ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

足下の「伝の助」タイルー交流施設halkで


 加東市社のバスターミナルにある交流施設halk(ハルク)の道路沿いnある広場に、小さなタイルが埋め込まれています。タイルには、加東市のマスコットキャラクターである「加東伝の助」が描かれており、思わず、「こんなとこにもいたのか」と覗き込んでしまいました。
 伝の助くんは、加東市の特産物であり地場産業の釣針の製法を土佐で学んできた下久米村の庄屋の小寺彦兵衛さんが、それを自分だけのものににせず、村や地域の繁栄のために惜しみなく伝えたことが現在の全国1位のシェアを誇る釣針製造の地場産業に発展したことに因んで、「伝える」をイメージしたマスコットキャラクターです。加東市のよき文化伝統、自然や産業、人情などを伝えていこうという呼びかけでもあると思っています。
 頭はちょんまげ姿ですが、よくみると平仮名の「か」、すなわち加東市の「か」になっています。年齢は15歳ぐらいと聞いていますが、市内の各所に伝の助くんが居ます。halkの足下にも居たんですね。