
5月5日(月)、加東市天神の一之宮神社の再建300年を祝う行事が行われました。一之宮神社の歴史は古く、素盞鳴尊が地方を巡見の折りにこの地で休憩された跡を祀ったことに由来し、また、椅鹿寺の鎮守の社であったとも言われています。
さて、今から300年前の正徳4年(1714)に一之宮神社は再建されました。地元の方の話では、拝殿の擬宝珠に記されていたということです。
小雨が降っていたので、門から境内のようすを眺めていました。ふと天井を見上げると、「安永七年拾月再興」と書かれた札木がありました。その場で地元の方がスマホで西暦年を調べてみると1778年。アメリカ独立の少しあとの頃です。その門の左右に武将姿の神像が安置されていました。
稚児行列は氏子村の子供達が参加しました。小雨の中、華やかな衣裳の上に透明合羽をかぶり、お父さんやお母さん、おじいさんおばあさんら家族と一緒に天神の市街を歩きました。坂を上って一之宮神社に着くと、村每に記念撮影を行いました。寝てしまう子、泣く子、しっかりカメラを見つめる子、どんな姿も可愛く見えました。