ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

朝日を浴びて羽繕いのヒヨドリ

29日(日)の朝、庭の向こうの電線に一羽のヒヨドリが止まり、甲高い声で鳴き続けていました。カメラでズームしてみると、朝日を浴びながら、さかんに羽繕いをしています。 隣の家のテレビアンテナに一羽が飛び移ってきました。秋から冬にかけては空気も澄…

東条川疏水をゴムボートで下りながら疏水学習-安政池の畔で

28日(土)、秋晴れの下、東条川疏水をゴムボートで下るという体験をしながら疏水について学ぶ「水路deボート探検」が行われました。 この企画は、兵庫県東播土地改良区が主催し、近畿農政局や兵庫県加古川流域土地改良事務所はじめ東条川疏水ネットワー…

庭のかりんが色づきはじめました

今年もわが家の柿の実は生りが少なくがっかりしていますが、かりんの実は例年になくよく実っています。 ピンク色の可愛い花が咲くので、これを楽しみにしていたのですが、今年はついた実がそのまま成長し、ついに色づいて収穫を楽しみにするところまできまし…

霧の大池-まるで水墨画の世界

26日(木)の早朝、ウォーキングに出ようと玄関ドアを開けると、濃い霧が立ち込めていました。 市街を南に突き抜け、環状線を下っていくと、社大池にさしかかります。池の向こう岸の木立は霧の中にうっすらと浮かび上がっています。いつもなら、遠く山国地…

朝の桜の木の天辺でジョウビタキが鳴く

25日(水)、朝のウォーキングから家に帰ってきて、新聞記事のスクラップの印付けをしていると、外から鳥の鳴き声が聞こえてきました。ヒヨドリでもシジュウカラでもない、ええっと、と思いながらカメラを手にとって庭に出てみると、隣の駐車場の桜の木の…

稲刈り後の田んぼに立つサギ

22日(日)の昼前、わが家の田圃に行ってみると、稲刈りが済んだあとでした。近くの農道にトラックと田圃の中にコンバインが止めてあり、人の姿はありませんでした。刈り取った籾を運んでいるのでしょう。 稲刈り後の田圃に、シラサギとアオサギが立ってい…

隣家の金木犀の香りと黄色い花に感謝して

今年も秋のいい香りを贈ってくれた隣家の金木犀。香りのピークは過ぎたようですが、濃い黄色というか橙色の小さな花が地面に落ち始めています。 庭のブロック塀の向こう、正確には溝をはさんだ隣家の金木犀で、見方によっては、わが家の庭の木のようにも見え…

秋桜晴れ-河高のコスモス畑

22日(日)、まさに秋晴れの下、加東市河高地区の恒例のコスモスまつりが行われました。 河高地区の県道沿いのにぎわいプラザがまつり会場。播州ラーメンや新米おにぎり、蒸しパンなど地区のグループや女性団体の皆さんがそれぞれブースを設け、特設ステー…

葉の向こうにかくれんぼのシジュウカラ

庭の柿の木の葉が、他の木にさきがけて落ち、残っている葉も少なくなりました。手前のかりんの木の葉も8割がた落ちて、枝についている実が目立ちます。その他の葉はまだ紅葉とまではいっていません。 そんな秋の午後、庭に一瞬動くものがあり、その鳴き声か…

雨が上がって夕焼けが美しい

20日(金)、午後に雨が降りました。久し振りの雨でしたが、夕方5時半過ぎに、事務所を出ると、西の空が真っ赤に染まっていました。思わず、あっと声を上げ、カメラを持って事務所建物の2階の外廊下へ駆け上がりました。 そこからは、社の市街地と西の空…

秋の空に一筋の飛行機雲

19日(木)の朝、いつものように7時30分に近所の交差点で朝の登校見守りに立ちました。 空を見上げると、雲一つない青空に白い線を引いたように、東の空から真上、そして西へと一筋に延びています。すぐ頭上の幾本かの電線に白い線が加わったようにも見…

小野道風と蛙の話-明治20年刊「尋常小学讀本」より

先日この歴史ブログで紹介した、明治20年(1887)発刊の尋常小学校教科書、『小學校教科用書 尋常小學讀本 明治二十年五月 文部省編輯局』には、いろいろな話が取り上げられています。今から130年ほど前の社尋常小学校で実際に使われていた教科書で…

10月の大池の朝-アオサギが一羽

10月のはじめ、朝のウォーキングで加東市社の環状線を歩き、市街地の南を流れる下川沿いにある大池までやってくると、池の樋があるところのに一羽のアオサギが止まっているのに気づきました。 朝食の魚をねらっているのでしょうか。まったく動きません。数…

朝日を浴びて羽繕い-電線のシジュウカラ

16日(月)の朝、朝のウォーキングを終えて家に戻ってくると、シジュウカラの鳴き声が聞こえてきました。 玄関前のすぐ上の電線に2羽のシジュウカラが止まっていました。朝日を浴びて、その姿がくっきりと見えました。シジュウカラはじっとしていないので…

雲上の五峰山遠望

14日(日)の早朝、ウォーキングで社中央公園の金屋谷池の堤に立つと、西には、手前に社の市街、その向こうに遠く、小野市から加西市、さらには多可郡・西脇市の山並みや台地が見渡せます。中でもどっしりと存在感のあるのが五峰山で、山頂に光明寺、塔頭…

明治20年刊「尋常小学讀本」-国語、読書のための教科書

明治20年(1887)、今から136年前の尋常小学校で使われていた教科書が手許にあります。正式には、「小學校教科用書 尋常小學讀本 明治二十年五月 文部省編輯局」です。発売所は、大日本圖書株式会社(東京市京橋區銀座壹丁目廿貳番地)。版権は、文…

明治25年発刊の兵庫県管内地誌より-兵庫県の人口は157万人

兵庫県の今年9月の推計人口は約537万2千人となっています。また、神戸市の人口が10月1日時点で、150万人を割ったという新聞記事が出ていました。神戸新聞に掲載される毎月の県内各市町の人口統計を見ても、人口は減少し続けています。 ところで、…

今年一番のいい天気ー青野原の地平線に沈む夕日

12日(木)は、今年一番のいい天気の一日ではなかったでしょうか。朝日は加東市社の中央公園の金屋谷池の堤の上から見ました。昼間は、青空が広がり、心地よい風が吹きわたる秋晴れでした。そして、夕方、加東市社のバスターミナル付近の農道から夕日が青…

早朝、電線のシジュウカラ

11日(水)の早朝、6時15分頃、玄関を出ると鳥の鳴き声が聞こえました。見上げると、電線に小さな鳥が止まっていました。鳴き声からシジュウカラと思い、カメラを向けました。いつもなら、この段階で飛び立ってしまうのですが、静かにズームして、ピン…

庭にやってきたシジュウカラ

10日(火)の午、ふと庭に動くものが目に入り、よく見てみると、シジュウカラでした。頭と胸の黒いネクタイですぐにわかります。梅の木、ナンキンハゼの枝を飛びまわりがら、虫でもたべているのでしょうか、もう一羽いることに気がつきました。つがいでや…

庭の木からヤモリが傘の中に

透明のビニール傘の中に何かがぽとりと落ちてきました。こども園に通う孫が午前中の運動会のあと、仕事に戻る親から預かった先週の木曜日、虫を捕る方法は木の下で傘を開いて幹を揺すぶるんだと言うので、わが家の庭でその通りにやってみました。何と、大当…

4年ぶりの佐保神社秋祭りー4台の太鼓屋台練り復活

8日(日)、4年ぶりの佐保神社秋祭りの本宮の朝を迎えました。空模様が心配でしたが、9時から午前中の町内巡行は無事行われました。10時からの本町通りでの子供曳きには多くの子供達が笑顔で大きな屋台を曳いて頑張りました。この子供達が将来上組の太…

4年ぶりに上組屋台が倉を出で町内巡行、夜は電飾で

7日(土)、加東市社の佐保神社秋祭りの宵宮の日、4年ぶりの秋祭りに社上組の太鼓屋台が倉を出て、町内を巡行しました。 午後3時、倉では、佐保神社の神崎宮司により保存会や地域の皆さんと屋台の安全祈願祭が執り行われました。そして、3時30分、担ぎ…

佐保神社秋祭りー上組屋台倉で前夜祭

6日(金)夜、加東市社の上組屋台倉で、上組前夜祭が行われました。この前夜祭は、完成した屋台の飾り付けと、太鼓練習の仕上げを宵宮に先だって地域の人々に披露し、秋祭りを盛り上げようとするために行われています。 社には、上組と下組の2台の屋台があ…

高い空に青と白

5日(木)の午前10時過ぎ、見上げた空は、青と白の2色にくっきりとわかれていました。思わず、スマホで写真を撮りましたが、広すぎる空が収まりません。高い空の上で、2つの空気の帯ができているのか、手で描いたようにくっきりと2色に分かれていまし…

庭のアマガエル-変身(色)中です

4日(水)の午前、庭のマユミの木の枝先にカエルがいるのに気が付きました。以前もこのマユミの木にいたのを見つけ、カメラを取りに戻ったその短い間に姿を消してしまいチャンスを逃したので、今日は妻にカメラを取ってきてもらい、そっと近寄って撮影しま…

秋の朝の社中央公園、メモリアルパークの景色

3日(火)の朝、ウォーキングで加東市社の中央公園、市役所前のメモリアルガーデン辺りを歩きました。今朝も一段と空気が冷えて、金屋谷池の堤からは、遠く加西市や小野市の山並みがくっきりと見えました。池の水面には冷えた空気のために湯気が立ち上り、…

やっと秋らしくー佐保神社、嬉野の高い空

2日(月)、秋を感じる一日でした。早朝は肌寒いぐらいで、朝のウォーキングも気持ちのよいものでした。 忠魂碑から佐保神社への参道を歩くと、今週末の秋祭りを知らせる太鼓屋台の飾り指手が飾られていました。拝殿での参拝を終え、振り返ると、高い空に放…

明治6年ロベルトソン号漂着事件ー尋常小学修身書

以前に紹介した「尋常小学修身書」(昭和12年発行、大阪書籍)の中に、明治6年(1873)に宮古島沖に座礁したドイツ商船ロベルトソン号の乗組員を宮古島の人々が救出した話が載っていました。 トルコ軍艦エルトゥールル号事件(1890)はよく知られ…

羽化したらセスジスズメに似た蛾でした

9月のはじめの休日に、家に遊びに来た保育園に通う孫がバッタを捕りにいこうというので、近所の路地を歩きました。隣家の生け垣から伸びて出ていた蔓の先に黒い虫がくっついているのを発見し、二人で捕まえました。孫はクロアゲハの幼虫だと言いましたので…