ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和30年代初め-やぎのいる風景


 この写真は、昭和30年代の初めごろの母の実家(加東市松尾)の風景を撮ったものです。当時は農繁期には農家だった母の実家に帰っていたように思います。かすかな記憶の中にこのやぎのことを辿ることができます。写真を見るまではすっかり忘れていました。
 牛もいました。庭に繋がれた牛が尾を右や左にムチのように振りながら蠅をはらっていたことや時折り振り向いてその大きな目でにらみつけられたことを思い出します。家族一族総出で田植えや稲刈りをしていた昭和30年代の懐かしい記憶の一こまです。