2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧
昭和45年(1970)、兵庫県立社高校で「郷土散歩」が行われました。このブログでその冊子の中の伝承を紹介しましたが、今日は同じ資料のもう一つの伝承「二つの面」を紹介します。 伝承は「フサ」の親孝行の話です。「フサ」とは考女ふさのことで、江戸…
29日(火)も朝は冷えましたが、昼間は春のまぶしい光が充満していました。 一瞬でしたが、ウグイスの姿も見ました。しかし、まだ、庭でその鳴き声は聞いていません。地面に動くものがあり、よく見るとツグミでした。私に気付いたのか、塀に飛び移り、塀を…
26日(土)、加東市新定の公民館で老人クラブの総会が行われたあと、東条川沿いに植えられている桜の開花を見ようと近づいたとき、枝や地面の草の中に鳥がいるのに気付きました。 さっそくカメラを向けてシャッターを押しました。背後の山の中からはウグイ…
加東市の北端、曽我地区の地名の由来について、『加東郡誌』(大正12年刊)は、曽我井(そがい)の略で、もとは清泉の意味から出た地名としています。地区に「塩坪」と呼ばれる場所があり、いわの間から湧く泉は古来、どんな日照りでも涸れたことがないと…
加東市の北端、曽我地区の八幡神社、阿弥陀堂のある一角の前の道路を車で通っていると、グラウンドのフェンスの向こうに石柱が立っているのが目に飛び込んできました。「あれっ?あんなものがあったかなあ」という感じで車を止め、バックしてもう一度見に行…
25日(金)、空気は冷たいが明るい春の日射しがまぶしい。 庭に出てみると、隣の駐車場の桜の木の枝に白いものがぽつりぽつりとついているのに気がつきました。あれっ、もう咲いたか!?と思い、近づいてみると、数輪の花が開いていました。テレビのニュー…
手元にガリ版刷りの薄い冊子があります。紙はざら半紙(と言っていたと思いますが)で、B4判を2つ折りにして10頁、地形図が綴じられています(写真左)。 これは昭和45年(1970)5月10日(日)に行われた郷土散歩の冊子です。私の名前が書き込…
3月16日のこのブログに庭の杏の蕾とヒヨドリを紹介しましたが、待った甲斐があり、満開となった杏の花の蜜を吸うヒヨドリの姿が見られました。 いつも庭に来ているあのヒヨドリがどうか判りませんが、早朝、枝を小さく揺らしながら、ヒヨドリが杏の花をつ…
21日に播磨町にある県立考古博物館に行ってきました。松帆銅鐸の特別展を見学したのですが、そのことは昨日紹介しました。 駐車場から池を渡って博物館に行きますが、池畔にはアオサギ、シラサギ、そして亀が日光浴を楽しんでいました。亀は一箇所に群れて…
21日(月)、よく晴れて澄み切った空気のなか、加東市社の百旗(ひゃくはた)墓地にあるわが家の墓に参りました。 百旗墓地は社地区の4つの墓地の一つで、この地名は源平合戦の一ノ谷合戦の前哨戦となった三草合戦で平家を急襲して破った源義経軍が逃げる…
3月20日(日)、加東市は満10歳の朝を迎えました。社町、滝野町、東条町が合併し加東市が誕生してちょうど10年目。やしろ国際学習塾LOCホールでは記念式典が挙行されました。(ブログ「百聞百見」をご参照下さい) この日の早朝、いつものようにウ…
19日(土)、雨上がりの夕方、庭に出てみると、アンズの薄い桃色の花が開いていました。上品な淡い桃色です。夕日が沈み、まだ残っている明るさの中で、まるで小さな灯りのように咲いていました。 カメラのシャッターを押しました。このアンズ、大玉の実が…
早朝は自然が主役の時間帯です。人間活動が始まる前の市街でも空や木々や池面などに鳥の姿をよく見かけます。このブログでもそうした姿を紹介していますが、今日はいつも独りで庭にやってくるヒヨドリ(と思われる)と佐保神社のアオサギの朝の姿を掲載しま…
17日(木)の朝、ウォーキングでメジロを見つけました。 いつもと逆の道順で、大師殿から新池を通って佐保神社へ出る道を歩いていると、咲き始めていたサクランボの木の枝に小鳥がたくさん止まっているのを見つけました。足を止めてじっと観察すると、目の…
佐保神社の参道や境内には樹齢数百年といわれる大けやきが生えています。冬の間は太い幹と枝、そして毛細血管のように伸びた小枝が見通せます。ケヤキは季節の変化をいち早く感じて芽吹き、葉を広げ、夏には緑陰を提供してくれます。そして、秋には一足先に…
15日(火)、昼間は春の陽射しで暖かい一日になりました。 昼に庭に出てみると、杏の花の蕾が膨らんで、桃色の蕾が枝一杯についています。毎年小学校の卒業式あたり、桜の花の少し前に満開になります。 部屋にいると、庭からピーという鳴き声が聞こえまし…
3月11日(金)、東日本大震災から5年目の日の朝、朝日が射すなか、愛犬さつき(柴、13歳)の散歩をしていると、わが家の庭にまた一羽のヒヨドリが来て、柿の枝に止まっていました。いつもひとりなので家内が心配しているヒヨドリです(と思うのですが…
13日(日)、ライオンズクラブとボーイスカウトの合同清掃奉仕活動で旧372号線に沿ってゴミ拾いをしました。 道路沿いの田圃の畦道には春が確実にやってきていました。つくし、れんげ、菜の花、たんぽぽ。普段は車で走っている道ですが、歩いているとち…
冬の間、葉を落として太い幹と枝ばかりになっていた佐保神社の大けやき。その高い枝の上にアオサギの巣が黒々と残っていました。そんな景色を毎朝見ていましたが、昨日の朝、2羽のアオサギが巣の上を飛び回ったり、巣にとまっている姿を見ました。 またアオ…
加東市社の山氏神社。朝のウォーキングで時々境内を横切って歩くことがあります。今朝も境内を歩いていると、登校する社高校生に出会いました。商店街から東へ抜けるには山氏神社の境内を抜けるのが近道なのです。 小さい頃からこの山氏神社を「やもりさん」…
10日(木)、平成27年度兵庫教育大学附属中学校卒業証書授与式に出席しました。第32回目の卒業式になります。 私は創立の昭和57年から平成15年まで附属中学校に勤務しました。現在は県会議員として式や行事などに出席することがある程度ですが、今…
毎朝ウォーキングで参拝している佐保神社。早朝の静かな境内を歩いていると、かつて、出征、凱旋、戦勝祈願などで多くの人が参拝した戦争の時代があったことに時々思いを馳せます。 社区の当時の軍事関係往復文書の中に、昭和13年(1938)の紀元節を前…
毎朝のウォーキングで、加東市社の市街地の南端にある明治館の広場の忠魂碑に立ち寄ります。市街地から直接広場に入ったり、環状線から下川を渡って、広場へ通じる石段を上ったりします。 階段は56段あります。昔は80段あったということですが、昔は佐保…
春到来。庭にはよく鳥がやってきます。外へ出るときもカメラをもって出かけます。神戸からの帰り、三木市と加東市の市境に近い桃坂辺りで畑を歩いている鳥が目に入りました。スマートな体型で長い黄色い足で畑から道路へと歩いていました。何という鳥なのか…
加東市河高の滝野総合運動公園の駐車場から東を望むと、眼下の加古川の向こうに播磨平野の丘陵地帯、そしてその向こうに六甲連山が望めます。 播磨高野で名高い五峰山光明寺の中腹の駐車場からの展望と並んで、この滝野運動公園からの眺望も絶景です。 この…
5日(土)、兵庫県立社高等学校体育科の設置50周年記念式典が社高校体育館で盛大に挙行されました。 社高校は3年前に創立100周年を迎えたばかりですが、この度は体育科が設置されてから50年という大きな節目を迎えたわけです。 体育科は、昭和40…
4日(金)、夕方、事務所で仕事をしていて、何気なくテレビをつけると、毎日放送の「ちちんぷいぷい」をやっていて、見たことのある風景が映し出されていました。 酒井藍ちゃんの「密着まるまる1日鯉のぼり製造」コーナーの時間で、加東市の東条地域の鯉の…
3日、朝から穏やかな春の日差しが庭に充満しています。もちろん、空気はまだ冷たいのですが、登校見守りから帰って庭の梅の木を見ると、なにやら動いているものが目に入ってきました。目を凝らしてみると、ひよどりでした。周囲をうかがいながら、梅の花を…
昭和12年(1937)7月7日、北京の盧溝橋附近で起きた射撃に端を発して日本軍と中国国民党軍が衝突し、北支事変へと拡大していきました。この事変に対して動員令が下され、郷土からも多くの兵士が出動していきました。 この歴史ブログでは地区の軍事関…
加東市黒谷の東条湖(鴨川ダムによってできた人造湖)に、今はもうありませんが、東条湖温泉旅館がありました。中学校に勤務していた頃、昭和時代の終わり頃だったか、体育祭のうちあげで、汗を流して湖の景色を眺めながら職員で食事をしたことを懐かしく思…