2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧
加東市社の銀座通りのほぼ真ん中あたりに木造の古い建物があります(写真)。現在は小規模作業所として使用されていますが、この建物が「区の公会堂」として親しまれてきた社町(旧)公会堂です。そして、道路に面しては、社町消防団社分団の詰所建物がその…
4月27日(水)の朝、神戸に向かって県道神戸加東線を走っていると、加東市大畑地区の長く続く谷の両側の山の木々の淡い黄緑色や薄桃色の微妙な濃淡についつい見とれてしまいます。 その谷を緩やかな勾配で上りながら走っていくと、蔵之谷地区の集落を過ぎ…
加東市梶原の老人クラブ「芳寿会」編集の文集『懸け橋』をいただきました。 「何の記録も残さず切なる思いも後生に伝えずして世を去ることは忍びません」「私たちこそ、堂々とその体験を語る資格と義務があるのではないでしょうか」という巻頭に掲げられた会…
加東市社の市街地の南端、明治館が建っています。この明治館は旧加東郡公会堂として明治時代末に建築されたもので、旧加東郡(現加東市、小野市域)の郡議会が開催され、その後も社町公会堂として長年の間、地域の政治経済文化の中心舞台として歴史を刻んで…
加東市社の市街地のほぼ中央に社のランドマーク、関西電力社営業所のタワーが高くそびえています。営業所は近頃増築され外装も美しくリニューアルされました。その正面玄関の脇に歌碑が置かれています。刻まれている歌は、古く播磨風土記の時代の応神天皇の…
前回、加東市藤田に伝わる多田池(藤田池)の伝説と掘り出された木樋を紹介しましたが、今日はこの池に伝わる「大蛇伝説」を紹介します。 伝説の内容は、多田池に大蛇が棲んで人を食べるというので怖れられていましたが、藤田三郎太夫行安という武士がこの大…
加東市藤田地区には、木梨神社、小山寺をはじめ、逆川など古い歴史や特色ある自然が残っています。また、このブログでも紹介した「大とんど」など、地域の伝統や文化が大切に継承されています。 なかでも今日紹介する多田池伝説は謎に満ちており、興味津々の…
昨日は加東市藤田の木梨神社境内にある日露戦争の記念碑を紹介しましたが、今日は同じ境内にある「日支事変祈願」碑を紹介します。 日露戦役記念碑の西隣に一本の背の高い石柱、銅板葺の屋根が真新しい祠、そして石板がまとまってある一角があります。石柱に…
加東市藤田にある木梨神社の境内、本殿の西側の古木の隣に石碑が立っています。近づいてよく見ると、日露戦役記念碑であることがわかりました。 碑の天辺に弾が置いてあります。地元の人の話では、昔はもっとたくさん並べてあったということです。今は境内に…
昨日紹介した加東市曽我の北向き観音さんの説明板に「昔、佐保神社の鳥居があった」という話がありました。 佐保神社は加東市社にある神社で、この北向き観音さんのある字荒子は佐保神社の北の方角、約4キロの位置にあたります。昔の距離でいうと一里になり…
2月23日以来約50日ぶりの投稿です。また投稿を続けていきますのでよろしくお願いします。 今日は、加東市曽我の北向き観音さんを紹介します。 曽我地区は加東市の北辺、西脇市との境に位置します。最近、この曽我地区の歴史をまとめた冊子をいただきま…