「購入券配給書類」に綴じられている文書を紹介します。 食品の配給は、塩、酒、肉、卵などいろいろなものが配給となっていましたが、リンゴも配給品になっていました。別紙に各組(社区は21…
昭和18年(1943)、社町社区(現加東市社)の「購入券配給書類」の中に、塩の配給に関する書類が綴じられています。塩や酒の配給書類は多いのですが、家庭用の塩だけではなく、「農家家畜用塩」の配給書類がありました。当時、家畜といえば、牛、そし…
社区(現加東市社)の「購入券配給書類 第貳号」(昭和18年度)には、戦時中のさまざまな物資の配給に関する通知や報告が綴じられています。 その中に、生魚の配給に関する書類があります。生魚は鯖と鰺。そして、夏蜜柑の配給もあったようです。 昭和十八…
昭和19年(1944)、戦局はいよいよきびしくなる中、ヒマ増産のために種子の配布が行われています。航空機などの潤滑油の材料であるヒマを栽培し献納しようというものです。 ヒマ増産運動については、以前このブログでチラシを紹介したことがありますが…
戦時中の配給関係書類を紹介していますが、今日は昭和18年(1943)11月の酒類の配当に関する通知を紹介します。 社町役場から社区(現加東市社)の区長宛てに出されたものです。種類に、一級、二級、三級がなくて四級酒となっているのはなぜでしょう…
昨日も紹介した社区(現加東市社)の「購入券配給書類」綴(昭和18年度)の中に、和傘の注文券の配当に関する書類が綴じられています。昭和19年(1944)3月の通知ですから、戦局もきびしい中、傘も配給になっていたようですが、学童用では新入生を…
社町社区の「購入券配給書類綴」第貳号(昭和18年度)の中に、社町役場から社区長に宛てて出された木綿、軍手やズボンなどの配給割当通知が綴じられています。この書類綴には配給物資の通知や詳細な報告が綴じられていますが、昭和18年(1943)の末…
昭和18年(1943)、戦地の兵隊さんへ郷土から慰問袋を送ることについて、銃後奉公会からの依頼が出されています。慰問袋の中身について、入れてよいもの、いけないものや金額などが書かれており、各部落の割当数一覧も付けられています。 戦地の兵士に…