
新年明けましておめでとうございます。
天気予報では雪が降るかもしれないということでしたが、初日もまぶしい、輝かしい平成21年の幕開けとなりました。今年が元旦の今朝の天気のように明るく見通しのよい年であってほしいと願いながら、朝から車を走らせていました。
ところで、加東市内には約100の地区がありますが、そのほとんどの地区の初総会(集会)が、この1月から2月はじめにかけて開催されます。そのトップをきって元旦の9時から行われる地区が福吉(ふくよし)地区です。なんとめでたく、幸福感のある名ではありませんか。加東市の新年は福吉から幕が開く。新年の挨拶のはじめがこの福吉であることは運がよい。各戸から参集され開会を待っておられる公民館の2階の広間に明るい初日が差し込んでいます。
この福吉という名前は江戸時代(元禄の頃)に村の人々が相談して縁起の良い名前をつけられたとものと聞いています。もとは違う名前だったそうですが、村に凶事が続いたことから村の名が災いしているということで相談となったようです。
「加東の新年は福吉から」。数年前までは3日に初総会が開かれていたということですが、1日の午前中の方が皆さんが集まりやすいということで元旦の初総会になったと伺いました。
写真は福吉の大歳神社です。一人の高齢のご婦人が参拝に来られたのでいろいろお話を聞かせていただきました。