ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

奇跡のような一瞬 目の前にジョウビタキが

30日(木)、今日は午前中に溝掃除と墓掃除を行いました。帰宅して、庭に立ってぼうっーとしていた、まさにその時、目の前の竹の竿先にジョウビタキが飛来し止まったのです。距離は1メートルもあったでしょうか。ポケットのカメラに手をやり、そのままス…

冬の庭 つわぶきの綿毛とすいせんの花

冬の庭には、明るい日の光が差しています。瀬戸内気候の播磨では、空気は冷たくても空はよく晴れます。先日からの大雪の報道を見るにつけ、中国山地の北と南ではかくも天気が違うのかとあらためて思ったところです。 つわぶきの黄色い花が散り、今では白い綿…

冬の朝の電線-朝日を浴びるヒヨドリとムクドリ

冷たい空気で凍てつくような冬の朝、日が昇ると、高い電線に止まった鳥たちは、体温を少しでも上げようとするかのように全身で光を浴びています。 この日は、ムクドリとヒヨドリでした。ムクドリは集団で飛び回り、邪魔者扱いですが、我が家の周辺では、数羽…

ゆら野の雲海ー集落も田も加古川も霧の中に

25日(土)の朝は、一帯が霧に包まれました。ウォーキングで加東市社の持寶院の大師殿にお参りしたとき、境内から西に見えた景色は、霧の海が広がっていました。 持寶院は寺号を涌羅野山慈眼寺持寶院といいます。涌羅野はゆらのと読みます。ゆら野は、加古…

冬の朝、新池で餌をさがすハシビロガモの群れ

25日(土)の朝、ウォーキングをして新池(加東市社)の堤まで来ると、池面にカモがいくつかの群れをつくって泳いでいました。 静かにカメラを取り出し、ズームしてみると、以前にも見たハシビロガモのようでした。頭を水中に突っ込んでぐるぐると回るよう…

社の忠魂碑と昇る朝日

25日(土)の朝、久しぶりに歩きました。加東市社の市街地の南端にある明治館(旧加東郡公会堂)の広場の忠魂碑があります。旧社町(現社小学校区)出身の戦没兵士を顕彰する忠魂碑と英霊の御尊名が刻まれた碑です。朝のウォーキングでは、この忠魂碑に祈…

播州清水寺登山道路開通の空中写真絵葉書

西国第二十五番霊場は御嶽山清水寺。日本遺産「1300年つづく日本の終活の旅 西国三十三所観音巡礼」の観音霊場の一つです。 この清水寺に登山道路が開通したのは昭和49年(1974)4月。総延長は3キロメートル。私が大学生の頃で、47年前のことでし…

冬の朝ー霧の中に日が昇る

冬の朝、よく霧が出ます。加東市社やその東の嬉野台地には、霧が発生し、9時、10時頃まで霧に包まれることがあります。20年余り勤めた兵庫教育大学の附属中学校では、2時間目になっても運動場の霧が晴れなかったこともしょっちゅうでした。 22日(水)の…

冬の朝、電線上のヒヨドリが念入りに羽繕い

22日(水)の朝、庭の向こうの電線に一羽のヒヨドリが止まっていました。 羽を広げ、嘴で念入りにきれいにしています。片方が済むと、もう片方を広げて同じようにきれいにしています。そのしぐさはまるで人のようでした。羽が終わると、体をくねらせて体の…

韮山反射炉と江川英龍 そして村上代三郎

21日(火)、上京しました。会議の前に新宿区若松町の総務省庁舎別館にある「産業遺産情報センター」を訪れました。ここには、世界遺産「明治日本の産業革命遺産ー製鉄・鉄鋼、造船、石炭産業」の資料が展示してあります。 国内8エリアの23の遺産群から…

今年最後の満月が東の空に(19日)

19日(日)の午後6時頃、玄関に出てみると、東の空に明るい月が出ていました。雲の端がその光に縁取られていました。 満月のようだ。カメラを持って来てズームしてみると月面の海やクレーターがくっきりと見えました。テレビの天気予報では、今年最後の満…

冬の朝 柿の木にヒヨドリ

19日(日)の午前10時前、明るい冬の日の光が満ちる庭の柿の木の枝に、一羽のヒヨドリが止まっていました。 すっかり葉を落とし、幹と枝だけになった柿の木に止まるとよく目立ちます。羽を下ろし、頭は左を見たり、右を向いたりしながら鳴きもせずじいっ…

今朝は赤い南天の実に白い雪ー冬の朝

18日(土)の早朝、雪が舞いました。明るくなる頃には、屋根も庭の木々もうっすらと白い雪化粧をしていました。 昨日の朝は、今にも滴り落ちそうな水滴がついていた南天の赤い実に、今朝は白い綿のような雪がかぶっています。 日が昇ると、あっという間に…

南天と水滴-冬の雨の朝

17日(金)の朝、昨夜の雨は上がっていました。子供の登校見守りに立とうと玄関に出ると、南天の赤い実に今にも落下しそうになった大きな水滴がついていました。 南天は「難を転じる」と言われ、縁起の良い木です。庭のそこらじゅうに南天が生えて成長して…

早や通学路にロウバイの黄色い花が

朝、自宅近くの交差点で登校見守りに立っています。加東市社の田町通りから社小学校まで続く、通称「学校道」です。かつて、この場所には社町役場がありました。 午前7時30分から15分ほどの間に、社市街地の各区と、松尾、出水地区の通学班の10班が通…

続:赤穂義士の絵葉書からー主君の墓前に吉良の首級を供える義士

14日は赤穂義士の追善法要に参列しました。そのようすは昨日のブログで紹介しましたが、加東市家原の観音寺の境内にある四十七義士の墓碑域には、主君浅野内匠頭長矩、その脇に大石内蔵助良雄と主税父子、周囲をぐるりと取り巻くように義士たちの墓碑が配…

義士の寺ー加東市家原観音寺で赤穂義士追善法要

14日(火)、加東市家原の大悲山観音寺で赤穂義士追善法要が営まれました。今年もコロナ感染防止のために、義士祭としては行われず、追善法要のみが行われました。 10時30分から境内の本堂で、僧侶の読経が行われたのち、四十七義士の墓碑のある一角に…

庭にメジロがやってきました

12日(日)の昼過ぎ、庭に動くものが目に入りました。木々の先の塀の手前の木に小さな鳥がいました。そっとカメラを向けて、シャッターを押そうとすると、飛び移り、なかなかとらえるチャンスがありません。 葉が散り、枝だけになったもみじの向こうにメジ…

続:赤穂義士祭近づくー吉良邸討ち入りの絵葉書

昨日に続いて、赤穂義士の絵葉書を紹介します。今日は大石内蔵助良雄の指揮で吉良邸内に討ち入った義士が奮戦する場面と、隠れていた吉良上野介義央が引き出された場面の2枚です。 雪の庭、屋敷内で繰り広げられるチャンバラ場面はテレビや映画でお馴染みで…

赤穂義士祭近づくー刃傷松の廊下の絵葉書

12月14日といえば赤穂義士祭の日です。例年なら加東市家原の赤岸交差点や社の市街地に「加東市赤穂義士祭」の幟が立てられているのですが、今年も見ることができず、さびしい思いをしています。 コロナの感染拡大防止のために、義士追善法要のみ執り行わ…

ヒヨドリが庭の向こうに

10日(金)、庭に明るい冬の日がさしていました。そこにピーという鳴き声とともにヒヨドリがやってきて、隣の家の軒先に止まりました。 しばらくして、またヒヨドリが飛んできて、いったん庭の柿の木にとまりましたが、すぐに隣の駐車場の桜の木の枝に飛び…

古い観光絵はがきからー東条湖湖上遊覧船と岩壁

今日も東条湖の古い観光絵はがきを紹介します。鴨川ダムによってできた人造湖には満々と水が貯えられ、東条湖と名付けられ、遊覧船を浮かべて湖上からの景色を楽しむことができます。 湖上からは湖面からそそり立つ岩壁が見物の一つです。屏風岩、妹背岩、不…

東条湖の景色と湖上遊覧ー古い観光絵はがきより

昨日に続いて、東条湖の観光絵はがきを紹介します。 鴨川ダムの建設によって播磨内陸に生まれた人造湖である東条湖。 遊覧船で湖上から眺める景色は、湖上八景と名付けられ、そ‎の名も蓬莱峡、不動岩、鞍馬峡、鷲の巣窟など、湖面から切り立った岩壁であった…

古い観光絵はがきに見る東条湖ー東条湖観光協会

11月23日の勤労感謝の日は、東条川疏水の日でもあります。戦後、食糧増産のために国営ダムとして最初に築造された鴨川ダムが完成した昭和26年11月23日を記念して正式に制定されたものです。 鴨川ダムによってできたダム湖は東条ダムとよばれ、湖上…

続・上組太鼓屋台の巡行ー人も飾りも夕日に映えて

昨日に続いて社の上組太鼓屋台の写真を紹介します。やはり宵宮の町内巡行の写真です。この写真はそう古いものではありませんが、10年ぐらいまえでしょうか。手前のコスモス、飾りが夕日に映えて輝く屋台、そして、曳く担ぎ手達。中央で率いるのは総取締役の…

上組屋台と若鯱会の雄姿-佐保神社秋祭宵宮の巡行で

資料を整理していたら、社の上組太鼓屋台の写真が出てきました。そう古いものではありませんが、さあ、10年以上は経っているのでしょうか。 これは、佐保神社秋祭りの宵宮の屋台巡行で、役場、図書館から中三昧墓地の坂道を下っているところで、ちょうど、…

電柱の上のコウノトリ-加東市福田地域で

3日(金)の朝、娘が加東市の福吉地区辺りを車で走っていると、道路にそって並んで立っている電柱の上に10羽ぐらい、コウノトリが止まっていたというのです。 つい先日には、加東市社の関電タワーの天辺に止まっていたコウノトリに驚いたばかりでしたが、…

昭和40年代前半の佐保神社秋祭で、社の商店街を練る上組屋台

昨日に続き、上月敏彰さんから提供された懐かしい写真を紹介します。昭和40年代前半の社上組太鼓屋台が商店街を練る写真です。現在の加東市商工会館の前辺りです。現在は肉屋さんはありません。上月さん宅の2階から撮影されたものでしょう。 新型コロナウ…

昭和43年の社小学校空中写真-懐かしい木造校舎や運動場の松林や柳の木も

加東市社の上月敏彰氏から、懐かしい社小学校の木造校舎時代の空中写真を見せていただきました。1968年撮影との書き込みがあり、運動場には社小学校の校章と1968の人文字が見えます。 1968年は昭和43年。今から53年前。私は社町立社中学校の…

冬の朝の佐保神社境内で アオサギの巣と倉庫移転で石垣積み直し

師走を迎えます。気温が下がり、一気に真冬に入りました。朝のウォーキングで佐保神社に参拝すると、大石燈籠脇の倉庫の移転に伴う石垣の積み直しが始まっていました。拝殿での参拝を終えて、境内を北へ抜けるために歩いて行くと、恵比寿神社の脇のケヤキの…