ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

奉安殿の玉垣の石?


 加東市立社小学校の本館前の築山には学校の歴史を物語る石が庭石として配置されています。そのことについては、この歴史ブログで紹介してきましたが、今日はその築山の石に使われている石柱(写真)を紹介します。
 こうした石柱は記念碑などの周囲に石の玉垣として使われているのを見かけますが、社小学校という場所柄から、また、この位置から奉安殿の周囲に玉垣として使われていた石柱ではないかと想像してしまいます。奉安殿は昭和10年に建てられています。当時の写真をみると、周囲に石の玉垣がありますが、写真の石柱かどうかは分かりません。
 この築山には校門付近にあった令旨塔や紀元2600年記念の石碑などが庭石として配置されています。写真の石柱が奉安殿のものだったとしたらこの築山は社小学校の歴史を語る築山の値打ちをさらに高めますね。