ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

忠魂碑の蝉

30日(日)、加東市社の忠魂碑の草引きや清掃を行いました。生垣のひらどつつじの剪定はこの月のはじめにやったのですが、垣内に生えた草や碑の台石に生えた木を引いたりしてきれいにしました。 一休みと腰をおろしたとき、ふと、忠魂碑を見上げると、碑の…

4年ぶりに上田地区の天神祭り開催

29日(土)、加東市上田地区では、4年ぶりとなる天神祭りが開催されました。天神祭りは、25日に行われていましたが、神事や祈祷などは従来通り25日に行われ、イベントを土曜日に開催する形にしたということでした。 日中は、屋外での活動は危険な猛暑…

社高校が連覇ー胸にメダルで帰校した球児たちを包む嬉野の夕景

27日(木)の午後4時30分頃、ほっともっとフィールド神戸球場では、決勝戦の熱闘の興奮がまだ残る中、閉会式が行われ、優勝の社高、準優勝の明石商業の両校選手がダイヤモンドを一周し、大会の最後を締めくくりました。 球場の外では、さっそく朝日新聞…

夏の庭のトンボ

26日(水)の午前、庭のメダカの大甕の近くで、生垣あたりを飛ぶトンボに気づきました。赤トンボぐらいの小さなトンボで、腹から尾の部分はだいだい色で、頭部は黄色が目立ち、複眼はくっついている、そんな特徴のあるトンボでした。何トンボか?よくわか…

御大神宮さんのお祭りー町内会で継承する伝統

25日(火)の午後7時。佐保神社境内の西に並ぶ小宮の一つ、御大神宮さんの前に、加東市社の田町筋の中田町(なかたまち)町内会の人が集まって、小さなお祭りが始まりました。 この御大神宮さんの祠は、かつて社の田町通りの真ん中あたりにあったのですが…

東条川疏水について講演ーうれしのふるさとたのしみ隊で

25日(火)、県立嬉野台生涯教育センターのうれしの学園生涯大学(県の地方高齢者大学)のサークル「うれしのふるさとたのしみ隊」の企画で「東条川疏水を学ぶ」と題した講演を行いました。 企画では、午前の講演に引き続き、午後は、鴨川ダムや曽根サイフ…

網戸のクマゼミ 真夏の朝

24日(月)の早朝、庭に面した窓のカーテンを開けると、目の前に大きなセミが。網戸に止まっていたクマゼミでした。セミの鳴きはじめの頃、アブラゼミが同じように止まっていたのを紹介しましたが、真夏の今朝はクマゼミでした。 網戸にでも止まってくれな…

EXPO70大阪万博の政府広報ー昭和45年3月8日付読売新聞

ここに1970年大阪万博の特集新聞があります。昭和45年3月8日付の万博ガイド特集です。1週間後に開幕する万博への期待感の高揚が伝わってきます。 その2面の下段に総理府広報室の宣伝が掲載されていました。見出しは「新しい世界をひらく」。アジア…

「加東の民俗芸能について」ーやしろ歴史民俗研究会の研修で

22日(土)、やしろ歴史民俗研究会の第2回研修会が社公民館で行われました。 今回は、播磨学研究所所長の小栗栖健治さんが「加東の民俗芸能」と題して、加東市の3つの民俗芸能、上鴨川住吉神社の神事舞、秋津百石踊、朝光寺の鬼追踊について講演されまし…

真夏の空に向かって セミの羽化のあと

夏休みが始まり、まさに真夏到来です。その強い日射しの下、庭では、クマゼミの鳴き声が木々のあちこちから飛び交っていました。 ふと見ると、トンボの指定席になっている竹の竿の先にセミの抜け殻がくっついていました。庭に出て、下から見上げると、竿の先…

梅雨明けの夜 涼風に揺れて羽化するセミたち

20日(木)の夜、涼しい風が吹く中、玄関の横の庭の生垣には、数匹のセミが羽化を始めていました。 先週に羽化したあと、しばらくは見かけませんでしたが、今夜はあちこちで羽化していました。葉の先端にしがみつき、風にゆれながら羽が伸びて乾いていく、…

1970年大阪万博のパンフーソ連館

友人が珍しいものを持って来てくれました。家の片付けをしていると、1970年の大阪万博のパンフレット類が出てきたということでした。 当時、私も友人も高校2年生でした。私は、会場近くの町に住んでいた従兄弟の家に泊めてもらって、何日か会場に通いま…

大甕のメダカー夏を迎え元気に泳いでいます

このブログで何度も紹介してきた大甕のメダカ。夏を迎え、オオカナダモも繁茂し、白い花が咲く甕の中を元気に成長し、泳いでいます。 エサを持って覗くと水面近くに寄ってきます。観光地の池の鯉のように。去年からの越冬組、今年生まれた小さい奴、十数匹が…

「海の日」の朝の社商店街-朝日に映える日の丸の小旗

17日(月)は「海の日」。明治9年、明治天皇が東北・北海道御巡幸から、灯台巡視船「明治丸」で横浜港へお帰りになった日を記念して制定された日です。海に囲まれた日本の、そして、こうした歴史に由来する日を国民の祝日として制定し、海の恩恵に感謝す…

飛べないクマゼミと、昼間に羽化するクマゼミ 生命の神秘

16日(日)の早朝、昨夜、門柱で羽化していた2匹のクマゼミのうち、片方の羽の先の部分が広がりきらずにいたセミが気になって、確かめると抜け殻だけが残っていました。よかった、あの羽でもちゃんと飛んでいったんだなとほっとしました。妻も心配してい…

梅雨明けを知らせるセミの羽化

1 15日(土)の夕方、青空が広がり、夏の夕暮れのような風が吹きました。ああ、これで梅雨明けかな、と感じさせる空気感に包まれました。 保育園に通う孫が来ていたので、セミが出てきていないかと玄関の生垣辺りを探していると、何と目の前の門柱に一匹…

駐車場を散歩するイソヒヨドリ

朝、隣の連合区の駐車場で地面をちょこちょこ歩いている鳥が目に飛び込んできました。 一瞬ハトかと思ったのですが、じいっと見ると、イソヒヨドリでした。私に気づいても飛び立とうとはせず、一定の距離を保ってちょこちょこと歩いていきます。 冬には、隣…

今日は初チーチーゼミ 梅雨明け間近

13日(木)の朝早く、カーテンを開けると、窓ガラスの外側の網戸にセミがくっついていました。そーっと離れてカメラを手にして、部屋の内側から撮りました。次に網戸を静かにゆっくり開けベランダに出て、セミの背中から写真を撮りました。いつからこの網…

初アブラゼミ

12日(火)の朝9時前のこと、庭に面した窓を閉めようとしたとき、網戸から何かがサアーと飛んでいきました。とっさに茶色だったのでアブラゼミだと思い、止まった柿の木の幹をカメラのズームで見てみました。 間違いなくアブラゼミでした。私が小さい頃は…

明治21年の小学習字帖

地域の方から提供のあった古い教科書の中に、明治時代の小学校の習字帖がありました。明治二十年発行 文部省検定済の教科用書と印刷されており、今から136年前のことになります。持ち主は、社尋常小学校に通っておられたので、実際に習字の時間の見本(教…

朝の道端にシオカラトンボ

少し前ですが、朝のウォーキングで、佐保神社から若宮さん、新池の堤を通って、大師殿のある持寶院へと出たところで、空き家の玄関の岩に静かに止まっているシオカラトンボを見つけました。 静かに近寄ってカメラを向け、シャッターを押しました。コシアキト…

ハグロトンボー静かな呼吸のように

梅雨の晴れ間の庭にハグロトンボがひらひらと飛んでいました。木陰を選んで、静かに静かに飛ぶハグロトンボを見ていると、いっそう静寂感が深まってきます。 細い胴体部分が緑色に光っているのでオスです。葉に止まると、呼吸するように4枚の翅を広げ、閉じ…

梅雨の晴れ間の庭にジャコウアゲハが

6日(木)は、梅雨の晴れ間で青空が広がり、強い日が差しました。庭のプラムの実を穫りに出ると、木の陰を縫うように黒いチョウチョがひらひらと飛んでいました。地面に近いところの葉に止まったところをカメラで撮りました。 全身が黒いのですが、尾が少し…

忠魂碑のカタツムリ

6日(木)の朝、ウォーキングで、加東市社の市街地南端にある明治館、元加東郡公会堂の前の広場の忠魂碑に行きました。いつも碑の前で英霊の御魂に感謝を捧げます。 ふと正面の碑を見上げると、石の表面に小さな点があるのに気づきました。よくみると、何と…

舞うアオサギ、大ケヤキの天辺で待つ幼鳥ー佐保神社の朝

朝のウォーキングの楽しみの一つは、鳥たちに出会うことです。佐保神社の参道、境内にはアオサギが営巣する大ケヤキがあります。周囲で一番高い所を好んで営巣するアオサギの習性から、見上げる天辺辺りに巣が集中しています。 時々親のアオサギが大きく翼を…

兵庫教育大学の学歌に歌われた三草山の雄姿-附属図書館から望む

兵庫教育大学の学歌に「並みよろふ 山の厳しさ 仰ぎ見る うれしの台に・・・」(一番)、「澄み透る 空の碧きを 望み見る 丘の真秀(まほ)らに・・・」(二番)という一節があります。 作詞は長谷川孝士先生です。開学当時、大学で国語教育を教えておられ、…

牧野富太郎展に行ってきました

3日(月)午後、加東市下久米の兵庫教育大学構内の附属図書館に行ってきました。コロナ禍の間、入館制限があったりして長らく来ていませんでした。あらためて入館証の更新をし、今、図書館内の教材文化資料展示室で開催中の企画展「牧野富太郎資料展」を鑑…

佐保神社参道の大けやき-梅雨の晴れ間に

朝のウォーキングで佐保神社に参拝します。今、本殿の解体修復工事が行われており、工事用の建屋ですっぽりと覆われています。フェンス越しに覗いてみると、向こう側が見えるまで工事が進んでいます。工事の間、神様は拝殿にお遷りになっています。 さて、拝…

アオサギの親子ー佐保神社大ケヤキの樹上の巣で

7月1日(土)の朝、雨が落ちてこないうちに歩こうと思い、市街地から南端の明治館へ。広場の忠魂碑に拝礼したあと、佐保神社へと向かいました。 参道の大ケヤキを見上げると、アオサギが巣に戻ってくるところでした。ギャギャと激しい鳴き声が聞こえてきま…

それは小さな白い蝶のように咲いていました

梅雨本番。大甕のメダカも元気に泳いでいます。いつの間にか、今年生まれた小さいのが一緒に泳いでいました。 大甕の水面に咲くオオカナダモの花はこれまでにも紹介してきましたが、今日ふと見ると、まるで水面に降り立った小さな白い蝶のように見えました。…