ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

新池のマガモたちー朝食タイム

29日(水)の朝、ウォーキングで佐保神社から大師殿への道を歩き、若宮神社を過ぎたところで、新池の堤にさしかかりました。 池面を泳ぐカモの姿が目に入りました。そっと堤に近づき、その様子を眺めました。くちばしを水面につけ、そのまま前進しながらエ…

今朝もやってきました-ジョウビタキとシジュウカラ

28日(火)の朝、ウォーキングから家に戻ってきた午前7時頃、庭にまわってみると、素早く動くものが目に飛び込んできました。 動くものを目で追っていくと、それはジョウビタキのようでした。モクレンの枝、柿の木の枝をちょこまかと飛び回っていました。…

ジョウビタキー朝日を浴びて鳴く

27日(月)、朝のウォーキングから家の近くに戻ってきた7時前、どこからか、カッカッカッと独特の鳴き声が聞こえてきました。ジョウビタキ?と思い、庭の方に回ってみると、桜の木の天辺で小さな鳥がさかんに鳴いているのを見つけました。 静かにカメラを…

あの頃は部員も多く、賑やかでした-女子ソフトボール部

少子化で中学校の部活動が維持できなくなったり、地域移行といった課題がでています。ソフトボール協会の会議でも、そうした現状にどう取り組むかが議論になります。 教員時代の写真の中に、女子ソフトボール部の写真がありました。部員の顔ぶれから、30数…

もうすぐ満月 近くに木星

25日(土)の夜、外に出て見ると、ほぼ真上に煌々と月が光っていました。もう少しで満月というところです。そのすぐ右下に明るい星が光っています。木星だそうです。 小さなデジカメで撮ろうとしましたが、月が明るすぎるし、木星は明るいけど小さすぎる。…

吉田松陰の歌ー大正5年刊『大日本偉人唱歌集』より

今日、神戸との往復路の車中で、ある講演の録音を聴きました。その中で、幕末の英傑、吉田松陰の生き方にふれた内容があり、あらためて感銘を受けました。 ふと、『大日本偉人唱歌集』に吉田松陰の歌があったことを思い出し、開いてみました。作者は、哲学者…

一日の終わりー青野原台地に沈む夕日

11月23日(木)、勤労感謝の日、新嘗祭の日です。一年で最後の旗日でもあり、朝、玄関に国旗を掲げて祝意を表しました。 この日は、「東条川疏水の日」でもあります。昭和26年11月23日、戦後の食糧増産のために建設された鴨川ダムが竣工した日を記…

「若人の広場」からの眺望-鳴門大橋遠望、眼下に福良湾、そして天を衝く記念塔

22日(水)、南あわじ市阿万の大見山山頂にある「若人の広場公園」を加東市の自民党員の皆さんと一緒に訪れました。 この施設は、戦後、学業半ばで出征したり、勤労動員され、戦没された学徒を慰霊する施設として建設されてました。阪神・淡路大震災で被害…

大正5年刊の『大日本偉人唱歌集』の本居宣長の歌

この偉人唱歌集には、武人、軍人、志士、そして女性と多くの偉人の歌が収録されています。その中に、国学者の本居宣長の名があり、惹かれました。 「敷島の大和心を人問はば朝日に匂ふ山桜花」と詠んだ宣長。何十年もかけて『古事記伝』を書き上げたこと。漢…

社高校オリジナルブレンドコーヒー 創立110周年記念

社高校の創立110周年の記念品の一つに「社高校オリジナルコーヒー」がありました。生活科学科の3年生がSeicaブランドで作っているお菓子に合うコーヒーをという趣旨で、加東市社のコーヒー専門店(シネマコーヒーターミナル)と連携して作ったもの…

白波光る闘龍灘

19日(日)、加東市上滝野の闘龍灘を望む広場に立ちました。今日は河畔の滝寺荘で県庁加東クラブの総会・懇親会が4年ぶりに開催され、会場に入る前に阿江与助像の前辺りのビューポイントから滝を眺めました。 いつもより水量が多く、轟音を響かせ、白波を…

社高校110周年 Next Stageへ

18日(土)、県立社高等学校の創立110周年記念式典と記念講演が行われました。同窓会(尚友会)、PTA、学校で実行委員会を組織し、約1年をかけて準備を進めてきました。 今日は、空は晴れているのですが、まるで真冬のような厳しい寒さと強い北風が…

嬉野台地に架かった虹 社高校の創立110周年を祝うかのように

17日(金)、午後4時前、県庁からの帰路、加東市に入ると雨が降っていました。嬉野台地にさしかかると、目の前の西の方は青空が見えていましたが、背後は雨雲がかかっていました。 ふと、右を見ると。大きな虹が架かっているのに気づきました。車を寄せて…

朝霧の中の佐保神社、新池のカモ

16日(木)の朝のウォーキングで、忠魂碑から佐保神社、大師殿のコースを歩きました。佐保神社は、朝霧の中で、静寂、清澄な空気に包まれていました。拝殿で参拝を終え、振り返ると、狛犬、石燈籠、舞殿、瑞神門、大ケヤキが目に飛び込んできました。 さら…

深まる秋ー社中央公園ステラパークで元気が出るおうし座モニュメント

15日(水)の早朝、ウォーキングで社中央公園、ステラパークを歩きました。金屋谷池の堤の傾斜を利用した公園の芝生には、桜の並木の葉が落ちて、模様のようになっていした。堤の上からの眺望は、薄い霧がかかって社の市街地がうっすらと見えるぐらいでし…

庭にサフランの花が咲きました

14日(火)の昼、明るい秋の日が差す庭に出てみました。黄色いツワブキの花が輝いていました。落ち葉を踏みながら、視線を地面に落とすと、紫色の花が目に飛び込んできました。 サフランの花でした。えっこんな所に、と思いながら近寄ってみると、3つ一列…

朝、ジョウビタキが鳴きました

11日(土)の朝、7時前。庭から鳥の鳴き声が聞こえてきました。ジョウビタキだな、と思い、辺りを見回すと、庭の向こうの電柱を支えるワイヤーに小さな姿がありました。 カメラでズームしてみると、ジョウビタキのメスのようでした。しばらく鳴き続けて飛…

加東市社の下川(しもかわ)の桜が咲いていました

12日(日)、生憎どんよりと曇った天気になりました。加東市社の加東バスターミナルの交流施設halkでは、花や菓子、キッチンカーなどが出店しイベントが行われていました。ショッピングパークBioの2階ではいけばな展が開かされ、鑑賞しようと駐車…

社の新池にマガモの姿

11日(土)の早朝、朝のウォーキングで社の市街地の佐保神社から若宮を通り、大師殿に向かう道を歩き、新池の堤にさしかかったところで、池面に浮かぶカモの姿を見つけました。お、いるいるという心の騒ぎを抑えながら、音を立てずに堤の塀に近づくと、マ…

滝野の忠魂碑ー旅順港封鎖作戦の勇士、有馬良橘大将の揮毫

加東市河高の旧滝野村役場跡の北隣の小高い場所に珍しい形の忠魂碑が建てられています。広い円形広場の奥の正面に、天を衝くように一本の長細い石柱のようなものが聳えています。これは、帝国陸軍の銃を象った忠魂碑で、台座の上にまっすぐに建てられていま…

坂上田村麻呂の歌-大正時代の偉人唱歌集より

今日も、大正5年刊の『大日本偉人唱歌集』を紹介します。この唱歌集には60余名の偉人の歌が掲載されていますが、その中に坂上田村麻呂がありました。 坂上田村麻呂といえば、平安時代のはじめ、武人として天皇に仕え、桓武天皇の命により征夷大将軍として…

大正時代の『大日本偉人唱歌集』より-和気清麿の歌

大正5年刊の『大日本偉人唱歌集』には、60余名の偉人の歌が収録されています。その一人に和気清麿(麻呂)がありました。和気清麻呂といえば、称徳天皇の時代に皇位をねらった僧弓削道鏡に対して、宇佐八幡宮で神のお告げを受けて、道教を退け、皇位を守…

尋常小学校の教科書中の人物について-偉人唱歌集附録解説より

昨日紹介した大正5年刊の『大日本偉人唱歌集』の附録として、巻末に尋常小学校に取り挙げられている人物についての解説がありました。著者は愛媛県女子師範学校主事の平松折夫氏です。その解説から、数字的なものを紹介します。 まず、尋常小学校教科書は修…

二宮尊徳の歌-大正5年刊の大日本偉人唱歌集より

元同僚から譲り受けた古い教科書類の中に、大正5年発行の『大日本偉人唱歌集』(教育音楽協会編纂、東京開発社刊)があります。その中に二宮尊徳の歌がありました。小学校の校門のそばに建てられている柴を担いで読書をしながら歩く二宮金次郎の銅像は、今…

庭の秋-かりんの実、つわぶき、コスモス

4日(土)の午後、庭のかりんの木をゆすってみると、数個の実が落ちてきて、そのうち一つが頭を直撃しました。堅い実なので、とびあがるほどの痛さでした。幸い傷はありませんでしたが、見ていた孫達は大喜びでした。今年はかりんで、いつものようにお酒を…

続・明治時代の教育ー尋常小学校の修身書より「学問」

昨日に続いて、明治26年発行の「日本修身書巻四」(尋常小学生徒用)から第十一課「学問」を紹介します。 萬づの事、學ばざれば、誠の志しありても、其の道を知らずして、正理を行ひ難し、殊に忠孝の二つに、志しはありとも、其の道を知らざれば、忠が不忠…

明治時代の教育ー尋常小学校の修身書より

11月3日は「文化の日」。戦後の昭和23年に祝日法で定められた国民の祝日の一つで、「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日とされています。敗戦後の占領下、新憲法の下に定められた新しい国民の祝日の一つでした。 戦前、この日は「明治節」でした。明…

滋賀県栗東で出会ったハクセキレイ

1日(水)の午後、滋賀県栗東市内の農業施設(ビニールハウス)を訪れました。 小松菜の栽培のようすを見学し、バスへと歩いて戻る道で、電線に止まっている鳥が目に入りました。下から見上げると、白い腹が光っていました。 その姿から、ハクセキレイだと…