
5日(木)の早朝、冷えた朝でした。日の出前に社の市街地の東の高台にある百旗墓地から市役所、社中央公園へのコースを歩きました。
この高台からは、南から西、北の方角180度の展望が大きく広がっています。これは社の市街地、嬉野台地が加古川の河岸段丘面にあり、東に向かって高くなっているからです。加古川の西側は青野ヶ原台地が広がり、ちょうど地平線のようになっています。小野市、加西市の山々がその向こうに低く、島のようにつらなって見えます。そして北を望むと、光明寺のある五峰山の山塊がどっしりと構え、その向こうには遙か多可の山々が連なっています。
この朝、その加古川の流れにそって白い雲が湧き、まるで海のように漂っていました。五峰山もその雲海に浮かぶ島のように見えました。嬉野台地の西端、社中央公園の金屋谷池の堤からその景色をしばらく眺めてしまいました。冬のよく冷えた朝の景色でした。