


8日(土)、事務所を閉じて外に出ると、東の空にぽっかりと月が浮かんでいました。旧暦9月13日の十三夜の月です。満月一歩手前の今宵の月です。
空気が澄んで、本当にきれいな月でした。西の空はまだ地平に近い辺りが明るさを残していましたが、上空の社のエッフェル塔の関電タワーや電線のシルエットがくっきりと浮かび出ています。
カメラの中の月を大きくしてみると、クレーターや黒い海が見えました。かつて小さい時、隣のお兄さんが作った望遠鏡で初めて月面を見た時のこと、そしてアメリカのアポロ11号が月面着陸した少年の頃の胸の高鳴りが蘇ってきました。今、人類は再び月面をめざして競っています。