ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

忠魂碑の松-枯れて伐採


    

               

 加東市社の市街地の南端にある明治館前にある忠魂碑の松が枯れて伐採されました。根元の太い幹の年輪を数えてみるとおよそ80年ぐらいありました。今年は佐保神社参道の大きな松も枯れて伐採されましたし、今回の18号台風で倒れた社公民館の赤松も伐採されました。かつて、社の市街地のある台地は松林におおわれていたとも伝えられています。市街地の北辺りには「老松町」という古い地名が残っているのもそれを表しています。

 昭和28年(1953)、講和独立して間もなく、忠魂碑の両脇に英霊の御尊名を刻んだ碑が建立された際、その記念の写真があります。そこにはまだ若い松の木が写っていました。その木が大木となり枝を伸ばしていたのですが、去年、剪定をしきれいに整えられ、忠魂碑もよく見えるようになっていました。しかし、残念ながら枯れてしまい、今回の伐採となりました。

 記念に昭和28年の写真と樹勢さかんな頃の写真、剪定後の写真、伐採後の写真を掲載します。松はなくなりましたが、その風景は心の中に残っています。