ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

続:明治27年発行『髙等小學 國民習字帖 第三』いも類、キノコ類、そして海藻類の漢字


 先日に続いて、明治時代の高等小学校で使用されていた習字教科書から、字を拾ってみました。
 今日紹介するページには、見たこともない漢字が多く、分かったのは、牛蒡(ごぼう)、蒟蒻(こんにゃく)、紫蘇(しそ)、松茸(まつたけ)、椎茸(しいたけ)、木耳(きくらげ)、初茸(はつたけ)でした。それ以外の漢字は一つ一つ漢和辞典で調べてみました。
 蕃椒(ばんしょ)トウガラシ、蕃薯(ばんしょ)サツマイモ、慈姑(じこ)クワイ、蔯蒿(ちんこう)ヨモギ、甘蔗(かんしょ)サトウキビ、蔘(しん)チョウセンニンジン、紫蕨(しけつ)ゼンマイ、萵苣(ちしゃ)レタス、
款冬(かんとう)フキ。
 調べながら勉強になりました。この教科書は明治27年発行のもので、実際に地元の旧家のご先祖が使っておられたものです。こんな難しい字を書いていた、読んでいたのかなと疑問になるほど、難しいなと思いました。