ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

佐久間良子さんと訪れた義士の寺-情報誌に掲載

 

 加東市文化振興財団が発行する文化情報誌の最新号(No.105)に、昨年12月1日に女優の佐久間良子さんが赤穂義士の寺で知られる加東市家原の観音寺を訪れた時のことが写真とともに掲載されています。
 佐久間さんは朗読劇「大石内蔵助の妻 りく」の公演のために加東市を訪れていたもので、浅野内匠頭長矩や大石内蔵助、主税父子、そして吉田忠左衛門はじめ義士の墓碑があることを知り、ぜひお参りしたいとの思いを持たれたとのことでした。
 この日、朝の早い時間に宿所からタクシーで観音寺に来られました。私が説明役になり、この地に義士の墓碑が建立された経緯などをお話ししました。佐久間さんは赤穂事件や浅野家、義士のことなどについてよくご存知で、縁のある地を訪れた時のことを話されました。
 佐久間さんは大石父子の墓碑に手を合わせながら、縁の深い加東の地での公演のことを思われていたのでしょうか。