ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和31年1月の「廣報やしろ」八号より-社町消防団出初式のニュース

 

 昨日に続いて、昭和31年1月5日発行の「広報やしろ」八号より、社町消防団の初めての出初式のニュースを紹介します。
 写真は、当時の社町立社小学校(現加東市立社小学校)の本館東側と便所が写っています。運動場で式が行われ、社町発足(昭和30年4月)後初の出初式に千名余りの団員が出席したとあります。懐かしい小学校の校舎です。窓の開いている2階の教室は確か、6年生の教室だったように思います。
 見出しの「無数の銀龍中天にとどろく」とは、式後、第二会場の道池(三つ池※当時は埋め立て前で、現在の道池交差点辺り)の堤から一斉放水が行われ、その放水の景色を表現したものです。さぞ雄大な光景だったでしょうね。