ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

昭和54年の社市街地空中写真-寺院や県事務所

この写真は昭和54年に撮影された社市街地の空中写真の一部です。市街地の北部の風景が写っています。市街地を南北に貫く通りの左側(西)には、2つの大きな寺の建物が見えます。手前が持寶院、奧が善龍院です。持寶院には建て替える前の本堂の屋根が見え…

道路元標と道標3本-滝野歴史民俗資料館前に

加東市下滝野の加古川流域滝野歴史民俗資料館は、加古川舟運に関する貴重な資料や古い生活用具などを展示している身近な歴史資料館です。 この資料館の玄関脇に4本の石柱が立てられています。以前にこのブログで紹介した時には、横倒しにして置かれていたの…

加東市域の古墳について学ぶ

27日(土)、滝野公民館で市教委の文化財室主催の「見る・触れる」文化財教室が開かれました。テーマは古墳時代の加東市です。市教委の藤原光平氏により、市内の古墳分布や特徴、発掘成果などの説明があり、そのあと、出土した土器や埴輪片、金属器などを…

技よし!加東警察署の伝の助

26日(金)、加東警察署の術科始め式が行われました。会場の武道場に入ると、窓に掲げられた旗が目に入りました。 外の明るい日ざしで真ん中に描かれた加東市のマスコットキャラクターの加東伝の助くんが明るく光っています。手に持っているのは警察官が持…

嬉野台地に屹立-社高校空中回廊とメタセコイヤ

25日(木)の午後、加東市の嬉野台地にある県立社高校を訪れました。標高約100メートルの台地面にある校舎からは、遠く北の多可町の山々や西の青野原台地を望むことができます。この日、雪雲が北の山々を覆っていましたが、嬉野台地は雪を落としたあと…

朝日を浴びるヒヨドリ

毎朝庭の柿の木に2羽のヒヨドリがやってきます。しばらく止まってどこかに飛び去っていくのですが、24日の朝、寒風を受けながら朝日を浴びて光るヒヨドリを見ました。カメラをズームにすると、その凛々しい姿に惹き付けられました。 隣の家の庭には大玉の…

昭和54年-社市街南端から空中写真

この写真は昭和54年5月11日に撮影された加東市社の市街の空中写真の一部です。今から40年ほど前の市街を空からみたもので、当時のようすを知ることができます。 中央の交差点は旧175号と372号の2つの国道が交差する社交差点です。手前の瓦屋根…

冷たい雨の中-山茶花とメジロ

22日(月)の午後4時過ぎ、みぞれが雨に変わり、冷たい雨が降る中、庭に「あっウグイスかな?」という妻の声。そーっと窓を開けてカメラを向けるが、雨や山茶花の木の手前にあるカリンの木がじゃまをして、細かく動き回る小さな鳥をとらえらることができ…

初庚申祭・初大師-社の善龍院で

21日(日)、加東市社にある善龍院で360年余の伝統を持つ初庚申祭りが行われました。穏やかな日和で、私が参拝した昼には参詣の人も途切れて静かな境内でしたが、懐かしい方と出会ったり、お接待の檀家の方とゆっくりお話をすることができました。 善龍…

楠公さんの魅力を知る公開講演会ー2月10日

2月10日(土)、加東市社福祉センター(加東市社26番地)で、自民党加東市支部主催の公開文化講演会が開催されます。 講師は湊川神社宮司の垣田宗彦氏で、「楠木正成公の魅力-日本人と楠公精神ー」と題して、「楠公さん」と親しまれてきた楠木正成の魅…

加東の夜明け-五峰山を望む

よく晴れた冬の早朝、加東市社の市街を見下ろす社中央公園の金屋谷池の堤に立って西を見ると、昇る朝日に照らされて低い中国山地の山々が遠くまで望むことができます。その山並みの一番手前にどっしりとした台形の山塊が見えます。この山が播磨高野とよばれ…

神戸市内で出会った道標-再山道

18日(木)、県庁から下山手へと歩き、海岸方面へと坂を下っていると、突き当たりの三叉路の角に立派な石柱が立っていました。 道標か?と近寄り、表に回ってみると、上部に仏像の坐像が彫ってあり、その下に「左 再山道」と深く刻まれていました。側面に…

兵庫県150周年-神戸事件の現場

平成30年(2018)は、兵庫県ができてから150年にあたります。今の兵庫県の形(県域)になったのは明治9年ですが、ルーツを辿れば150年前の慶応4年(1868)5月23日(旧暦、新暦では7月12日)に伊藤博文が兵庫県知事に任命され兵庫県…

野村から広々と三草山と社の眺望

播磨平野の北東部に位置する内陸の加東市。北播磨という地名から、山をイメージすることが多いと思いますが、この写真のように実に広々とした景色が広がっているところもあるのです。 ここは国道372号の加古川に架かる加東大橋の東、加東市野村辺りです。…

加古川舟運の港 大門の絵図

14日(日)、初集会の挨拶のために加東市大門の公民館を訪れた時、壁に一枚の絵が掲げられているのに気づきました。それは、加古川舟運の盛んだった江戸時代の大門の絵図でした。じっくり見る時間がなかったので写真におさめました。 大門は加古川筋でも有…

伝統の大とんど-藤田地区

14日(日)の夕方、加東市藤田地区の田圃に組まれた大とんどが行われました。1週間ほど前からこの大とんどが出現し、側の県道を車で通る度に目についていました。 今年もわが家の正月注連飾りを持って参加しました。地区の役員さんらが焼き餅とぜんざいで…

真冬の朝のロウバイ

いつも登校見守りに立っている自宅近くの通学路の交差点の家の庭に今年もロウバイの花が咲いています。 日当たりがよいせいか、他所のロウバイよりも早く咲きます。昨日は登校見守り犬の写真を紹介しましたが、今日は厳寒に咲く黄色いロウバイの花を紹介しま…

寒波の朝の見守り犬

12日(金)の早朝、寒波に覆われた日本列島。日本海側では大雪で交通などに大きな影響が出ています。瀬戸内気候の播磨内陸の加東市には雪は降りませんが、中国山地を越えてきた冷たい風が吹きます。典型的な冬の天気です。 この朝も登校見守りにやってきた…

厳寒の日の出とビニール地蔵

12日(金)の早朝、加東市と小野市の市境辺りで六甲山系から昇る日の出を見ました。写真を撮ろうと、車から出ると頬を刺すような冷たい空気に身も心もピリッと引き締まりました。遮るものは何もありません。自分と六甲の山並みと昇る朝日だけです。 この県…

寒風に向かうヒヨドリ

9日は強い寒風が吹きました。庭にやってくるヒヨドリ2羽が揺れる柿の木の枝で強風に飛ばされないように足で枝をしっかりつかんでいます。しばらく見ていると、突風が吹いて1羽が吹き飛ばされて舞いながら庭の低い木の枝にとまりました。しばらくの間、寒…

社のえべっさんー佐保神社境内の恵比寿神社で

9日、10日、加東市内ではえびす祭りが行われます。9日、社の佐保神社でも境内にある恵比寿神社で社えびすの宵えびすが行われ、多くの参拝者で賑わいました。準備の前日は雨が降り、関係者の皆さんは大変だったと思いますが、9日の早朝に佐保神社にお参…

木梨神社に参拝

8日(月)、午前9時前、藤田地区の初集会の前に、木梨神社(こなし)に参拝しました。雨に濡れた境内はひっそりと静まりかえっていました。木梨神社には、毎年秋祭りの宵宮にお参りしていますが、正月に参拝することは滅多にありませんでした。 以前に宮司…

村の守りひっそりと

7日(日)、地区初総会で訪れた加東市池之内地区の公民館の裏へと入っていく道沿いに小さな祠と石仏が並んでお祀りしてありました。その少し上にお堂がありました。 祠には注連縄が飾ってあり、地区の皆さんが大事にお守りされていることが判ります。石仏は…

1月6日の夕日-三草の地より

6日(土)、午後5時頃、国道372号の上三草、住吉神社前の信号を県道へ曲がったところで、南西の空低く、今まさに沈まんとする真っ赤な夕日を見ました。車を道沿いの空地入口に止め、カメラのシャッターを押しました。 真っ赤に燃えるような大きな太陽が…

県政150年カウントダウン

5日(金)、兵庫県庁の2号館玄関ホールに設置された県政150周年カウンドダウンの表示板の前で写真を撮ってもらいました。 7月12日まで、あと188日。伊藤博文が初代知事に任命されたのが、明治元年(1868年)の7月12日(旧暦では5月23日…

朝日を待つアオサギ-明治館の大屋根で

4日(木)の朝、もうすぐ日の出という頃、加東市社の市街地の南端にある明治館(旧加東郡公会堂)の大屋根に一羽のアオサギが東の空を向いてとまっていました。立ち止まって見ていると、二本足で立ったり一本を引っ込めて一本足になったりしながら、高いと…

年の始めに土地の神々に参拝

それぞれの地区にはその土地の神々を祀る神社、祠があります。各地区を訪れる時にはできるだけ神社に参拝するように心がけています。 年始めの地区総会にご挨拶に回る機会に少し早く出かけて神社にお参りします。3日の今日、屋度の大歳神社、西古瀬の大歳神…

正月の神社-福吉大歳、上田大芋、佐保神社

平成30年の元旦、2日は穏やかな晴天に恵まれ、新年を迎えた加東市内の神社も清々しい輝きに満ちていました。 元旦に地区初総会が開かれる加東市福吉地区と上田地区。総会前に地元の神社にお参りをします。福吉では大歳神社。年の始めに「福と吉」のありが…

平成30年加東の元旦-王子ヶ池の初日の出

平成30年の元旦。加東市山国の王子ヶ池の堤で初日の出を待ちました。元日の天気予報は余りよくないように言っていたのですが、空は見事に晴れ、東の空低く、日の出を演出するかのように小さな雲が点々とかかっているだけでした。 午前7時過ぎ、その雲の端…

持寶院で除夜の鐘、佐保神社初詣

平成29年12月31日大晦日。加東市社の持寶院では、恒例の除夜の鐘撞きが行われました。山門に吊された鐘を門の下で綱を引いて撞きます。ご住職の説法では、人の心の中にできた迷いの雲を祓い除き、本来のきれいな心にするために鐘を撞くのだそうです。…