ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

早朝の観音寺境内-赤穂四十七義士の墓碑


 14日(金)は、加東市家原の観音寺では赤穂義士祭が行われます。13日の早朝、観音寺の境内にある義士の墓碑を訪れました。明日の義士祭では追善法要が営まれ、保育園、こども園の子供や多くの人が浅野の殿様、大石父子、義士の墓碑に線香を手向けます。境内は掃き清められていました。地元家原の皆さんが甘酒で接待をして下さいます。子供の頃からの楽しみでもありました。江戸からの早駕篭にちなんで行われる中学駅伝。昔は青年団の駅伝が行われていたと聞いています。半世紀前、社中学校の選手として出場し、まちの人たちの応援を受けながら走ったこともよく憶えています。
 境内に立つと、周囲の景色が変わっていました。東にも、道路を挟んだ北側にも新しい集合住宅が建っていました。周囲の景色は時代とともに変わっても義士の忠義と偲ぶ人々の心は変わりません。今年は残念ながら議会のために義士祭には出席できませんが、一日早く訪れました。