ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

豆腐の配給

昭和18年4月、豆腐の配給が始まる
 
 ここに昭和18年4月から19年3月までの社町社区の「購入券配給書類」第二号と表紙に書かれた書類綴じがあります。
 その中に豆腐の配給実施について、社町長から各区長に宛てた通知がありますのでみてみましょう。

昭和18年4月21日

一般家庭用豆腐配給ノ件

地方事務所ノ指示ニ依リ今後豆腐販売ニ対シ切符配給制ヲ実施スル事ニ相成候
就ハ販売所並ニ販売指定日時ニ購入スル様指示相成度
万一日時ニ購入セザル時ハ無効ニ付キ了知セシメラレ度
割当基本
社区一ケ月ニ一戸当リ約二個
各部落一ケ月ニ一戸当リ約一個
             
そして、四月分の豆腐配給割当表が書いてあり、大字名、戸数、割当数、購入店名が示されています。
例えば、
社、  戸数560、割当979、購入店社
山国、 戸数159、割当160、購入店山国
西垂水、戸数25、 割当25、 購入店家原
といったように。

 戦時中には統制経済のもと、さまざまなものが配給制になっていたことは知っていましたが、豆腐も一ヶ月に一、二個しか割当がなかったんですね。