ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

東条西小学校の二宮金次郎像


 25日、加東市立東条西小学校のオープンスクール(ファミリー参観)が行われました。親子歯磨き教室やAEDを使った救命講習なども行われ、子どもたちも暑さに負けず元気に学習する姿が見られました。
 ところで、校門のすぐ脇の庭の植え込みの中に二宮金次郎像があることに気づきました。何か違う感じを受けたのは、写真のように庭石の上にそっと立っていたからでしょう。ふつう、金治郎さんは台石の上に立っており、下から見上げるような位置関係だと思うのですが、この金治郎さんはうしろからそっとのぞき込めるような高さなのです。
 校長先生が、「ちゃんとこの本には字が書いてある」と教えて下さったのでのぞいてみると、確かに。金次郎は確かに薪をかついで歩きながら本を読み勉学に励んでいたのです。
 この像の由緒はわかりません。しかし、何とも言えない身近な感じを受ける二宮金次郎さんでした。