ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

トイレットペーパー


 昨日は「愛国婦人会」のタスキを紹介しましたが、同じ入れ物に入っていたのが写真のトイレットペーパーです。驚きました。未使用のもので、仕様には次のように書かれています。一部が破損しており、読み取れる部分は次のとおりです。

機械漉塵紙類
  五號品
トイレットペーパー
 ×巻取 長尺 250巻  55匁

 三菱製紙株式会社高砂工場

 日本でトイレットペーパーがつくられるようになったのは大正時代だったようですが、写真のものはおそらく戦前の昭和10年代のものだと思います。今のものと比べれば紙は固そうでおしりが痛いかもしれません。