ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

社中央公園ステラパークからの夕景-夕空と夕日と池の光

   

 10日(土)の午後6時過ぎから加東市社の社中央公園ステラパークに涼みに行きました。
 この公園は社の市街地の東にあり、加古川河岸段丘の高位段丘にあたる嬉野台地の一番西にあります。すぐ眼下に社の市街地、そしてさらに西には低位面にあたる平地が広がっており、公園の金屋谷池の堤、そしてステラパークの池側(西)からは、遙か遠くまで眺望の開けた絶好のビューポイントになっています。
 ここからの眺望の素晴らし一つは、空がとても広いということです。すでに日は西の地平線にあたる青野原台地に沈もうとしており、低い雲の縁は金色に輝いています。その上には、青い空がどこまでも続いており、高い空に筆でさっと描いたような絹雲がさらにその高さを感じさせてくれました。
 もう一つは、すぐ下の金屋谷池の水面に映し出される空の景色が天と地の雄大な景色を演出しており、その間に居る自分、人間の存在を実感させるポイントであることです。
 池の水が流れ出る口の水面が黄金色に光り、その光の筋が夕日につながるときがあり、荘厳な光景です。
 ステラパークには、女子高校生のグループ、親子連れ、円周を歩く老夫婦など、思い思いに夕涼みの一時を過ごす人々の姿がありました。