ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

大正13年の又新日報

(続)神戸又新日報 昨日に引き続き、蔵の中から出てきた新聞について紹介します。 大正13年(1924)7月9日付の神戸又新日報が出てきました。この年は兵庫県は大干ばつに見舞われ、6月中旬から9月上旬まで約80日間も雨が降らなかったという記録…

明治の新聞が蔵の中から

神戸又新日報 久しぶりの投稿になりました。 今日(28日)、小野高校の蜻蛉祭に出かけました。長女や長男が在籍していた数年前に来たきりだったのですが、この春に末娘が入学し、久しぶりに見学しました。校門に男子生徒が腕章をつけてきちんと挨拶をして迎…

東古瀬の道標

加東市東古瀬の集落の北、田圃が広がる中を東西南北にまっすぐに走るの道路が交差する地点に石造の小さな祠と一本の道標が立っています。 背の低い道標の四面には、「すぐ あかし みき」「すぐ やしろ たきの」「すぐ 小田 □□」などの文字が刻まれています。…

子午線の通過点

加東市上三草、国道372号線を亀岡方向に向かって走っていると、左手に石柱が立っています。国際学習塾を左手に見ながら、正面には三草山が見える長い直線の続く途中なので、つい見過ごしてしまいそうです。 この石柱は、国道と子午線(東経135度)が交…

與五郎橋

加東市新町を南北に走る旧道、学校下の三叉路から少し南に加古川に落ちる川があります。そこに架かっている橋の石柱に「史跡 與五郎橋」と刻んであります。 「與五郎」とは、赤穂義士の一人神崎與五郎のことをさしています。神崎與五郎則休(かんざきよごろ…

桜橋

加東市馬瀬の国道372号線沿いに馬瀬公民館があります。一本の桜の木が植わっており、ちょうど満開となっています。 この桜も見事なのですが、道路をはさんで向い側にも一本の桜の木が花をつけています。ここには小さな川があり国道に橋が架かっているので…

三国の境

この道標は、加東市平木の集落からさらに南に一本道を進んだところ、梅木峠にあります。道が二本に分かれていますが、ここが三国の国境なのです。 つまり、播磨、摂津、丹波の三国の境になります。今でいうと、加東市(播磨※加東郡社町)、三田市(摂津※美嚢…

清水寺-西坂の道しるべ

200年前の道標 加東市平木、清水寺西坂に一本の堂々とした道標が立っています。道標には、「丹波道」「右 きよみず」「左 ほつけ山」と深々と刻まれています。 この西坂の道標は、すでにこのブログでも紹介した社の田町筋にある道標と同じもので、甲州(…